確かさ 2011.5.19

 昨日の話の続きの前にご連絡。週末に予定されていた「超意識ワークス2日間セミナー(大阪)」ですが、6月18日・19日に延期となりました。理由はこちらです。どうぞよろしくお願いいたします。

 で、さっそくなんですが、ホーキング博士の「天国も死後の世界もない」って話の続きです。昨日は思わぬ脱線から「桃太郎」の話になっちゃいましたが、今日はできるだけ脱線せずに着地したいと思います。とにかく精神世界にとって「死後の世界」ってのは、その生命線のようなもの。「死後の世界」を否定されては、精神世界業界で失業者が増加するでしょうから。

 浄土真宗なんかでも、ちゃんと念仏唱えてたら、阿弥陀様が天国に連れてってくれるから、、、って言って信者を広げていったわけです。その意味では「なむあみだぶつ」も「ありがとう」もマントラとして似たようなもんかな。だけど「なむあみだぶつ」は死後の救済思想であるのに対し、小林正観的「ありがとう」はバリバリの現世利得ですけどね。それはともかく、世の中の宗教なり精神世界ってのは、必ずと言ってもいいほど「死後の世界」が出てくるわけです。「あの世」の論理と言ってもいいでしょうが。

 そもそも原始宗教、つまりバラモン・ヒンズー教も「あの世」の論理で構成されていて、まさに「あの世(又は来世)」で救われるために、今生があるととらえるわけです。ですが、それを否定する人が2500年前に現れます。それがお釈迦様。そこで言ってるのは、魂(アートマン)だの輪廻だの言ってないで、今をしっかり生きようぜ!ってこと。その500年後に中東でキリストって人が現れて、そこで言ってるのも、今生でしっかり生きようぜ!ってこと。

 ですので、2500年~2000年前に出てきた仏教・キリスト教の論理がまさに「この世」の論理であり、宗教上のパラダイム転換がそこにあるわけですね。つまり現世に生きる喜び。だけど実体としては、「この世」と「あの世」が入り混じったりして、「この世」の論理を説くのに、神(あの世)とつながった人(神父や僧侶)を登場させる必要があったわけです。

 ですが14世紀頃、グーテンベルクの印刷技術の発明によって、「あの世」の伝達者を介さずともキリストの声を聞くことができるようになった。つまり「聖書」の印刷によって。それが宗教改革につながり、ピューリタリズム(プロテスタンティズム)が勃興し、さらに資本主義の発展へと受け継がれるようになったわけです。それになぞらえるのが、小乗仏教から大乗仏教への流れ。

 その結果、どうなったかと言うと、「あの世」は「あの世」としてあるんだけど、「あの世」で救済されるために「この世」でしっかり働けって話になるんです。詳しくはマックス・ヴェーバーの「プロ倫」より。で、しっかり働くことは、つまり富の蓄積で評価されるわけで、それが科学技術への発展につながって、さらに脳の欲求を刺激しまくることで、どんどん余剰を生みだすことになったのです。余剰を生むために余計な電力を発生させる必要があって、それが原発ってやつ。原発を見ていると、資本主義の象徴であり、なれの果てを感じさせる。不謹慎な言い方かもしれないけど、今回の福島原発ショックは行きすぎた資本主義への警鐘のように思えてならない。

 でも、行きすぎた資本主義の裏には、それに取り残される人も出てくるし、そもそも資本主義にどっぷりつかっている人でも、欲望は刺激されながらも、どこか空虚感がぬぐえない。そこで思い出されるのが、「あの世」の論理。人間ってのは、やっぱりどこかで「あの世」に救いを求めることろがあって、それは仏教以前の原始宗教の時代からそう。おそらく人間が前頭前野を発達させるようになったから「あの世」って出てきたんだと思います。

 前頭前野の発達は思考を生み、思考は「幻想」を生みだす。そしてその「幻想」こそが「あの世」を膨らますわけです。いずれにしても人間の発展史において「あの世」の論理は切っても切り離せないわけ。つまり人間ってのはそもそも「死後の世界」を生みだすようにできてるんです。そこに食いついたのが「宗教」という名の精神組織。実際、実在するかどうかはわからないけど、とりあえず「方便」としてでも語っておいた方が救われる人がいるので、そのようにしてきた。

 だけどいつの間にか「死後の世界」は存在するって話になって、そのことを疑わない人がほとんどになってるのが現状。ホーキング博士が「死後の世界などない」と一言発するだけで、こんなに世界的なニュースになるのだから、やっぱり「あの世」の論理ってのは、それほど私たち人間の生活に根付いてきたんだな、、、と思うのです。

 そしてそれは「集合的無意識」となっ「潜在意識」へと強くプログラミングしてきた。だから、例えば「臨死体験」などする人が、死の直前に脳内から大量のドーパミンを分泌させて「視床」を破壊することで、「無意識(潜在意識)」の情報が一気に前頭葉へと送り込まれる。そこに「集合的無意識」としての「三途の川」とかが見えるのは、ある意味、当然かもしれませんね。だけど、昨日も書いたように、「三途の川」なんてものは実在しません。ガンジス川経由の日本人における「集合的無意識」に名前がついただけのものですから。

 実際、見えたから実在する、、、と言う人がいるのだけど、人間にとっての「見えた」などの感覚は真っ先に否定されるもの。近代を作ったデカルトだって否定したわけですし。美人に見えたので付き合ったけど、段々といらつくとこが目立つようにあって、そのうち美人にも見えなくなる。男の場合もしかり。美人なんて幻想。そう言われればしっくり来ると思うけど、「三途の川が見えたから実在する」ってのはそもそも変じゃないかと。

 ようするに2500年前に戻るんです。色即是空。この世はすべて「幻想」なんです。バラモン・ヒンズーが「あの世」の論理を利かせてきたけど、それも幻想。この世も幻想。じゃあ、何でもかんでも幻想かって言うと、そうでないものもある。それがまさに、今ここ。

 最近では例えばバグワン・シュリ・ラジニーシ(オショウ)、エックハルト・トール、そして阿部敏郎とかが言ってるじゃないですか。「いまここ」だって。NLP的には「4Te」って言うんですけどね。真実の世界には時間も空間もない。過去も未来もない。あるのは常に「いまここ」だけ。「いまここ」以外はすべて「幻想」です。あの世もこの世もすべて幻想。ですが、私たち人間はそのほとんどを「幻想」の中で生きてる。それは人間である以上、仕方ないんだけど、だけど時々は思い出して欲しい。「いまここ」を。

 ただ、もっと正確に言うと、私たちが「いまここ」と言った瞬間にすでに「いまここ」に生きていません。言うどころか思った、認識した時点ですでに「いまここ」じゃありません。人間は対象とその認識との間に、どんなに速くてもゼロコンマ何秒のギャップが生じるわけで、認識した瞬間にすでに「いまここ」から離れているわけです。

 その意味で言うと、「いまここ」とはどこまで行っても観念に過ぎず、それを永遠に「認識」することは不可能。だけど唯一のリアルな世界。存在するけど認識はできない世界。だけど、、、その「確かさ」を知ることはできる。私たちが目指すのは、「いまここ」の「確かさ」を知ることが限界かもしれないけど、その「確かさ」を自分と言う存在そのものが「無限」であることにも気がつく。リアルな実在。一切の幻想から解き放たれた喜びの世界。

わ~お~

 では、その「確かさ」に触れるためにはどうすればいいのか。ホーキング博士がいみじくも言ってます。

「自らの行動の価値を最大化するため努力すべき」

と。つまり、私たちの行動の一つ一つが最大の価値を放つよう、最高に生きればいいんです。昔、どっかの宗教団体が「最高ですか~!」って言ってたので、何となく言いにくいですが、あえて言うとまさに、

最高です!!!

の瞬間を感じていればいい。もう、どうしようもない喜びでしょ。今、こうやって生きてる。歩いてる。これは敬老精神の欠如した不謹慎な画像↓
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 それはともかく、今、まさに生きていることそのものに喜びを感じている。それがまさに「いまここ」の確かさに触れること。たった今、「生きてる。歩いてる。」の画像見て、「ブッ!」って吹きだした人いるでしょ。それがまさに「いまここ」の「確かさ」ですよ。

 まあ、とにかくホーキング博士が「天国も死後の世界もない」と言ったところでどうってことない。私は常に「いまここ」を生きているし、そこにしか生きることができないのだから。この世もあの世も常に「いまここ」ですよ、マジで。

 てなわけで、今日はちょっと飛ばしちゃったかもしれないけど、アメブロではどちらかと言うと、現実的、ビジネス的な記事が多いけど、「宇宙となかよし」はいっそのこともっともっと弾けようと思ってます。楽しくなってきたぜ~!今日はこの辺で。ありがとうございました。

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by katamich | 2011-05-19 23:39 | ■精神世界