人工地震と地震兵器 2011.4.20

 4月のいつの間にか後半にさしかかりました。昨日は決算の説明会に行き、そろそろ本腰入れて申告書の作成にかからなければ。今回は税理士に頼まず、知人の専門家にアドバイスをもらいながら自分で作成します。どうなるかわかりませんが、経理を知ることは会社を知ることであり、社会を知ること。大変そうではありますが、これも勉強です。

 ところで今日はミクシィにいろいろ書き込みしました。最近、ツイッターだのフェイスブックだのありますが、何だかんだ言って私はブログとミクシィに落ち着いてしまいます。まず、ミクシィ日記には「ユダヤの陰謀」って記事を書きました。東日本大震災は「人工地震」だって言うアホを斬りたくなって。もうちょっとまとまってからブログにも書きたいと思うのですが、今回の震災は断じて「人工地震」ではありません。断言します。

 もちろん生態系のバランス、地下核実験の余波、工業化に伴う地盤への負荷などが、間接的に地震を誘発することは考えられます。その意味で言えば人工地震とも言えなくもないのですが、少なくとも、どこかの闇組織だとか、どこかの大国だとかが、「意図的」に地震を引き起こしたわけでは決してありません。

 ただ、どう言うわけか精神世界が好きな人には、この手の陰謀論とか都市伝説が好きな人が多い。あ、オレもそうか。でもこのロジックは単純。いずれも「目に見えないもの」だから。普通であれば「目に見えないもの」については、常識的な理性によって穴埋めすることができるのですが、その辺のリテラシーが欠如した状況でその手の話を聞かされると途端に信じ込んでしまう。

 今回のが人工地震(地震兵器)でない理由はいくらでもあるのですが、あえて言うなら、まず地震を引き起こす理由がないってこと。それともう一つは自然災害なんてのは、地球の歴史において当たり前のことだから。陰謀論者に言わせると、スマトラも、四川も、雲南も、NZもある程度の規模の災害はすべて「人工地震」ってことにさせらるのですが、それならば1,000年前に起った東北地方での大地震も人工なのでしょうか。中には東京の周辺でだけ大地震が起るのが不自然なんて言う人もいます。

 いやいや、関東大震災があったじゃないですか。それもわりと最近。江戸時代にも何度も大地震が起ってます。それらも人工だったのか。ようするに「自然災害」なんてのは、地球が活動している限りにおいて必然的なこと。起らない方がおかしい。ある程度被害を軽減させる努力はできたとしても、それそのものを防ぐことはできないのです。確かに人為的に地震を起こすことは技術的に不可能でないことは知っています。精神世界にも詳しい信頼できる工学博士の方もそう言っておられました。だからと言って、今回の震災が人為的であることに理由にはなりません。

 ただ、私がもっとヤバイと思っているのが、震災が人為的かどうかの話ではありません。むしろそのようなデマ情報を拡散してしまうことへの影響の方が怖いです。じゃあ、一万歩譲って本当に人為的だったとしましょう(ないけど)。では、そのことを私たち一庶民が知ったところでどうなるのでしょうか。日本から脱出しますか。それとも悪の組織に立ち向かいますか。できないでしょ。せいぜい、「そんな酷い話があるんだ~怖いな~(わくわく)」って与太話する程度でしょ。単なる都市伝説。アミューズメント。人工地震だと知ったところで、さあどうするの。広げるの。広げてどうするの。そして誰が幸せになるの。誰もならないでしょ。

 むしろそうやってやり玉にあげられるユダヤの方々に失礼。まるでナチズムの温床。関東大震災の時に朝鮮人が毒まいてるってデマが流れて、多くの朝鮮人がボコボコにされたって話がありますが、それとあまり変わんない。そもそもそれが真実であるならば、裏組織としては決して黙ってないでしょ。ヤフー知恵袋に書くと消されるとか書いてるのを読みましたが、検索するといくつもあります。その前にベンジャミン・フルフォードとか、リチャード・コシズミとか、F井Y雄とかなぜ消されないのか。F井氏などは影響力のあるサイトに堂々と「人工地震です」と書いてるのに、なぜそれが消されないのか。答えは簡単。単なるアミューズメントだから。その手の話に食いつく人が多いので、そこにマーケット性を見て戦略を打っているだけ。案の定、放射能除去のトンデモ商品(○水など)を売ってるじゃないですか。経営コンサルタントとして間違ってないけど、私はそこに取り込まれるはゴメンです。

 一応、このブログは精神世界系のカテゴリーにあるみたいなので、その手の話が好きな人の多いカテゴリーだからこそ、あえて声を上げたいと思っています。もっと普通に考えましょう。アミューズメントとして都市伝説を楽しむのはいいけど、それが誰かを差別したり、虐げたりすることにつながるのならば、私は慎んだ方がいいと思ってます。そもそもそんな情報を知って、そして広げて、どんなメリットがあるのでしょうか。

 どうであれ災害は起ったのですし、これからも起るのです。だとすればその状況に対して最善を尽くす、そして将来に備えてしっかり手を打つ。陰謀がないとは言わないし、むしろ経済界などは陰謀に支配されてると言っても過言ではありません。だからと言って、震災の犯人探し、それも絶対に見つからない犯人探しをして何になるのでしょうか。そのような行為が差別やいじめを助長したりして、現に今、福島県人への様々な圧力が問題になってるじゃないですか。その問題についてどう対処すればいいのか。地震はユダヤの仕業だって言うのと、福島県人は危険だって言うのと、まるで論理が一緒ではないですか。

 あ、ついでなのでもう一つ面白い話。こんなコピペがありました。


【拡散希望】東日本大震災にアメリカの地震兵器『HAARP』が関与している疑いが浮上【重大事実】

129:名無しさん@涙目です。(栃木県) :2011/03/21(月) 16:18:53.65 ID:3uzeVJBo0
HAARPは一度使うと2週間の準備期間が必要となる。
連続使用が出来ない。よって、HAARPと小型核の併用で運用する。
1.東北で使用する前に、ニュージーランドで動作チェックを行った。
  地震発生の誤差を計り調整を精度を上げるため。本番に備える準備。
  (ニュージーランドは、日本と国土の大きさが似ている。)
  日にちは、3/11から逆算で14日と予備日を入れて、後は数字遊びで2/22。
2.3/11は計画通りだったが、当初10万人の被害が予想されたが、
  日本家屋の耐震性が高く崩壊家屋が少なかった。
  津波による被害も、災害訓練を行っていたので予定数より少なかった。
  この結果から、更に地震レベルを上げる必要があると同時に、
  新たなファクターを追加で規模を大きくする必要性が出てきた。
3.3/11の2週間後の3/25が最も効果的であると判断。
  東京に地震を起こす。  
外国の災害救助隊は、放射能など理由を付けて日本から避難する。
在日米軍は、安全な場所へ避難。
厚木・横須賀・座間・横田は、すでに最低限の人員以外は避難終了した。
22日までに避難終了させる通達。
残った人員は、ギリギリで避難するか、施設内シェルターで待避。
多少の犠牲はしょうがない。
日本に蔓延る工作員は、何とか25日に東京に人が集まる様にコントロールする。
一時の平穏を作らなければいけない。
ある特定の人へのメッセージを残してある。
b0002156_1452456.jpg

時計の針は3:25だが、このシーンだけ夕方にしてある。
つまり、3/25の夕方に「さようなら」ってことだ。
楽しい。なかまがポポポポーン。
トモダチ作戦にも暗号化
ともだちを英語表記でFriend
Fri end  金曜日が終わり。 さようなら。
2週間後の金曜日は、3/25



 ここまでくると感心せざるを得ない。なんと想像力豊かなのだろうと。そして今日は4月20日。おっと、3月25日を過ぎてしまった。このコピペの秀逸性はどこにあるかわかりますか。それは最初の「HAARPは一度使うと2週間の準備期間が必要となる」って一文。まず、誰もHAARPに準備期間が必要なんて知らないけど、そうやって断定されるとなぜか説得力があります。「必要となる」と言われると、そこに疑いを挟みにくくなる。私などは最初から「ほんとう?ソースは?なんであんたが知ってるの?」と言いたくなるのですが、そこを疑う人はあまり多くない。

 そしてそれが正しいって前提になってしまうと、人は「一貫性」を求めますので、それ以降もすべて正しいと錯覚してしまう。だからコピーにおいて重要なのは、最初の一文。その一文にいかに説得力を持たせるか。疑いのスキを与えないか。

 例えば他には「政府(及びそれを操っている闇組織)は人工地震である事実をひた隠しにしようとしている。例えば『日本経済新聞』では早々に人工地震であることへの示唆を示したのだが、何者かによってその記事は消されている」などと言われると、どうでしょう。まず「日本経済新聞」ってのは存在するし、それなりの権威付けがなされてます。それが事実であれば、その後はデタラメでもかまわないんです。一つ正しければ全部正しいと考えるのが一貫性ですから。

もしそれが事実ならば、その消された記事をぜひ読みたい。ベンジャミン・フルフォードが(有料メルマガなどで)言ったことを単に孫引きするのではなく、消された記事にどんなことが書かれてたのかくらいは説明して欲しい。ちなみにこれが「日本経済新聞」ではなく「別冊ムー」だったとしたらどうでしょう。誰も信用しないでしょ。人を信じさせることなど簡単。影響力のある名称を出せばいいだけですから。たとえそれが嘘でも。
 
 その辺のカラクリがわかると、文章を読むのもちょっと面白いです。このコピペなどは、さすがにジョークとしか思えないのですが、実際に「拡散」した人がいたのを見ると、あながちその人たちすべてが単なる「ネタ提供」だけだとは考えられなし。何割かはガチがいたのかな、と思ってしまいます。でも確かに最初の一文のように、それを信じさせるような仕掛けはあるな~と感心はしました。意図してかどうかはわかりませんが。

 ついでに言うと「トモダチ作戦」ってのは日本側が名付けたものなので、闇勢力の暗号ではないです。ただ、この辺のコピペはギャグでしかないにせよ、中にはデータ的な裏付けによって「人工地震」だってことを論証しようとする人もいる。私は地震の専門家ではないので、細かく検証することはできないにせよ、それでもカラクリはわかります。

 例えば「AがBである」との仮説を立てたとしましょう。それを論証するためには、最低限「AがBでない」ことの可能性を消す作業が必要になります。つまり「AがBである」には当然その反証があるわけで、その反証の誤りをすべて説明する必要があるのに、単に「AがBである」ことの方向から一方的に都合のよいデータを積み重ねれば、素人の目は欺けるでしょう。

 さらに言うとね、「AがBである」ことを言うために、例えば「AはCである」との前提を出したとしましょう。その上で「CはBである」と言えば、確かに「AはBである」ことの証明にはなります。でもその前に、本当に「AはCである」のが正しいのか。そこを疑う必要があるのです。つまり「論証」なんてものは、あらゆる「疑い」を排して初めて成り立つもので、その「疑い」がある以上は成立しないことは知っておいた方がいいこと。

 ま、実のところ言うと、私は震災が人工であるかどうかなどはどうでもいいと思っています。大切なことは、今どう生きるかってこと。もしそれが人工であること、そしてそれを暴くこと、知ること、広めることが、多くの人の幸せや生きがいにつながることであれば、それはそれでいい。

 だけど、どう考えてもそのようなデマや都市伝説に翻弄されることが、「今を生きる」ことにつながるとは思えないのです。むしろ闇雲に恐怖心をあおったり、いわれない差別を生みだしたり、トンデモ商品を買わされたり、余計なことにうつつを抜かしたり、考えれば考えるほど「幸せ」から遠ざかる要因ばかりです。

 そうやって遊んでられるのも、所詮は安全なところにいるからでしょ。被災者の立場に立てば、人工だのユダヤだのどうでもいいこと。とにかくどう生きるかだけが問題。もしも本当に被災地のことを考えているのであれば、同じように「どう生きるか」に立ち向かっていきたい。私はそう思います。

 そんなわけでして、本当は別の話するつもりだったのですが、思わず熱くなって吠えてしまいました。明日は楽しい話題にしますね。ありがとうございました。

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Commented at 2011-04-24 11:17 x
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by katamich | 2011-04-20 23:39 | ■日一日 | Comments(1)