願望が実現しない人の特徴 2011.4.3

 実は今日、ミクシィ内に「願望実現の教科書」なるコミュを立ち上げました。そろそろ私が知ってることや実践してきたこと、効果のあったことなかったことなど、「願望実現」に関する情報を整理していきたかったのですが、新たにブログを開設するのも面倒なので、ミクシィのコミュで「願望実現のポータルコミュニティ」として立ち上げてみました。これから充実していきますので、関心のある方は是非ご参加くださいね。そう言えば今夜は新月みたいなので、ちょうどいいかも。

 思えばこのブログをスタートさせたのが2004年で、その翌年に会社を辞めてから7年目に入ろうとしています。これまで「願望実現」をテーマに様々な考察を重ねてきて、そして私自身が実践者として少なからずの結果を残してきました。実際、5年前に抱いていた「願望」なんてのは、ほぼすべて実現していますし、それはこのブログを見れば証拠として残っています。

 そして今ではセミナーやコーチングなどを通して、皆さまの「願望実現」のお手伝いをさせて頂いてるわけです。その中でいろいろ質問を頂くこともありますし、私自身も気がつくことが数多くあります。先日、コーチングをしている時、ふと出てきた言葉が我ながら印象的だったので、今日はそれをシェアさせて頂きたいと思います。

 例えば「7日音声セミナー」に参加されている方の中には「未来日記」を実践している方も多いようです。これはとにかく100日は毎日続けてみることで、その効果が実感できると思われます。ただ、その書き方として、「願望実現」に結びつきにくいケースが少なからずあることを発見しました。

 例えば次の文言を較べると、どちらの方が効果が高いと思われるでしょうか?

A.今より収入が上がって満足な生活をしています。
B.月収が50万円を超えて、自由になるお金が増えたので新車を買い換えました。


 ま、言うまでもなく「B」だってことはわかると思います。では、なぜ「B」の方が効果が高いのでしょうか。そして、なぜ「A」だと効果が低いのでしょうか。おそらく「Bの方が具体的だから」とお答えになる人が多いと思います。確かにそうだし、その答え自体は間違ってはいません。

 しかし、このような質問だとどうでしょう。

「A」には願望実現の効果を低下させるある用語が含まれているのですが、それは何でしょう?


 つまり「A」の願望の中には、実現を阻む要素が含まれているのですが、実のところ、いろんな方の願望を聞いていると、その要素が実に多いことに気が付きます。ちなみに私の未来日記を見直してみると、その要素はほとんど見当たりませんでした。では、その要素とは何でしょうか?

 答えを言います。それは「形容詞」です。もちろん形容動詞もそうですが、抽象名詞なども含みます。「A」では「満足な」がそうです。つまりはこのような「願望」が実に多いことか。

 コーチングでも数か月先のゴール(目標)を最初に決めて頂くことが多いのですが、その文言の中に「幸せな」「明るい」「満足な」「高い」「多い」「喜ばしい」「楽しい」「嬉しい」「貢献的な」などの「形容詞」が中心になっているモノが非常に多いのです。厳密に「形容詞」でなくとも「満たされた」「喜ばれる」「貢献できる」「充実した」など「状態」を表す形容詞的な言葉も同じこと。

 つまり「形容詞」があると、その「願望」はほとんど実現しないと言っていいでしょう。例えば「幸せな(happy)」なる言葉を使う人は非常に多いのですが、ではどうなれば「幸せ」を実感することができるのでしょうか。例えば収入で言えば、月収10万円でも生活ができて幸せな人だっています。それはそれで素晴らしいことですが、月収100万円でも幸せでない人も当然います。つまり「幸せ」なんてのは相対的な価値観であって、気持ち一つでいくらでも変えられるのです。仮に月収10万円で不幸だと感じていても、ちょっとした切り替えで幸せと感じることも可能です。

 しかしいざ「願望」となると、そのような「相対的な価値観」で決められるものは、あまり相応しくありません。実際、「感情のコントロール」ほど難しいものはなくて、多くの人は「収入が少ないと幸せでない」なる条件付けがされてますので、収入をそのままにして「感情」だけを変化させるのは、決して容易ではないのです。

 もしそれが簡単にできるのであれば、世の中から不幸な人はいなくなります。もちろん自らの「感情」を意のままにコントロールできる人は世の中には存在します。しかしそれはかなりの達人であり、決して多くは存在しません。

 ですので、「形容詞(状態)」をゴールにすることは、「願望実現」という文脈においてはあまり相応しくないのです。となると、どうすれば「願望実現」ができるのかと言うと、、、簡単なこと。「形容詞」をなくせばいいのです。

 もちろんまずは「願望」の設定が大切。それ自体が難しい人もいるでしょうが、まずはそこからでないと始まりません。何事もまずはゴール設定です。しかし、非常に多くの人がそこに「形容詞」を当てはめてしまいます。私が今まで聞いてきたところ7割以上の人が「形容詞」をゴールとしています。

 先ほども言ったように、私はこれまで数多くの願望を実現してきた自負があるのですが、その中に「形容詞」はほとんど見当たりません。すべて「名詞」と「動詞」で成り立っています。それらは具体性があるのはもちろんですが、何より「目に見える」、つまりイメージングしやすいはずです。

 一方で「形容詞」をイメージングして見てください、と言われてすぐにできるでしょうか。「幸せ」や「楽しい」をイメージしてみてください。せいぜい笑顔でいることくらいでしょ。でも、笑顔なんてのは今すぐにでもつくれますし、その「笑顔」が必ずしも「幸せ」と結びついているとは限りません。

 つまり「潜在意識」の特質から見ても、イメージングできないものは実現しようがないのです。しかし「名詞」と「動詞」をイメージするのは非常に容易です。例えば「収入が高い」は形容詞ですが、「預金通帳に1000万円が記帳される」は名詞と動詞です。「高い」をイメージするよりも「預金通帳」をイメージする方が遥かに簡単です。

 あと、9月のゴール設定として「インドに行く」は明確にイメージできますが、「楽しい毎日を送っている」は「楽しい」が形容詞であるため、イメージングは困難です。もう一度言いますが、「願望」に「形容詞(状態)」が入ってると、それだけで「実現」から遠ざかるわけです。

 では、どうすれば「願望実現」ができるのか。繰り返しになりますが、非常に簡単。「願望」から「形容詞」を一切削除すればいいのです。それだけ。しかし、「形容詞」に慣れている人には決して容易ではないでしょう。だからこそやるのです。それがスタートなのですから。

 てなわけで、「願望実現」に向かっていろいろ活動していると、気がつくことも多いです。ただ、私の究極のゴールは決して「名詞」や「動詞」で済む話ではなく、むしろ「形容詞」かもしれません。でも、物事には段階があるのです。「形容詞」のゴールを実現できる人は、その前の「名詞」や「動詞」のゴールはクリアしているし、むしろそこへの執着がなくなっているはずです。

 ただ、その段階に達するには、とりあえず「名詞」と「動詞」の願望に挑戦してみること。「欲」を持つことを恐れず恥じず。まずは「名詞」と「動詞」に徹底的にフォーカスしてみる時期も必要でしょう。「願望実現」に関心のある方は、一度ご自身の「願望」を見直して見るといいかもしれませんね。そして「願望実現の教科書」へのご参加も気軽にどうぞ。今日はこの辺で。ありがとうございました。


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by katamich | 2011-04-03 23:39 | ■願望実現 | Comments(0)