宇宙となかよし

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Qと申します。読んで頂いた皆さんが笑顔になり、ますますパワーアップできるようなブログを目指しています。

恐怖の3項目 2005.1.7

 今年初めての出張。某地域の合併協議会に出席しました。合併協議会というのは、今はやりの「市町村合併」を討議し、決議するための協議会のこと。複数の当該市町村の首長、議員、住民等から組織され、ここで合併後の新市(新町)のあり方を協議します。(市町村合併についてはここらがわかりやすいです)

 ご存知と思うのですが、現在、「平成の大合併」というのが全国的に進められており、平成17年3月まで法律(合併特例法)で定められた協議が進められます。合併するにはいろいろな手続きがあり、きちんとした計画を作り、きちんとした決め事をすれば、複数の市町村が合併し晴れて一つの「市(町)」になります。新しいまちづくりのためには、いろいろとお金もかかるので、国から特別にお金を借りることができます(合併特例債)。

 私の仕事は、そのための計画を作ることです。言わば市町村合併コーディネーターのようなことをやっています。

 わが社が関わっている当該地域の協議も今や大詰めで、3月に向かって切磋琢磨しています。合併ではもともと違う市町村が一つになるわけですからいろいろな決め事があります。例えば、住民が支払う保険料の額(率)とか、それぞれでやってきた事業のすり合わせとか、複数の項目があり、それらを一つ一つ協議会の合議の元、クリアしていくのです。

 しかし、それらの決め事の中にはいわゆる「恐怖の3項目(←私が今名づけました)」と呼ばれる協議事項があり、せっかくうまく行ってるのに、この3項目にぶち当たると、突然合併協議が解体してしまうことがよくあります。これまで、合併に失敗してきた地域のほとんどがこの3項目のために仲違いして白紙に戻ってしまうのです。

 その3項目とは、一つが「議員定数」の問題です。議員の数とは各市町村で決まっており、合併して一つになると、当然、議員の数も減らされます。減った分の議員は言わば失業してしまうのです。しかし、急に減るのはいろいろと不都合があるので、一定期間は在任特例と言って、議員がそのまま残る期間が「特例」として設けられています。協議会には各市町村の議員が中心に参加されていますので、自分の「食い扶持」を守るためにも、この問題は実にシビアになります。本来はそのまま数を減らした方が、その分議員に給料を払わなくて済むので財政の節減になって良いのです。しかし、「財政節減」という建前と「我がの食い扶持」という間に置かれ、侃侃諤諤の論議が展開されるのです。ある強気の議員は「特例なんて必要ない」と言えば、別の弱気の議員は「特例は必要」と言ってもめるのです。我々住民から見れば、議員がうじゃうじゃいるよりも少ない方がスッキリしてよいのですが、決めるのは当の議員です。何か矛盾してますが、議会制民主主義とはこんなものなのでしょうか。とにかく、我々の預かりらぬ議員の茶番劇で、合併が白紙になることが実に多いのです。

 二つ目は「新庁舎」の位置です。合併すると市役所は当然一つになりますので、元に自分がいた場所に市役所を置きたくなるのもわかります。これは一番人口の多い市に置かれたり、当該地域の中心部の市に置かれたり、比較的すんなり決まり安いのですが、時々、「ボクのところじゃなきゃイヤだ」と言って駄々をこね始めることがあり、決まらず解体してしまうことがあります。

 そして三つ目が、本日の協議会で最ももめた事項です。それは、「新市の名称」です。要するに自分たちが住んできた市(町)の名前がわかるのです。A、B、Cというそれぞれの市町村が合併して新たにDという名称になることもあれば、一番大きなAという名称になることもあります。一番大きくとも、Aがそのまま残るのはB、Cとしてはしゃくなので、苦肉の策で「ひらがな」とか「カタカナ」になったりもします。その典型が「さいたま市」ですよね。今回の平成の大合併によってひらがなとかカタカナの市が多いこと。また、時にはその地の「特産品」が新市の名前になったりすることもあります。私が住んでいる「福岡市」が「メンタイコ市」になるようなものです。

 今日の協議では、住民投票をはじめ、これまで何段階かに分けて新市の名称の検討をし、前回、この協議会で決選投票が行われました。そして、ある名前(仮にA)に決まったのですが、Aという名前に不服な別のところが異議を申し立てたのがもめ事の発端です。

 その論議を見ていると実に面白くも馬鹿馬鹿しかったです。確かに新市の名称は大切だと思いますが、だからといって住民サービスがどうなるという問題でもありません。決まってしまえばそれで決まりなのです。しかし、今日はある議員が「Aじゃヤダ!、Bにして!」と言うと、別に議員は「投票でAに決まったのにいまさら何よ!!」と言い、また別の議員が「だってAなんて、住民からどう思われるか心配なんだもん!!」と言い、次に別の議員が「もう、子どもみたいなこと言わないの!!」となだめます。

 誇張しているのでなく、本当にこんな議論が繰り広げられていたのです。(言うと支障あるかもしれませんが、「今年の年賀状にB頑張れ、ってたくさん書かれてあったもん」、「そんなのボクの年賀状だってAまであと一歩だね、って書いてあったもん」なんて議論が本当にされていたのです)

 結局、以上の3項目は決まらず次回に継続協議になってしまいました。あと2ヶ月しかないのに。

 なんだか今日のブログはお勉強のようなブログになってしまいましたね。でも、ここを見てくれる100人の人がみんな知ってることでもないので、たまにはいいですよね。



 あと、話変わりますが、昨日、今日とこんな出来事が。

 昨日の夜、こうやってブログを書いているとき、携帯がなったので取ると、私の友人が「私、コーチングの同好会作ったの。石田さんもぜひ参加して~」とお声がかかりました。コーチングスキルを向上させることが今年の目標にもあったので、実にグッドタイミングです。

 今日の夜、ある人から電話がかかってきました。それは「滝行」と検索して私のブログを見つけ、興味を持って先日メールを送ってきた方からです。その方は実は私の知り合いの元同僚だったりして。スピリチュアルなことに関心があるようで、日曜日にお会いすることになりました。

 そのあと、私の方からある人に電話をかけました。8年前にハンガリーで知り合った方にです。私よりいくつか年上の女性なんですが、年賀状に「ブログを読んでてシンクロする部分が実に多い」と書かれてあったので私も興味を持って電話したのでした。8年前にブダペストのとある安宿で4~5日顔を合わせていただけなのですが、なぜか毎年年賀状が続いています。そしてお話をしたのはそれ以来です。とっても喜んでもらえて一時間くらい話しちゃいました。

 いや~、今年になってまだ一週間しか経っていないのに、すでにいろんな事が起こっています。つくづく今年もすげ~年になりそうです。

読むの大変だったけど、ちょっと勉強になったという方はクリック。

(疲れたら甘いものでもお食べになって)

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by katamich | 2005-01-07 23:17 | ■まちづくり
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