イリュージョン 2011.5.5

 唐突な話ですが、ここ数日、「イリュージョン」なる言葉を尋常じゃないくらいによく耳にしています。今日もとある音声セミナーを聞いてたら、その言葉を連発している。ネットを見てても、やたらと目にする。夜、テレビを見てたら最近よく出てくる川越なんとかってイタリアンシェフが「川越イリュージョン!」とか言って調子乗ってる。

 そう言えば、、、数年前にリチャード・バックの「イリュージョン」なる本を買ってて、手つかずで本棚に挟まったまま。どこにあるかと探すまでもなく、すぐに見つかります。さっそく開いてみたのですが、バックの代表作である「かもめのジョナサン」と同様、あんまり面白くないんです。一説によるとバックはBACH、、、つまりドイツの作曲家、ヨハン・セバスチャン・バッハの末裔であるとかないとか。

 そんなことどうでもいいのですが、どうもバックの小説は入ってこない。映画「マトリクス」や「インセプション」も入ってきませんでしたが、それと似たような感じです。先日、東野圭吾の「手紙」って小説を読んだばかりですが、そっちはすぐに入ってくる。昨日読んだ「心を整える。」も抵抗ない。その前に見た「ザ・シフト」も面白いかどうかで言うと、そうでもないけどわかる。映画だったら「ショーシャンクの空に」みたいなヒューマンドラマが好き。わかりやすいし。

 じゃあ、「かもめのジョナサン」がクソかと言うと決してそうではない。なんか、、、変な気分になる小説。では、今日読んだ「イリュージョン」はどうか。もっと変な気分。この作者、、、絶対ドラッグやってるね。キメながら書いてるんじゃないかと思う。なぜなら、読んでるオレまでもどっか行きそうになったから。実際ようわからんのですよ。主人公は作者っぽいリチャードって男だけど、その相手のドンって何ものかと。話はかみ合わんし、そもそも言ってることがわからない。こんなのが近くにいたらどうしようか。多分相手にしない。

 昔、ジャズやってる時のこと思い出した。私は一生懸命練習して、曲を覚えて、アドリブフレーズも練習してのぞむ。ある日突然、昨日、テナーサックスを手に入れましたってな男が店にやってきて、セロニアスモンクのブルース(ブルーモンク)を演奏し始めたのです。元々別の楽器やってたみたいなので、楽譜は読める。サックスだって吹けばなる。そんなレベルなので、当然、上手じゃない。なのにひとりで20分近くソロをとってるんです。延々と同じフレーズを繰り返すだけ。かといってフリージャズでもない。

 ただ、妙に、、、聴いてしまう演奏だったのです。説得力があると言うか、言いたいことを持っていると言うか、とにかくめちゃくちゃな演奏なのに、それゆえに不思議な感覚にさせられる演奏。結局、その男はその日だけ来ていて、二度と見ることはなくなりました。そんな雰囲気を感じたのです。本の中のドンって男には。

 話は変わるけど、宇宙の始まりってご存知ですか。これは今日聞いた音声で言ってたのですが、それは146億年前にビッグバンなる現象が起って、、、ではなく、誰かが「宇宙」って言った瞬間に始まったんだとさ。それ聞いてさ、、、「うわ、その通りやん!」って思いました。つまりこの世の中はすべてイリュージョン(錯覚)なのです。

 つまり自分が「こうだ」と言ってしまえば、「こう」なるのが世の中の真実。色即是空。本書の中で「雲消し」のシーンもあります。何度も言ってますが、私、何度も雲を消したことがあります。ピンポイントで「あれ消すから」と言って、そばで見てもらってても消せる。だけど普通に考えたら、あんなのが消せるはずないんです。でも、今やっても消せる。これを完全にマスターしたのは、2005年のラダックにて。丘の上で般若心経を唱えまくってるついでに、何となく消してみたら消せた。しかもあの時はバリバリに冴えてたから、大きな雲の中央に穴開けてドーナツを作ることもできた。

 あれ、、、ちょっと待てよ。こないだ図書館で借りてきて読んだ斎藤一人さんの「千年たってもいい話」にも雲消しの話があったなあ。一人さんがお弟子さんに教えるのですが、要するに「思ったことは実現する」ってことをわからせたかったとか。そこで幸せになるにはどうすればいいのか。「ツイてる」「うれしい」「楽しい」「感謝します」「幸せ」「ありがとう」「許します」って言えばOK。一人さんの「天国言葉」ですね。

 なんか最近、やたらとこの手の話が耳に入ってきます。積極的に耳に入れようとしてるわけでもなく、偶然会った人から聞いたり、コーチングのクライアントさんが言ってたりとか。そう言えば、先日の「70日間NLPセミナー」の後、思ったことがどんどん現実化してますってメールもちらほら頂いてます。私も最近、気味悪いくらいシンクロがありますし。今日の「イリュージョン」もそうですが。

 話を戻しますが、この「イリュージョン」って小説もそう。世の中はすべてイリュージョン。なぜ飛行機が飛ぶのか。誰かがそれを空想したから。とすれば、なぜ今、携帯電話で世界中の人とリアルタイムに話ができるのか。それも誰からがそれを空想したから。要するに空想したことってのは、すべて現実化するもの。

 そんな荒唐無稽のことでさえも現実化するんですから、私たちレベルの小さな願望なんて、簡単に実現して当然でしょ。いいことを思えば、いい現実が作られるし、悪いことを思えば、悪い現実が作られる。それだけのこと。ものすごくシンプルじゃないですかね。

 この本は別に願望実現をテーマにした話でもありません。どちらかと言うと、哲学と言うか、禅とか瞑想に近い感覚。もちろんそんな言葉は登場しませんが、読んでると、、、ふと、瞑想状態入ってしまう。もしかしたら面白くなくって眠くなってるだけかもしれませんが、もう一度読みますか、、、と言われると、残念ながら「読む」と即答してしまいます。なぜか。わからない。これ、本当にドラッグなのかもしれません。ですので、興味本位で読むの厳禁。絶対読まないでくださいね。絶対ですよ。特に車の運転中は。

 ちょうどいい感じでキマってきた感じですので、このまま寝ようと思います。ありがとうございました。

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Commented by ラグマン at 2011-05-07 01:52 x
つまりイリュージョンはブリブリって事ですね☆

by katamich | 2011-05-05 23:39 | ■精神世界 | Comments(1)