でっかいでっかいでっかい 2012.3.28

 ここ数日、これからのビジネスセミナーに向けて、とある音声教材を流しっぱなしにしています。その教材とは、、、はい、加賀田晃先生のです。ある意味、私の原点と言えば原点。会社辞めた当時はスピリチュアル一辺倒でふわふわしたとろ、それじゃあ食えないことに徐々に直面するようになる。そんな時、突然、降って来たような加賀田晃DVD。雷に打たれたようにハマり込み、毎日、そのDVDを見ながらエクササイズ。するとその翌月から収入が入るようになって今に至ります。完全に脳の配線変わりましたもんね。そんな話すると加賀田先生の教材宣伝みたいになってしまいますが、もう一つの側面もしっかり書いときます。加賀田先生の教材で目覚めるのは全体の一割もいませんから。特に私のブログ見て物珍しさに手に入れても何の意味もないです。もう、切実にどうやって生きて行こうか悩んでいる人には起爆剤になる可能性はありますが、そうじゃなかったらあんまり意味ない。と同時に、見てもあまり響かなければ、さほど切実でもないって証拠ですから、それはそれでいいことですよね。気になる方は今ならユーチューブで見れますのでまずはご確認を。ほとんどの方がドン引きだと思いますが、実は私のビジネス系セミナーもちょっと近い感じかな。普段のセミナーや塾ではほとんど出しませんが。

 それからもう一つ、孫正義さんの講演を聞いていました。聞いたのは何度か目ですが、ほんと、すごい人ですね。正直、やっぱ、か・な・わ・な・い。あれだけの事業をするには、あれだけの人生があったのですね。生半可じゃないです。高校一年で司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで感動、開眼。実は私、、、ちょっとウザい先輩が「竜馬」を心酔してたことがあって、ちょっと竜馬を避けてる部分がありましたが、今はほんと、便利な時代ですね。アマゾンでちょちょっと開いて全巻をすぐに大人買いしてしまいました。実は最近ですね、何かと「竜馬を読め」ってメッセージが来るんですよ。そして一つカミングアウト。1月に講師オーディションの本選でしゃべったのですが、それに選考されるための10分プレゼンにて、知りもしないのに龍馬の話を挟んでしまい、それが選考者にウケた感じもありました。確かに世の経営者って龍馬好きな人多いですもんね。加賀田先生のセミナー・教材をプロデュースしている会社の社長も竜馬キチで、社長室に等身大のポスター貼ってましたし。

 そして今って「幕末」の雰囲気を感じると言う人もいます。近年日本では大きく二回の生まれ変わりがありました。一つが70年前の「終戦」です。そしてもう一つがさらに70年前の明治維新。時代は70年ごとに変遷すると言う人もいますが、それに倣うと確かに最近、やたらと「維新」なる言葉を聞きます。一番がやはり橋下徹。そして孫正義もそう。橋下のことをファシズム呼ばわりする人もいますが、細かい話はあれど、それくらいの吸引力を持つ人間は今の時代こそ求められるべきでしょう。実際、龍馬がいなくても明治維新は実現したって言う人もいますが、いずれにせよ「龍馬」は維新のシンボルであり、今の時代にこそ求められる人物像ではあると思います。その意味で、私が今さらながら「竜馬がゆく」を読もうと大人買いしたのは、やっぱりメッセージなのかなと思います。めっちゃ感動したりしてね。

 孫正義の話に戻りますが、彼は「竜馬」を読んで「野望」に開眼します。一度の人生、何かでっかいことをしなきゃ意味がない。先日、久高島で苗さんが「天命」の話をされましたが、孫さんもまさにここで天命に目覚めたのでしょうか。それからアメリカに短期で渡ります。彼は1957年生まれなのでちょうど私が生まれた頃に渡米した感じかな。当時の日本は高度経済成長まっただ中だったのが、オイルショックで初めて減速を見せた時期。でもまだまだ円も安くて、アメリカは夢の国だった時代。そこで生で見たアメリカにめちゃくちゃショックを受けてしまい、そこで人生初の「脱藩」をするわけです。つまり正式にアメリカに留学して学ぶ。それからの孫さんは凄まじい。寝る時以外はすべて勉強、勉強、勉強。ご飯を食べてる時も勉強。片手でフォークを持って、適当に刺さったものを食べるような生活。だけど一日5分だけ、ビジネスの時間を作ります。それは発明。一日5分の発明の時間に出たアイデアを大学教授に形にさせて、それを売りさばいて資金を作る。なんか発想が違いますよね。帰国後、そこでできた資金と借金によって福岡市雑餉隈で「ソフトバンク」を起業。私の近所でもあります。

 いろいろあって会社も軌道に乗るのですが、その折、急性肝炎で死を宣告される。結婚して子どもができたばかりなのに、かくも短い人生だった。絶望に臥してる時、もう一度、「竜馬」を読んで奮い立たせます。龍馬は30歳で死んだけど、歴史の名を残す偉業を果たした。自分も絶望している場合ではない。そこから奮起して病気も克服。それからもいろんなことがあって今に至るわけですね。通信業界へ参入してNTTと真っ向勝負。NTTが回線を独占しててフェアじゃない。総務省に怒鳴りこんで、NTTにフェアにしてくれと言わなければこの場で灯油をかぶると言って迫ります。ヤフーBBによるブロードバンド革命、そしてヴォーダフォンの買収。いろいろやってくれてるわけです。今後はどうかな。エネルギー業界に進出してくれたらすごく面白いところだけど。

 とにかくまあ、孫さんの話など聞いてると、自分がいかにちっぽけな人間かってのを思い知らされます。部屋でこじんまりとしてるのが恥ずかしい。自分も何かでっかいでっかいでっかい「志」を持って生きて行きたい。オレもまだ39歳。もう39歳。若い若い。だけど、そろそろ人生も折り返し地点なのかな。加賀田先生が現役営業マンから研修業に転身したのも39歳。孫正義の39歳と言えば、1996年か。ウィンドウズ95が発売されて、ちょうどIT革命が始まろうとした時期か。あの時、私は大学4年で、翌年から世界一周放浪の旅へ。旅もスタイルも変わろうとする時期。旅先でいろんな人と知り合うのですが、今後も友情を育てるために住所交換などします。今での当時の旅仲間とは交流があります。その住所交換の時、大学生が何やら見慣れない暗号を書いてくるのです。それが「メールアドレス」でした。ドメインはだいたいその大学のもの。その意味がわかるのは帰国してからでした。

 今は全世界にネットカフェがあるので、日本と通信するのも気軽にメールでできます。だけどあの時は、国外からハガキを送って、そして日本からは大使館気付で手紙を送ってもらうような感じ。私もパキスタンの大使館で一度手紙を受け取りましたが、すごく感激して、何度も何度も読み返したものです。その手紙は今でもあります。その意味で言うと、メールってのはちょっと味気ない気もしますが、だけどこれも時代です。おそらくこれから先、と言うか今もそうですが、海外のどこにいてもスマートフォンで瞬時に通信できる時代。昨年のインドではあえてしませんでしたが、次回のアイルランドでは普通に持って行って、旅先から毎日ブログを更新するつもり。ポメラDM10で原稿を書いて、アイフォンでアップ。ツイッターやフェイスブックでリアルタイムに写真などもアップ。「今、パブでギネス飲んでます」とか「妖精に会いました」とか、そんな報告をリアルタイムでする時代。世界とはなんと小さなものになったのでしょうか。おそらくこの先、そうですね10年以内には、高性能のリアルタイム翻訳アプリなど開発されて、どの国の人たちとも言葉の壁を突破したコミュニケーションできる時代が来るかもしれない。ドラえもんの「翻訳こんにゃく」も絵空事じゃなくなってるわけです。

 話がそれましたが、そんなものすごい時代に生きてるわけです。孫さんはアメリカに行って、手のひらサイズの小型マイクロチップを見て驚愕したとか。これはほんとにシャレにならないくらいものすごい時代がやってくる。そしてあの当時、携帯の時代が来ると予見していたそうです。日本の携帯がガラケー化しちゃいましたが、それに風穴を開けたのがまさにアイフォン(スマホ)です。ガラケーはメーカが頑張っていろんな機能を付けちゃってますが、スマホだと個人ユーザーが便利なアプリを勝手に開発して、ソフト自体がものすごく進化している。実際今、アプリ長者が世の中にたくさん出てきています。それこそ中学生レベルでも、ちょっとしたアイデアをアプリにして出せば瞬く間に大金持ち。100円のアプリを1万人がダウンロードすれば100万円。だけど世界規模になると一万人じゃすまない。100万人がダウンロードすれば1億円です。それもおそらくわずか1か月くらいでできちゃうもの。今の時代、資本がまったくなくても1億円くらいは作れる時代なのです。
 
 そんな時代をけん引したのが孫正義であり、ビル・ゲイツであり、スティーブ・ジョブズであり。正直、孫正義は坂本龍馬を超えてる気がするのですがいかがでしょう。ほんと、すごい時代だと思います。そんな時代に私ができることは何か。つまり私の「天命」とは何か。そんなことを改めて考えさせられる午後のひと時でした。この孫正義の講演音声は私の宝物の一つです。やっぱ、何かでっかいことやりたいじゃないですか。今はまだこじんまりとしていますが、まず自分のできることは一つはセミナー。商工会議所にまで幅が広がりましたが、そこからさらに飛躍していきたい。今、日本中の会社が元気なくなってると言われます。1月の講師オーディションで「特A」を付けてくれたセミナーエージェンシーさんは、そんな時代だからこそ、私のような講演・セミナーが必要だと言って頂けました。私ごときが何ができるかわかりませんが、一つでも多くの会社、そして一人でも多くの人を助けることができれば、私も生きている甲斐があるってもんです。

 さて、話は変わりますが、「Qさんと行く奇跡の愛蘭ツアー」のコミュ参加者も16名となりました。二日でこれなので今後もっと増えることでしょう。だけど、当然、全員が全員行くわけじゃないと思うので、最終的には行くべき人が行くことになる。今回も伊藤さんを始め、いろんな面白い人が参加しているのですが、個人的にとても楽しみなのが青森で歯科医をされているコーヤさん。私の札幌セミナーにも2度ほどご参加頂きました。最近地元有力メディアの執行部に就任されたそうで、震災などで冷えつつある地域を回復させる任務を任されているとか。コーヤさんは大のスコッチ通。中でもシングルモルトをこよなく愛する人。ちなみに昭和のプロレス好き。プロレスの話をふると落ち着いて話させろ、、、って感じになるくらい。昨年のセミナー懇親会で「アレン・ロドリゲス知ってますか?」とふると「???」と。ミル・マスカラスの本名ですが、私が知っててコーヤさんがすぐにわからなかったことにめちゃくちゃ悔しがっておられました。そのコーヤさんと、アイルランドの大地でブッシュミルズを飲むことを今、すごく楽しみにしています。もちろんそれだけじゃなくていいですが。そう言えばコーヤさんは永ちゃんのコピーバンドもされてたそうです。

 最近、ほんと、面白い人とたくさん出会うようになりました。これもすべてこのブログのおかげなんですが、これもまた何かの導きなのかな。これからも熱く、熱く、熱く、毎日を生きて行きたいと思います。ありがとうございました。

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by katamich | 2012-03-28 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)