「脱・無難」宣言 2011.5.8

 ゴールデンウィークも最終日。今日はツレ&ちびQが友達にお家に行ってましたので、「母の日」ってこともあり、家で大掃除。キッチンを磨いて、部屋に掃除機をかけて、棚を直して、その他いろいろ。自室が今一つ片付いてないのが気になりますが、こちらは平日に片づけましょう。それから、今日はいろいろ記事を更新しました。公式ブログ、ミクシィ日記、ミクシィコミュなどなど。

 一つは公式ブログにて「アンパンマンとホ・オポノポノ」って記事。今朝、朝5時からやってる「アンパンマン」をビデオにとって、ちびQと一緒に見たのですが、その内容に感動しちゃったのです。詳しくは公式ブログの記事を読んで頂きたいと思いますが、やっぱあのマンガはハンパないですね。って言うか、深読みし過ぎかもしれませんが(^^;

 それから9月のインドツアーがまた進展しました。いろいろ調べてたら、「パンゴン湖」ってとこが気になって、しかもそこはレーからの日帰りも可能とのこと。さっそく旅行会社に聞いてみたところ、そこを組み込むスケジュールも可能とのこと。ちなみにこんな場所です。



 標高4300m。富士山よりも高く、とりあえず日本には存在しない高さ。だけど、ここに行くまでももっと高いところを通ります。それは世界で4番目に高い「峠」である「チャン・ラ」です。なんと5425m。ここでやりたいことが一つあります。それは、、、

「力いっぱい叫ぶこと」

です。何を叫ぶかはわかりませんが、心を丸裸にして、力いっぱい叫びたいと思うのです。

 ところで最近、思うことがあります。それは「現代人は『叫び』を忘れている」ということ。

 カラオケってのは、実は「叫び」を思い出す意図があると感じています。普段おとなしい人などがカラオケになると豹変することもある。それはまさに「叫び」を思い出してるのでしょう。私などは「滝行」で叫んでますので、日常に「叫び」の習慣があっていいのですが、普通はないでしょ。かと言ってカラオケに行くこともない。となると、「叫び」が身体に蓄積されて、家族や部下に雷を落とす。実際、不思議でならんですもんね。静かに言えばいいものを、なんであんなに大声出す必要があるのか。単純な話。叫びたいだけなのです。

 そもそも人間のスタートは「叫び」から。そう、産声ですよね。人は誰もが、叫びによって人生がスタートする。これが基本なのです。だけど、大人にになるにつれ「叫び」を忘れる、と言うか、自ら封印しようとする。ただ、ここで言う「叫び」は「大声を出す」ことに限ったことではありません。むしろもっと大切なことがあります。

「脱・無難」宣言 2011.5.8_b0002156_1449364.jpg それは「本音を言う」ということ。先日の「ゆで卵理論」で言うと、黄身が本音で、白身が建前。子どもは基本的に「本音」しか言いません。成長と共に社会性を身につける中で、「建前」を知るようになるのですが、それはそれで大切なこと。だけど、建前や体裁ばかりが大きくなって、あまりにも「本音=叫び」を封印する人が多いように感じます。

 例えばこんなケース。彼女のいない男に、「彼女は?」と聞いたとします。ま、本音で言えば「欲しい」となるのですが、「今はいい」なんて返答する人がいます。「欲しい」と答えるとカッコ悪いけど、「いらない」わけでもない。だから「今はいい」と無難な返答で済ます。どうでしょう。そんなの多くの場合、嘘っぱちですよね。じゃあ、「今はいい」って言った直後に、ものすごくタイプの異性から告白されたらどうするのか、と。それでも「今はいい」って言えるのか、と。

 こんなことってものすごく多いですよね。例えば「お金はどれくらい欲しいですか?」と聞かれたら、「無限に欲しい」が本音でしょうが、たいていの人は「そこそこでいい」と答えるでしょう。なぜなら「お金が欲しい」と言うのは、社会的に「はしたない」とされているから。「そこそこ」と言っておけば、まず無難。

 好きな人と話をする時もそう。素直に「好き」と言えばいいのに、どうしても言えない。別に告白して相手に迫らなくてもいいのです。普通に「好き」と言えば、相手だってよほどのことがない限り「ありがとう」と言うでしょう。別に「好き=付き合ってくれ」とは限りませんので、好きなら好きと言って損することはありません。もしも「好き」と言って、嫌われるようであれば、元々から論外ですので。なので普段から好きな人には「好き」と言うようにしておけばいいのです。しつこくない範囲で。

 ただ、すべてにおいて「本音」で行けと言うのではありません。茂木健一郎さんが「女とおばちゃんの違い」なんて話をされていましたが、「おばちゃん」の特徴は何でも本音で言ってしまうこと。これを「無意識の垂れ流し」と言うのだそうですが、思ったことをすぐに言ってしまうのがおばちゃん(と子ども)。それに対して節度ある女性は、言っていいことと悪いことをちゃんと区別します。空気を読むと言うのか、相手に不快感を与えない程度に接します。

 ですので、「本音(黄身)」と「建前(白身)」の使い分けは、ケースバイケースであり、もちろん両方大切なのですが、それでもあえて言うならば、世の中にはやっぱり「役に立たない建前」でガチガチになっている人が多いってこと。この「白身」の部分を「潜在意識」と言いましたが、まさに自分を守るためだけに機能しているもの。

 これを「無難」と言います。すべてにおいて「無難」で済ますので、衝突することもない代わりに、大きく夢を叶えることもない。それはそれでいいかもしれないけど、「黄身」の部分である「本当の自分(本音)」はずっと封じ込められたまま。そのまま一生を終えるのも、その人の人生かもしれないけど、それでも、「本当の自分」は外に出たくて出たくてたまらない。

 結論から言うと、「今生の使命」とは例外なくこの「本当の自分」を外に出すことです。そのために必要なことがまさに「叫び」。それは生まれたばっかりの赤ん坊に見る原点の響き。それを取り戻すことが、生涯をかける価値のあるテーマなのです。

 ではどうすれば、「本当の自分」を取り戻すことができるのか。それは「無難からの脱出」です。そう言えば「無難」で思い出した。先日の「70日間NLPセミナー」に参加されたamaneさんもブログで「脱・無難」について書かれていました。山部さんのカラー診断最終日のチャネリングでも、その辺のことを言われたんだそうですが、このことは決してamaneさんに限ったことではないと思っています。それは私も含めて、「無難」に安住してしまう。

 夢や目標があればどうすればいいか。なりふり構わず突き進めば、ほとんどのことは叶うのです。でも、その「なりふり構わず」をせずに「無難」に済まそうとする。願わくば「無難に願望実現」をしようとする。そんなのは完全なる言語矛盾でしょ。

 例えば今、月収20万円の派遣社員だったとします。一年ごとに契約更新があるだけで、正社員のような昇給もボーナスもない。つまりこれ以上月収が増えることは考えられない。でも、収入はもっと欲しい。収入にゆとりがあれば旅行にだって行けるし(インドだって行けるし)、セミナーなどで自己投資もできる。女の子をデートに誘った奮発もできる。一杯1200円のカクテルを飲みながら、気持ちを伝えることだってできる。だけど収入がない。

 もしも本気で収入を上げたければ、副業を始めるか、もしくは会社を辞めて背水の陣で人生をスタートするかが必要。だけどそれは明らかに「難」だから、「難」を受け入れるくらいなら今のままの方がいいかもしれない。とりあえず「ありがとう1000回」くらいは言ってみるし、「素手でトイレ掃除」もやってみる。それであわよくば「棚からぼた餅」が落ちてくればいいのですが、残念ならがそんなことはほとんどない。「無難」である以上、「難」はないかわりに、それ以上にはならない。つまり「本当の自分」が外に出てくることはないのです。

 ちなみにamaneさんは、実は兵庫から福岡のセミナーに通われました。おそらくamaneさんの「超意識」が「脱・無難」を示唆して、それに素直に従った行為なのでしょう。そして最終日に、まさに山部さんの診断やセミナーでのチャネリングによって、「脱・無難」のメッセージを受けて、今、新たなチャレンジが始まっているようです。これからの変化がとても楽しみです。

 叫ぶこと、本音を出すこと、そして無難から脱出すること。これらはすべて同じことを言っています。ゴールデンウィークも終わり、いよいよ初夏の季節に入ります。私も新しいことをスタートさせました。いよいよ「脱・無難」の封が切ら、「本当の自分」がどんどん飛びだしていく連鎖が始まりました。それを「目覚め」と呼んでいます。自分が自分らしくあること。そのための通過儀礼として「脱・無難」を宣言してみてはどうでしょうか。そして魂の叫びを感じるのです。

うお~

 今日はこの辺で。ありがとうございました。

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by katamich | 2011-05-08 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)