不自然を受け入れる 2011.11.5

 近頃、ちびQが夜に「ねんね、ねんね」と言って呼びに来るので、私まで寝るのが早くなっています。ですが、朝は4時か5時には目が覚めるので、早寝早起きが最近はずっと続いています。これはこれでいいことかな。そして今日も5時に滝行に行き、とりあえず一週間の行は終わりました。今年は予定として11月23日から12月14日までの21日間の滝行をする予定です。これで年間100日の目標が達成。いまだに何が目的で達成したいのかわかりませんが、そうなってるってことで。

 ところで、今年から「アンパンマン」が私の生活にも入って来たのですが、ふと思いました。「ばいきんまんは、なんでアンパンマンを敵視してるのだろう?」、と。さっそくネットで調べてみたところ、原作者の見解を発見。それは「そういうことになってるから」、だそうな。

 この答えは深いです。この世の中には実は合理的に説明できることって、何一つありません。私はなぜご飯を食べるのか。生きるため。だけど、なぜ生きるのか、、、と聞かれると答えは出てきません。例えば、世の中のために生きると、と答えたところで、その世の中は何のために存在してるのか、と聞かれるとお手上げです。「アンパンマン」ってマンガはところどころに深いのですが、その世界観からしてすでに大きな疑問を投げかけます。

 それにしても、人はなぜ生きるのでしょうか。そもそも、人は100%死ぬことが決まってるのに、なぜに生まれて来るのでしょうか。宇宙に同調するため、などの答えもあると思いますが、ではなぜ宇宙は存在するのかになると、これまたお手上げです。どっかで「生きるとは死ぬことである」と書いたことあると思いますが、同じことを言う哲学者は古今東西たくさんいます。

 これは人間の一生レベルに限らず、人類レベルでもそう。最近、地球の人口が70億人を突破したそうですが、こんなに人口が増えたのはここ数年のこと。ある資料によると、次のような人口推移となってるそうです。

西暦元年:1億人
1000年:2億人
1500年:5億人
1900年:15億人
現在:70億人


 人口の著しい上昇が始まったのは産業革命以降だと言われています。それ以降、指数関数的に人口が伸び、もしこの勢いで伸びて行くなら、2100年には今の倍になろうかと言われています。そうなると、もはや地球は一つじゃ足りません。そこで人類が取るべき選択肢は二つ。地球外に居住地を作ること。そしてもう一つは人口を減らすことです。人類にとってより安易なのは後者。と言うか、このままいけば黙ってもそうなるでしょう。

 一番の理由は水と食料の不足。今も世界には水・食糧が不足している地域はたくさんあるのですが、今後はそれが先進国にも及んできます。となると、水・食糧の奪い合い、そして全面戦争になることは決してSF小説の話だけじゃありません。その結果、地球は放射能に包まれ、人類はほぼ滅亡状態となります。そこで新たな種が世界を制覇するのか、またはわずかに残った人類が、また新たに文明を築くのかはわかりませんが、それでも地球や宇宙から見たら小さなこと。だって地球は46億年の歴史があり、人類は誕生して10万年にしかありませんから。

 例えば10万年を1サイクルとして、わずか1億年の間にそのサイクルが1000回繰り返されることになるわけです。今、様々な環境破壊で「地球が危ない」とか騒がれてますが、危ないのは人類の方であり、地球はなんともありません。放射能に包まれようと、1000年もすれば元通りじゃないですかね。そう考えると「古代文明」があったと考えても不思議じゃない。古代文明は必ずしも私たち思ってるような文明じゃなく、それこそ概念にさえない文明を築いていたかもしれませんから。

 ところで私はどちらかと言うと、「宇宙人懐疑論者」の立場を取っています。厳密に言うと、宇宙人は存在するとしながら、私たちの概念を超えてるため、それを認識することはできないって立場です。いや、むしろ宇宙人はすぐ目の前にいるかもしれません。だけど、もし目の前にニュートリノが飛んできたところで、一般の人にはそれをキャッチする認識力がないので、存在しないと同じこと。宇宙人も同様。目の前にいるけど、概念にないから認識できない。

 では、私たちの概念にあるような宇宙人は存在するかと言うと、これは限りなくゼロに近いと考えています。と言うのも、この広大な宇宙において、私たち人間の「概念」などわずかなものだから。そのあまりにもわずかな「概念」という枠組みに、わざわざ宇宙人が入りこむ必要もなければ、その確率もほぼゼロでしょう。だけどもし、、、そのわずかな「概念」に入りこむ宇宙人がいるとすれば、、、こっからムー的な話になりますが、それは「古代地球人」じゃないかと考えるのです。

 つまり、今から数万、数億年前にも、地球は今と同じかそれ以上の文明がありました。しかし、今と同じように人口が爆発的に増え、地球という箱に収まりきらなくなります。そこで古代人類は、今懸念されてるのと同じように、人類全面戦争が起り、地球人はほぼ壊滅状態。だけど、ごく少数の選ばれた人のみ、宇宙船に乗って地球外に出て行き、例えばそれは彗星の内部に入り込んで宇宙空間を彷徨いながら、独自の進化を遂げていたのです。その結果、例えばグレイ型の宇宙人のような姿になることもあれば、タコのようになることもある。

 いずれにせよ、元々地球人だったのですから、私たちの「概念」に入っていてもおかしくないのです。宇宙を彷徨っている無数の彗星の中には、きっと私たちの祖先が住んでおり、時々は私たちを見に来てるのかもしれません。だからこそ、私たちは彗星を見つけると、やたらと騒いだりするのです。だって、私たちの祖先と交信するチャンスなわけで、懐かしい人に会うのに騒がない方がおかしいでしょ。

 ま、これはもちろん「おとぎ話」です。だけど、数万、数億年前に「古代文明」がなかったと証明することはできないし、さらにこの宇宙から見れば、地球の文明なんてちっぽけなもの。私たち地球人は、まだまだ、まだまだ、まだまだ知らないことだらけ。しかし、その「未知」を少しずつ「既知」にしていき、その一つが「科学」であり、その結果、人の命を「人工的」に伸ばすことにも成功。そして今年、ついに人口が70億人に到達したのです。

 そもそも地球にとって「自然」な姿とは何なのでしょうか? どれくらいの人口が地球にやさしいのでしょうか? いろんな説がありますが、文明のスタートを西暦元年におくとすれば、1億人が自然なのかもしれません。平均余命はおそらく30歳未満だと思いますが、乳幼児死亡率は考えられないくらい高かったでしょう。非常に不謹慎な言い方になりますが、そもそも乳幼児は誰もかれもが成人するとは限らず、むしろ成人するのは特別なことだったようです。日本の七五三の風習もその名残。三歳、五歳、七歳まで生きていることのお祝いがそう。

 その乳幼児死亡率を劇的に下げたのは、まさに医学の貢献です。昔は「たくさん産んで、何人かが成人する」ってのが普通でした。だけど、今は違います。イギリスの福祉の理念に「ゆりかごから墓場まで」なるスローガンがありますが、こんな考え方を生みだすことができたのは、ごくごく最近のこと。

 ですので、もしも「地球にやさしい人口」なるものがあれば、そこには乳幼児を犠牲にせねばならないことになります。また、これもまた非常に言いにくいことですが、人間が他の動物と決定的に違う点が一つあります。それは「閉経後の女性が何年も生きる」ということ。これは「おばあさん仮説」と呼ばれるもので、なぜに人間だけそうなるのか、最終的な結論はまだ出ていません。もし動物のようなあり方が「自然」だとすれば、「おばあさん」という存在は不自然となります。かつての「姥捨て山」もそのためのシステムの一つでした。しかし、そんなことを言うのは石原都知事くらいのもので、普通の人はならまず考ません。とりあえず、今のところ、おばあさんは子育てを手伝うために存在する、となっているそうですが、そう言ってしまえば孫のいない人はどうなるのか、なる倫理的な問題にも発展してしまいます。

 つまり、「人間」とはそもそも「不自然」な存在なのです。その不自然さを生みだしたのは、人間の高度に発達した「脳」の結論。もっと言えば、そのような「脳」を与えられた人間にとっては、いわゆる「不自然」こそが「自然」なのかもしれません。

 医療の発展で人間は簡単には死ななくなりました。先日、田中真澄先生の講演でも同じようなこと言ってたのですが、今の70歳、80歳の人たちが、しばしば冗談めいて言うそうです。「いや~、今の時代、病気になっても、医者がすぐに治しちゃうもんだから、なかなか死ねなくてね~」とか。これはつまり、老後は長いのだから、生涯現役で仕事するか、楽しみをしっかり見つけとかなきゃねって話に結びつくわけです。

 では、地球にやさしい人口を維持するために、乳幼児や高齢者が簡単に亡くなる状態ってどうでしょう。動物的にはこれが自然。だけど、人間としては、特に今の人類にとっては不自然極まりない。人間の「脳」は乳幼児と高齢者を生き永らえさせる。それが人間の特異性であり、文化であり、文明なのです。

 動物には「文化」はありません。人間にはあります。先ほどの「おばさん仮説」の答えも、その意味では簡単。おばあさんは人類の文化を継承・発展させるために存在するのですから。むかしから「お婆ちゃんの知恵袋」なる話がありますが、これはおばあさんの存在が「文化の継承・発展」に寄与してることを象徴した言葉です。一歩で文化・文明(科学)の発展と、地球の負荷とは、相関関係があるのも事実。もちろん今は、発展と負荷の均衡を取るように調整されてはいますが、それでも人口の増加はある程度は避けられません。

 となると、最初の話に戻りますが、全面戦争か宇宙に逃げるしかなくなります。では、それは「不自然」なことかと言うと、もしかしたらそれは人間の宿命になのかもしれません。つまり、人間として生きるとは、「不自然を受け入れる」ことに他ならず、とにかく行くところまで行くしかないのでしょうか。

 一億年後の地球はどうなっているか。少なくともiphoneなんてものはないでしょう。インターネットもないでしょう。高度に発達した何かがあるか、何もないか。また、あるとすれば一巡した文明の後かもしれません。ちなみにスティーブ・ジョブズは間違いなく、古代文明の情報を受け取っています。アインシュタインもそう。なんてことはともかく、一億年後の地球のことを考えてる人間なんて、科学者と宗教家と私(笑)くらいのもので、そんなことを言う人間は変人扱いされるだけ。それでも、宇宙はいずれ一億年後を刻むことになるのでしょう。

 ばいきんまんがアンパンマンを敵視する理由は「そうなってるから」であるのと同様、人間の文化・文明が発達し、いずれ人口が爆発するのも、避けられないことにように思います。すごく理不尽で不自然なことかもしれませんが、そうなってるものは仕方ないくらいで、もちろん開き直るわけじゃないですが、そうやって「不自然」を受け入れながら生きるのもまた、人間らしいんじゃないでしょうかね。心配してもなるようにしかなりませんから。でも、その「なるように」の流れの上で、精一杯に生きることだけが、私たちにできる唯一のことなのかもしれません。ありがとうございました。 

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Commented by 雅蔵 at 2011-11-06 16:45 x
いつも楽しく読ませていただいています。(メルマガも)

そうなんですよねー。
「なるようになる」んですよね。
傍から見たら、「そんな呑気なこと言ってる場合か」と言われそうな状況に(今)ありますが、結局そこに行き着くんです。
「人事尽くして天命を待つ」
です。
精一杯生きましょう。
Commented by katamich at 2011-11-06 22:20
■雅蔵さん!
そうですね!精一杯生きましょう!
by katamich | 2011-11-05 23:39 | ■精神世界 | Comments(2)