運がいい人だけ読んでください 2012.4.16

 最近、また本をよく読んでいます。ブックオフで30冊近く出したら840円。学生時代に買った文庫や新書も混じってるのでそんなもんか。だけど、これでまた部屋が広くなりました。その代わり、残した本はしっかり読もうと思っています。いい本は何度でも。それから今日も部屋の片づけ。日中に一人でマットの裏まで掃除機をかけてピカピカにしたつもりが、夜にはちびQがおもちゃを転がして、散らかった感じに。ここからどんどん部屋が汚くなっていくので、これからはできるだけ毎日10分でも20分でも部屋の片づけをして、きれいな状態を保ちたいと思います。

 で、今日はアマゾンから一冊来たのでさっそく読了。これがまた、最高に面白かった。今年一番じゃないかな。リチャード・ワイズマン博士の「運のいい人の法則」って本。あまりにも良かったので、サイドバーの「座右の書」に久々に加えました。そもそも私の大きな関心の一つに「開運」なるものがありました。今もあります。会社辞めた当初なんて、ほんと、どうやって生きてけばいいのかわからない。資格もスキルも人脈もなくて、完全にゼロからのスタート。そのとき、私がすがっていたのが「運」でした。今となっては私ほどの幸運はいないと思ってるのですが、当時は自分が運がいいのかどうかもわからない。多分いいような気もするけど、現状はパッとしないしな~、とにかく「運」さえ開けば生活もマシになるかな、くらいの感じでした。それからと言うもの、風水を始めとして、一応「開運」に良いと言われるものを中途半端に実践しました。でも、飽き性なので長くは続かない。滝行くらいかな、なんとか続いているのは。

b0002156_16414996.jpg だけど、いつの間にかその手の開運法ってまったく興味がなくなって、以前はかなり読んだ松永修岳さんの本なども見事にブックオフ行きでした。ちなみに右の写真は今いるとこから一番近くの書棚。これ以外にも大きな棚があるのですが、一応、手に取りやすい位置のがこれ。だからと言って、この中の本はすべてがおススメってわけでもないです。なんなく買ったり貰ったりした本で、まだ読んでないのとかもあります。あと、文庫や新書は別の書棚にあって、その中にはおススメもあります。今日読んだ「運のいい人の法則」なども文庫ですが、かなりおススメかな。開運の本は一冊もないし、バリバリのスピリチュアルは、、、元からないか。

 話戻しますが、昔はいろいろ開運法とか試したけど、今はほとんど興味ない。少なくとも開運と意識してやることはない。と言うのも、結局のところ運・不運なんてのは心の持ちようでしかないってことが分かったから。なので、「運のいい人・悪い人」は存在しますけど、「運」それ自体は存在しない。ま、「運」そのもの実在を信じて、せっせと開運に励んでいるのは、たいてい運の悪い人です。また皮肉っぽい話になりますが、そもそも自分で運がいいと信じていたら、開運なんてしませんしね。ベンツ持ってる人はコレクターでもなければベンツ欲しがりませんし、幸せな結婚生活送ってる人は、それ以上結婚したいと思わないですから。

 じゃあ、今回、なぜにこの本を買ってみたかと言うと、栢野さんのFBで「超常現象の科学」なる本が紹介されてあって、アマゾンに行くとこの本があってなんとなく面白そうだったから。そして今日来たので一気に読了。「超常現象」の方はまだ来ていません。このワイズマン博士って人は元々マジシャンだそうで、トリックに引っ掛かる客の心理に興味があって心理学で学位まで取った経歴。ですので、「運」を取り扱いながら、ふわふわした耳心地の良い話はまったくなく、言うなれば極めて左脳的。心理学者だけに、そのアプローチも統計調査がメイン。私のいた大学にも心理学科がありましたが、文系の心理学ってのは完全に社会調査です。なので私のやりたい心理学ってこんなんじゃないと言う人がいるけど、臨床やりたければ医学部に行くべき。それはともかく、もともと社会科学系の大学にいて、会社でも調査とかたくさんしたので、この手の本は私にとっては非常に読みやすい。万人が面白いかわかりませんが、ぶっちゃけ、この本一冊で「運」のことは完全にクリアになったし、さらに言うと、私の考えとも一致していました(なんて言うと恐れ多いですが)。その考えに科学的裏付けを頂いた感じで、ま、私的にも今後ネタにしたい一冊ですね。

 本書の要旨としては以下の引用で分かるでしょう。

 私はたくさんの実験を行い、数百人にインタビューをして、数えきれないほどのアンケートを集計した。そして、ついに、幸運の秘密を突き止めた。運は魔法の力でも、神様からの贈り物でもない。そうではなく、心の持ちようなのだ。どのように考え、どのように振る舞うかなのだ。私たちは「運のいい人」「運の悪い人」として生まれてくるのではない。幸運や不運の大半は、自分の考え方や行動によってつくりだすことできる。


 ブラボー、素晴らしい。ほんと、その通りです。以前、「オーラの泉」って番組で、元プロ野球選手の新庄さんに対しミワアキヒロが「ご褒美人生ね」とか言ったらしいですが、その話、知人から聞いてミワアキヒロが大っ嫌いになりました。なんでだろうね、この感情は。「ご褒美人生」なんてのがあるならば、その逆もあるわけでしょ。少なくとも産まれつきの優劣みたいなのがある。確かに生まれた国や地域、家庭も違えば、容姿も遺伝子も違う。私だってイケメンに産まれてたら人生違ってただろうな~と思ったことはある。と同時に、インドに産まれなくて良かったと思ったこともある。だけど、よくよく考えたら、私よりずっとイケメンでも、多分幸せを実感してない人はいるだろうし、インドに産まれて、それも低カーストに産まれたとしても、すごく幸せな人だっているでしょう。もちろん数や程度の問題はありますが、生まれつきの条件なんて、その後の人生にさほど大きな影響を及ぼさない。その点で言うと、今の私はまあまあ幸せだし満足しています。もちろんこれからもっとハッピーになるだろうって期待もある。

 ちょっと告白するけど、私にとっての人生の底は多分、中学1~2年の頃だった気がします。浪人時代は。いやいや、素晴らしい出会いもあって希望に燃えてましたよ。27歳ニート時代は。確かに辛いし将来の不安もあったけど、どっか「頑張ろう!」って気持ちはあった。だからニートから脱出できたんだろうけど、中学生の頃って、そんな気持ちにもならないんですよ。特に一学年上の先輩らが鬱陶しかったですね。兄貴がやたら勉強できたのもあって、その弟ってだけで因縁付けられるんです。最初の定期テストで、忘れもしない、私は学年で66番でした。一学年130人ほどだったからちょうど半分。私としては特に気になる順位でもなかったのですが、外歩いてたら先輩らに囲まれて「オマエ何番だった?」みたいに聞かれるんです。正直に言ったら「ば~か」ですよ。なんでそんなん言われなアカンねんと思いましたが、ま、他にもいろいろ言われましたよ。自尊心を傷つけられるようなことを。だからなるべく大人しくしとこうと思って、部活もさぼりがち。多分性格もかなり卑屈になってたんじゃないかな。同級生からはバカにされることがあまりなかったの幸いですが、あ、それでも「クラスで一番存在感のない男」なるレッテルは貼られてましたね。「存在感なさ過ぎて逆に存在感ある」なんて評価もありましたが、大人しくてたのは事実で。

 なんかまた話それそうなので戻りますが、あの当時は多分、めちゃくちゃ「運」のない奴だと思っていたでしょうし、それから先も、どちらかと言うと不運な星の下に産まれてんだな~と思うことの方が多かった。そんな私を変えたのは、何度も言いますが、斎藤一人さん「ツイてると言ったら運が良くなる」って話でしょう。2004年5月のこと。その話は今でもブログに残っていますが、ま、衝撃でしたね。今となっては当たり前のことですが、天地が引っくり返るような出来事でした。それからというもの、何があっても「ツイてる」しか言わなくなって、その数ヶ月後。月収600万円とかいう事業家の方と出会ってこう言われたんです。

「石田さん、人生なんて『考え方』だけで決まるんですよ」

 またまた、どっか~ん!ですよ。経済的には一般の人よりはるかに成功している人の言葉だけに説得力がありました。それが確か2005年の3月だったかな。その2~3日後に会社辞めるって言いましたからね、会社の上司に。とにかく「考え方」で人生が決まるのなら、それを実証してやろうと思ったのが、会社を辞める後押しになったのも事実。そして今に至ります。

 結局のところ、ワイズマン博士の本にしても、「運とは心の持ちよう」だと書いてあって、それに尽きるんです。かつて、経営の神様、松下幸之助氏は採用面接の際、「あなたは運がいいですか?」と聞いて、「いい」と答えた人を優先的に採用したって話が有名です。実際、松下語録の中にも、

「運がいいと思えば運がよくなる。悪いと思えば悪くなる。
運がいいとか悪いとか、本来そういうことはなく本人がどう思うかである。」


なる言葉があるように、「運」をとても大切にしながら、結局は「心の持ちよう」ってことになるんです。ワイズマン博士の本が面白かったのは、そのことを調査によって裏付けたこと。私自身、まだまだ「成功」と呼ぶには程遠いでしょうが、来年は今より確実によく、5年後はさらに良く、10年後はさらにさらに良くなってるとマジで思ってます。私のピークはおそらく死ぬ直前。とりあえず88歳まではブログ書きますので、それまで見ててくださいね。残念ながら、読者さんの半分近くはその頃には天国でしょうが、まだ産まれてないような人たちも、そんな私のブログを読むんだな~と思うとワクワクしますね。「このジジイ、おもしれ~!」とか思われて、そんで私が88歳で筆を置くとき、みんなして泣くんですよんよ。「ありやとやした~!!」とか言われながらね。

 で、この本の内容ですが、タイトルの通り「運のいい人の法則」を明らかにした上で、さらに「どうすれば運が良くなるか」ってワークまで紹介されてあります。どれもすごく納得、納得。では、その「法則」とはどんなものか。次の四つ。

法則1:チャンスを最大限に広げる
法則2:虫の知らせを聞き逃さない
法則3:幸運を期待する
法則4:不運を幸運に変える


 詳しくは本書。でもこの話はまたすると思います。興味深かったのは法則2の「虫の知らせを聞き逃さない」って項目。いわゆる「直観力」のような話なんですが、それを高めるためには「瞑想」がいいって話も。この法則は1と2、3と4がそれぞれセットのように思います。1と2のセットはつまり「チャンスに気づく力」、3と4のセットは「幸運に考える力」ってことでしょう。本書にはもっと細かいチェック項目があるのですが、私はほとんど当てはまっていました。

 じゃあ、「運」の法則を一言で表すとどうなるかってことですが、私はこうまとめます。

「運がいい人とは、自分で『運がいい』と思いこんでいる人である」

 先ほど言ったように、運が悪いから開運する。これはまったく無駄も無駄。確かに開運テクニックを実践したところで、にわかには運がいいと思えるようになるでしょう。だけどそんな人ってのは、例えば旅行の日に雨が降っただけで「やっぱりツイてない」と思いがちで、そうなるともっともっと開運が必要なんて流れちゃわないかな。つまり「開運」してもいいんだけど、するなら一つだけにした方がいい。こないだの「開運」が効果なかったから、別の開運法を、、、なんて探し続けている限り、その人は永遠に運が良くならないでしょう。

 気学とか方位学なんてのも、私はやったことないですが、どうなんでしょうね。例えば「今月は東北方面が凶」なんてあったとしましょうか。しかし今月はまさに東北方面に旅行する予定がある。キャンセルしたら余計なお金かかるし、一緒に行く人をガッカリさせてしまう。だけど行ったとしても「凶」なので心配で楽しめない。そもそも開運のために方位学やりながら、自分の選択肢を狭めてしまうだけ。私は今まで40各国近く行ってますし、国内もあちこち行きました。だけど、一度も方位を気にしたことないし、いろいろハプニングはありながらも、それさえも今となってはいい思い出。つまり、関係ないんです。

 もちろん、それはそれで好きな人はやればいい。だけど、私はそんな情報はいらん。以前、頼みもしないのに、勝手に私の姓名判断とかいろいろして鑑定結果をメールしてくる人いましたが、興味ありませんて。いいこと言われたとしても。結局は心の持ちようです。そんなこと言うと、「あなたは本当の恐ろしさを知らないんです」なんていう人もいるでしょう。知らなくて結構。むしろ知ってて得することあるかいって。転ばぬ先の杖?転んだっていいじゃんか、それもまたネタになるし。2005年にインド行ったとき、私は初日に暴漢にあって金取られましたけど、方位気にする人からすれば「それ見たことか」になるとこでしょう。だけど、そのおかげで話のネタも膨らんで、本も出版できたし、いいことづくめ。あの暴漢と悪徳旅行会社には感謝です、マジで。

 多少転んだところで、ただでは起きませんよ、私は。だって「運がいい」のですから、結局、いいこと起こるに決まってるんです。つまり自分で「運が悪い」と思っている人は、何やってもダメ。逆に「運がいい」と思っている人は、何やってもOK。幸運のOSなるものがあるとすれば、それは間違いなく自分自身で「運がいい」と思ってる度合いになるでしょうね。その意味じゃあ、「ツイてる」って言いまくっていたあの時期があったからこその今と言えるのかもしれません。

 結局、元に戻っちゃいますが、運がいい人とは自分で「運がいい」と思っている人のこと。もう一つそう思えないのであれば、「ツイてる」って言いまくればいい。単純すぎるって言うなら、本書からのワークを紹介します。

「私が運がいい。今日も幸運な一日が待っている」
「私はもっと運がよくなる」
「私は幸運にふさわしい人間だ。今日も何か運のいいことが起こるだろう」


というフレーズを毎朝口に出して言うこと。最低2~3週間。「ツイてる」だけでも相当な効果があったのだから、こんなハッキリしたフレーズを毎朝30秒ほど言うだけで、どんだけ効果があるのかワクワクします。時間も金もかからず「運」が良くなる方法。でも、今日の話読んじゃったら、「しかし、そのワークをするってことは、自分が不運だと認めてしまうことにならないですか? むしろワークは逆効果では?」なんていう人がいるかもしれない。「うるさい!」と一喝させて頂きます。時間も金もかかんないんだし、自分で運がいいと思おうが、悪いと思おうが、素直にやれって。何の損にもならないでしょうに。

 そんなわけで、運を良くするなんてめちゃくちゃ簡単だってことを再確認させてくれる一冊でした。この本、読めた私はめっちゃ運いいけど、このブログ記事を読めたのも、相当運がいい人の証拠ですからおめでとうございます!それではまた明日。ありがとうございました。

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Commented by ユユ子 at 2012-04-17 21:32 x
Qさん。本日もどうもありがとうございます。読んでて気持ちがいいです!
Commented by vcion at 2012-04-17 22:11 x
不運を幸運に変えるのは、私的には石田さんが前に書いていた「コレは何かあるぜ!」が最強です。
Commented by 肥後 at 2012-04-18 08:06 x
方法論より考え方?ってことですかね
方法論は(どうすれば)だと思うんですが
考え方って別の言葉で言うと意欲?熱意?
Commented by katamich at 2012-04-18 11:58
■ユユ子さん!
ありがとうございます!
Commented by katamich at 2012-04-18 11:58
■vcionさん!
そう、それ最強です!
Commented by katamich at 2012-04-18 11:59
■肥後さん!
考え方ってのは、普段の姿勢と言った方がいいかなあ。
by katamich | 2012-04-16 23:39 | ■読書・書評 | Comments(6)