宇宙となかよし

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奇跡のインドツアー最終日~走る、そして帰国~ 2011.9.25

~代表して他のメンバーのブログはこちらから(山部香澄さんのブログより)~

 本日、午前9時前に成田に到着。8日間の「インドツアー(ラダックツアー)」より帰国いたしました。ほんとにいろんなことがあった8日間でした。今年の1月より企画を開始。今回お世話になったHidden Himalayaさんにお見積りをお願いしたのが1月18日でした。あれからちょうど9か月。16名ものメンバーで本当に行ってしまいました。

 本当ならば一つの旅行会社に一括丸投げして企画を組んで頂いたら簡単なんですが、そうなるとどうしても「想い」が入らないし、おまけに費用も高くなる。そう、私は何よりも「想い」を込めた旅をしたい。それが旅のスタートでした。そして結果的に最も安い国際線(成田-デリー:H〇S)、国内線(デリー-レー:アショ〇ツアーズ)、デリーでの滞在(シ〇タトラベル)、そしてラダックでの滞在をHidden Himalayaさんに、それぞれ発注するなど、団体旅行としてはあるまじき暴挙に。さらにデリー及びラダックの滞在については、クレーマー気質満載の注文。さぞうるさい客だと思われたことでしょう。

 特にラダックでのHidden Himalayaさんに対しては、自分で言うのもなんですが、アクティビティやホテルにまで細かい注文を付けまくり、並の旅行会社ならば「どっか行け!」と言われてもおかしくないような内容。にもかかわらず、柔軟に対応して頂き、そして今回の旅が実現しました。

 ラダックでお世話になった「ラダックの小さな旅行代理店~Hidden Himalaya~」の上甲紗智(じょうこうさち)さん、ご主人のヤンペルさん、そしてご子息の創ちゃん(ナムカちゃん)については、これから追々ご紹介させて頂きたいと思いますが、本当にめちゃくちゃよくして頂けました。この方々のアテンドがなければ、まずこの旅は実現しなかったでしょう。

 最初、Hidden Himalayaの上甲紗智さん(以後、サチさんと言います)とのやりとりでは、オーソドックスなゴンパ(寺)巡りが中心だったのですが、正直、よっぽどお寺に興味がない限り、たくさん見せられても飽きてしまうことは想像できました。ですので、サチさんからの提案も頂き、瞑想、勤行、乗馬、祈祷師などの体験をスケジュールに入れ、さらに中国国境に近いパンゴン湖への訪問と民泊まで組み込んで頂きました。その途中には標高5,360mの峠を越える必要があり、高山病のリスクもより高まる工程となります。

 結果的には、残念ながら一名の参加者が体調を崩しストップがかかったものの、他の15名は身体の限界に近づきながらもパンゴン・ツォ(パンゴン湖)を訪れることができました。これが標高5,360メートルのチャン・ラ(チャン峠)に立つ私です。
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 そしてこちらが今回の旅のハイライトとも言えるパンゴン・ツォです。ここでも標高は4,300m。民泊も同じくらいの標高。
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 それ以外にもたくさんの感動を頂くことができたのですが、一つ一つの工程については9月17日のブログからさかのぼってアップさせて頂きたいと思います。正直、場所が場所ですし、16名もいるのだから、もっとトラブルが起ることも予想していましたが、道中、本当にトラブルらしいトラブルもなく無事に旅を楽しむことができたのは、ひとえにサチさんとヤンペルさんの的確な判断とケアがあってのこと。さらにメンバーの中には西洋及び東洋医学の専門の方もおり、適宜、薬を頂くなどして、驚くばかりに無事に進めることができました。

 そのように、大きなトラブル(事故)はなかったものの、全工程中、トラブルゼロとは必ずしも言えませんでした。そしてそのトラブルの原因のほとんどはグループリーダーである私の責任に寄るものでした。反省の意味も込めて、忘れないうちに書きたいと思います。

 一つはメンバー最年少者である瞬君のパンゴン・ツォ脱落事件。パンゴン・ツォに発つ当日の朝、瞬君は熱が38度5分ありました。それでも瞬君は「行く!」と言います。私はその気持ちを尊重したいと思い、サチさんもそうだったと思います。しかりガイド経験豊富なヤンペルさんは、瞬君の表情を見た瞬間、「ストップ」と判断。それに反することはできませんでした。

 ただ、この件に関しては「ネタ」とも言えるのですが、実は前日のラマユルでの宿泊で同室になったのが私でした。夜の遅くまで語りに付き合わせ(しかもとんでもない話で)、さらに翌朝3時の瞑想にも半ば強制参加。もしも私がもっと彼に対するケアができていればパンゴン・ツォにも行けたのでは、、、と思うのですが、そう言っても仕方ないこともわかります。でも瞬君的には「オイシイネタ」として受け入れているようで、私も少しは救われました。

 二つ目のトラブルは祈祷師訪問。いや、これはトラブルとは言えないかも。予想だにしない光景が繰り広げられ、ある意味、犠牲になったメンバーもいたのでトラブルとも言えなくはない。だけどこれは「文化体験」の一つであり、貴重な現場に居合わせたことは、後々に、いや、今でも完全な「ネタ」となっているわけで、それはそれでよかったとも思います。詳しくはその日のブログに書きたいと思います。

 そして三つ目のトラブルはトラブルでした。ラダックに別れを告げ、デリーの空港でのこと。集団行動ですので点呼は絶対です。飛行機を出てバゲッジを受け取って点呼を取ったのですが、なぜかその時だけ、一名の男性がいないことに気づかず出発してしまったのです。ゲートを出てホテルまでの車を待っている時、ようやく気が付きました。

 これはマズイと思い、車にも待って頂き、はぐれたメンバーを探しに走ります。本当であれば、一度空港を出てしまえば入れないのだけど、ゲートの係員とちょっともめながらも当然意識で突破。全速力で走り、バゲッジのベルトコンベア付近で佇んでいるメンバーを発見した時、ホッとしたと同時に、正直、ちょっとした苛立ちを感じたのも事実。その時、とっさに本人を責めるような発言をしてしまったのですが、原因は点呼を完璧に取らなかった私にあることは明白。すぐにその発言を取り消したものの、ちょっとした後味の悪さをお互い抱いてしまったのは否定できない。メンバーにも迷惑をかけてしまった。

 そして四つ目のトラブルは最後の最後でのこと。デリーのホテルから空港に入る時、メンバーの一人が航空券の代わりとなるEチケットを紛失したことが発覚。そんなことも起りえるだろうと、私は余分にチケットをコピーしていたつもりだったのですが、私のスーツケースの中にそれがなかったのです。他のチケットはあったのに、そのチケットだけなかった。メンバーに不安な表情が走るのですが、私もただ走るしかありません。

 一度空港に入ってしまえば、今度は逆に出ることもできません。メンバーを一人外に残して、エアインディアのカウンターにメンバーのEチケット紛失のことを告げます。するとインドらしい「あっち行け、こっち行け」のたらい回しが始まり、ようやくチケット再発行のカウンターにたどり着くも本人のパスポートが必要。再び全速力でパスポートをもらいに行き、その間も係員からは外に出るなと言われたり、走るなと注意されたりもして、ようやくEチケットをゲットして事なきを得ました。

 でも、あれもまた私の責任が大。余分なEチケットをなぜにプリントしてなかったのか。そのことを確認してなかったのか。実はラダックに入る時、他のメンバーのEチケットがなく、その時は私のコピーで普通に入れたのですが、最後の最後にトラブル。なぜそのEチケットをプリントしてなかったのか自分でも不思議です。でも不注意は不注意。

 結果的にはこうやって全員無事に帰国できたのですから、反省材料であると同時に「ネタ」として片づけることもできました。いろいろあったけど結果よければすべてよし。これらのトラブルによって旅そのものの素晴らしさが損なわれることは決してない。だけど、自分の不注意については素直に認める必要はあると思ってます。

 しかし、、、こうやって今、冷静に振り返ってみると、あの時、私ができることは「走る」ことだけだった。不注意を責めるだけでは何の解決もない。重要なのはトラブルを「解決」すること。そのためのベストな方法は確かにあったかもしれない。だけど、即座にそれがわからないのであれば、とにかく「走る」ことしか私にできることはない。その結果、私は物理的に走った。全速力した。そしてそれは結果としてよかったと思っています。

 自分の不注意を棚に上げてキレイゴトに済ますつもりはありませんが、その「走る」きっかけを頂いたこと(自ら招いたことであっても)、そして実際に走った経験は、これからの私の生き方にも大きな出来事であったと振り返っています。今後、実際の人生において、様々なトラブルに見舞われることはある種の必然だと思いますが、その時もやっぱり「走る」を忘れずに全力で対処したいと思っています。今回のトラブルに何かの教訓を得るのであれば、それは一言で「走る」ってことだと思っています。

 そんなわけで、これからボチボチと言わず、全速力で17日からのブログをアップしていきたいと思います。同時にもちろん毎日のブログも更新していきます。とにかくこの8日間の旅で膨大な「情報」をインプットしているので、それを今度は言語によるアウトプットをしていきたいと思います。とにかくものすごい「気づき」の満載の旅であり、生涯最高の旅となりました。

 久々のブログ更新となりましたが、これからもまた毎日、ウザいくらいの文章を書いて行きたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 

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by katamich | 2011-09-25 23:39 | ■インド
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