お金が回ってくる仕事 2012.4.9
2012年 04月 09日
そんな感じで、毎日、こちらのブログに公式ブログにメルマガにフェイスブックにミクシィにと、怒涛のように文章をアップしているわけですが、よくいわれるのが、「いつ書いてるんですか?」ってこと。いや~、私も一日は24時間しかありませんから、その日のうちに書いています。もっとも、サラリーマンしてるよりも時間は余るので、その時間を活用しているわけではありますが、それ以外にも本読んだり子どもと遊んだりしているので、なんだかんだと時間は足りないですねえ。だけど、最低、「宇宙となかよし」だけは毎日書いて、「公式ブログ」もなるべく書くようにしています。要するに優先順位なんですね。何を隠そう、私の一番の優先順位は「宇宙となかよし」を書くことですから、書けて当たり前なのです。
だけど、実のところブログ書くことは私の「仕事」なんですよね。以前、阿部敏郎さんと飲んでるとき、「阿部さんって今、何の仕事メインなんですか?」と聞いたことがありました。当時はまだ本も出してなく、今よりもまだ活動は地味だったかもしれません。そのとき、「ブログ書くことだよ」と即答されて、すっごい感動したのを思い出しました。もちろんブログ書くことが、セミナーや講演、本の出版などに結びつくことはあっても、それはあくまで副次的なもの。別にセミナーの集客のためにブログ書いてるわけじゃありませんから。強いて言うなら、「仕事だから書く」ってことでしょうか。
ところで今、新入社員がフレッシュな気分で社内研修などを受けている時期なのでしょうが、新入社員が仕事する動機って何だと思いますか。一番が「やりがい」なんだそうです。「お金」と答えないだけ感心と思いきや、実は「やりがい」で仕事するってのは、サラリーマンとしては最低じゃないかと思っています。これは管理側に立てばよくわかります。もし志望動機 として「やりがいのある仕事だから」などと書かれてたら、そうとう危ういと思った方がいい。なぜなら仕事ってのは「やりがい」だけで成立するものじゃないから。つまり「やりがい」があると思って会社に入ったのに、やってみると思ったより「やりがいがない」なんてのが現実だから。
以前、私の知り合いに公務員試験を受けようとしている人がいましたが、その人の動機は「お金」でした。もちろんめちゃくちゃ稼げるわけじゃないですが、とりあえず生活する上での安定した収入はあります。受験勉強する際も、「この問題が金になる」と思いながらやってたそうで、その人は翌年、きちんと公務員になりました。もちろん今でも続けています。ですので、仕事する上で「お金」を目的にする方が、ある意味、まっとうだと感じるのです。
だけど、私はその上があると思っています。何のためにその仕事をするのか。やりがいでもなく、生活のためでもありません。それは「仕事だから」です。ある登山家は「そこに山があるから」と言ったそうですが(デマ説もあり)、「それが仕事だから仕事する」のが、最強の動機だと私は思っています。
ブログの話に戻りますが、私の仕事はブログを書くことだと思っています。もっと広げると「書くこと」です。セミナーなどでしゃべること以上に「書くこと」が私の仕事。ブログ書いてもお金にはなりません。だけど、不思議とブログを書いていると、お金が付いてきます。これはもちろん「ブログはお金になる」と言ってるのではありません。ようするに、自分で「仕事」と思って打ち込んでいると、それは巡り巡って「お金」になるものなんです。もう一つ、私の仕事に「滝行」があります。これも同様に「お金」にはなりません。だけど、私がもし滝行やってなかったら、今の生活はないような気がしています。
つまり自分で「仕事」と決めたことが仕事になる。阿部さんから仕事は「ブログ書くことだよ」と言われてから、私もブログ書くことを「仕事」って決めました。もちろん直接の収入源はいろいろありますが、これからもずっと同じ収入源にこだわることはないと思います。だけど「ブログ」だけはこれからもずっとやっていくでしょう。滝行も同様。できれば88歳までは続けたい。それさえやれば「我が生涯に一片の悔い無し」ですから。
てなわけで、自分自身、そうやって打ち込める「仕事」があるのは幸せだな~と思っています。そんな風に言うと、私は「仕事」に恵まれてませんが、どうすれば見つかりますか?などと疑問に思う人がいるかもしれない。答えは明確。「今一番打ち込んでいることが仕事」です。子育てに打ち込んでいたら、それが今の仕事。主婦業に打ち込んでいたら、それが今の仕事。だってそのおかげで旦那なりがお金稼いでこれるわけですから。その逆もあるにせよ。結局、世の中ってのは回り回ってるんです。自分が決めた「仕事」に打ち込んでさえいれば、そのエネルギーはどんどん循環して「お金」になって入ってくるもの。
てなこと言うと、またこんな質問も出てくるかな。例えば「自分はゲームに打ち込んでいるのですがお金が入ってきません」などと。これに対する答えは簡単。「打ち込み方が足りない!」です。私はこのブログを、一片の曇りなく書いています。毎日。だけどその人はゲームをするのに、晴れ渡った気分でやっているでしょうか。何か後ろめたさとか、そんなのないでしょうか。パチンコに打ち込んでいるなども同様。「打ち込む」ってのは気持ちが晴れているかどうか。気持ちの晴れてないことなど「仕事」とは言えません。私の知人にミュージシャンが何人もいるのですが、食えるミュージシャンとそうでないミュージシャンの違いは何かと言うと、私は心が晴れているかどうかだと感じています。
私の後輩に土井ってのがいまして、彼は今、日本で最も上手いジャズクラリネット奏者です。彼の中学時代から知っていますが、当時から彼の心は晴れてましたからね。高校卒業して音楽学校行ってしばらくは多分食えてないでしょ。そのときも何度かライブに行きましたが、演奏は完全に晴れていた。今はCDも出して、テレビなどでも音を聞くことができる。間違いなく食えてるでしょう。
じゃあ、この「晴れてる」ってのは、どうやって判断できるのか。そればかりは感覚としか言いようがない。ブログもそう。私のブログって、、、自分で言うのもなんですが「晴れてる」と思っています。阿部さんのブログも間違いなく晴れてる。別にアクセスが多いとか少ないじゃない。全然少ないブログでも晴れてるのがあれば、多くても曇ってるのがある。例えば昆虫料理のこのブログなど、毎日のアクセスがどのくらいかは知りませんが、完全に晴れ渡ってるでしょ。アクセスが多くても曇っているブログ、、、はあえて言いませんが。アメブロ系に多いですね。ミュージシャンだって、マイナーなうちでもその演奏が晴れてさえいれば、そのうち聞く人が増えてくるもの。ブログだって、アクセスが5人とかでも、晴れてさえいればそのうち増えるもんです。
そしてこの晴れてるかどうかは、まずは他人が判断することじゃない。自分の心は自分が一番よくわかる、はず。やってることに対して堂々と「晴れてる」と言えるかどうか。「おまえは晴れてない」と言われようが、自分で何に曇りもなく「晴れてる」と言えるのならそれは晴れてる。それが判断基準です。
つまりは、晴れてることやってたら間違いない。直接お金になろうがなるまいが、晴れてることやってたら、巡り巡ってくるもんです。でも、誰もかれもが晴れてることやってるとは限りない。だとすれば、今やってることを晴れにするしかない。そのためには、感謝して打ち込むこと。子育てが仕事なら、子どもがいること、旦那が稼いでくれることに感謝して、楽しく子育てすればいい。パートタイムの仕事もそう。実際の話、ブックオフの社長を代表としてパートから社長やマネージャーになるなんてのも珍しくない。ようはやってるパートの仕事が晴れてるかどうか。晴れてたらそれはそのうちもっと広い大空に飛び立てるもの。やりがいがあるからやる、じゃない。やりがいなくなったらやらんのかいって。それよりも仕事だからやる。そのスタンスが心を晴れにするために最も大切なこと。どうせなら晴れ渡った人生送りたいじゃないですか。
そんなとこで、今日も楽しくブログ書かせて頂きました。ありがとうございました。
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高校生からスケートボードだけを死ぬ気になってやってきました。何度も大怪我をして、普通に生活できなくなったところで今の仕事(HSTI骨格調整)に出会いました。スケボーが全てでした。スケボーが仕事だったんですね・・・今も続けています。これからは仕事という意識でやっていこうと思います!☆
まったくその通りと思います!
晴れ渡った気持ちで打ち込めば何事も仕事になる。
スケボーもまさに仕事だったからこそ、今のお仕事にもつながった。
いずれにせよ、晴れてるかどうかですね。
「仕事とは何か」を考える上で、参考になりました。
また、「晴れてる」という視点はすごく重要だと思いました。
Qさんのブログは本当に毎日読みたいと思える、数少ない貴重なブログです。
晴れの話もよくわかります
僕も日常でその事はホント実感します
晴れってのは、気象庁が雲の量が少ないことと定義してるようで、Qさんがおっしゃる晴れってのは、物事に取り組む時、不安、ネガティブな意識と言った雲が少ないってことなんでしょうね
ズバリその通りですね
ありがとうございます!
ありがとうございます!
仰るとおりです。晴れてる仕事を探すより、今してる仕事を晴れにする方が先ですもんね。
ありがとうございます~