好き勝手 2011.1.17

 とにかくめちゃくちゃ寒いですね。1月19日から一週間の滝行に入る予定にしているのですが、ものすごく腰が引けています。はい。でも一度入ると決めちゃえば淡々とこなしちゃうんでしょうけどね。さて今日は、、、アメブロをいろいろ更新したり、これから始める新たなことの構想を練ったりしていました。インドや熱海の段取りもしたりなど。

 とにかくやりたいことがたくさんあってワクワクしますね~。月末の熱海も初めてと言えば初めての試み。Maoさんとコラボすると言いながら、何をしていいやらはっきりとは決めていませんが、ま、なるようになるんでしょうね。そう言うといい加減に聞こえるかもしれませんが、これは「良い加減」なのです。とにかく「やりたい」と思ったことをやる。これです。

 よくよく考えてみたら、私って結構、これまで好き勝手に生きてきたように思います。大学卒業して世界一周とかもしたし、今も会社勤めせずに滝行などやりながらフリーランスで生活。インドにも何度か行ったりもして。よくよく考えると会社員時代もかなり好き勝手でしたもんね。ま、個人業務が割合多い職種だったてのもありますが、繁忙期は徹夜が続いても、その時期を過ぎると海外旅行とかも行ってましたから。きっとこれから先も「好き勝手」生きて行くんだと思います。

 そもそも人は何のために生まれてきたのか。その究極の答えが「好き勝手」ではないかと思うのです。そう言うと聞こえが悪いかもしれませんが、「やりたいこと」とか「好きなこと」と言い換えてもいいです。つまり自分自身が本当にやりたいことをやる。それが宇宙から与えられた使命なのです。間違いなく。

 いつもの意識階層にて考えると、こんなメカニズムになっています。

顕在意識:~やりたいと思う主体
潜在意識:意識をコントロール
超意識:本当にやりたいこと


 例えば「ベンツが欲しい」と思うのは「顕在意識」です。ただ、その「欲しい」はいったいどこから出てきたのか。それは例えば「幼少期に車のおもちゃが欲しかったけど買ってもらえなかった」という「欠乏」から来る場合があります。幼少期の「車のおもちゃ」に相当する価値としては、大人になった今、おもちゃではなく本物となり、それを手に入れることで「幼少期の欲求(欠乏感)」を満たすって場合があるのです。

 それ以外にも「スイーツ(笑)」が止められない女性も、例えばそれが病的なまでに食べてしまうケースなどは、幼少期の欠乏感が原因ってことが結構あります。恋愛中毒もそうですよね。幼少時に愛情が不足していた欠乏感から、次から次へと「愛」を求めて異性を遍歴してしまう。マリリン・モンローがそうだったと言われています。男性が夜の店に行くのもそうなのかな。

 思い出した。そう言えば私がメンターとしている営業の神様の話。その方のご自宅にお伺いしたことがあるのですが、なぜか家中が「昭和初期」になってるのです。おそらくレトロショップから集めたであろう、その当時の看板やらおもちゃで彩られてるのです。そして家(豪邸)にはいつも近所の子どもたちが遊びに来ていて、メンコやドッジボールなどを一緒に興じている。その方は少年時代、とても貧しくて小学生の頃から新聞配達(+勧誘)をしており、同年代と遊ぶどころではなかったそうです。その欠乏感を満たさんとするために、そのようなレトログッズを集めてるのかな~と感じたものです。

 しかしその方は物欲的なものはすべて満たしてしまっています。その結果、いつも人のためにを考えて過ごされているようです。そう言えばその方は韓国ドラマが大好きなのですが、それもある意味、昭和の雰囲気が蘇るからなのかな~とか深読みしたりして。

 それはともかく、「~したい、~欲しい」って願望の多くは「欠乏感」から来るケースが往々にしてあります。そしてその「欠乏感」は「潜在意識」に体験としてインプットされたもの。ですので、「顕在意識」の願望は単に「潜在意識」からコントロールされて出てきたケースが本当に多いです。

 そう言えば私、アイスクリームが大好きなのですが、少年時代は「レディーボーデン」を丸ごと食うのが夢でした。わかる~って人も多いと思いますが、今、やろうと思えばできますよね。でもそれをやったところで少年時代の夢が満たされるって感覚でもない。そのために例えばお酒に走ったりするわけですが、もしも「滝行」をやってなかったら酒浸りになってた可能性は十分にあります。クリスマスに久々にウィスキーを買ったのですが、そのせいもあり、年末年始は肝臓が休まることがありませんでしたから。とりあえずそのウィスキーは飲んでしまったので、今は肝臓も休んでるのですが、でもあれば飲むだろうと思います。実際、飲みたくなることだってありますから。

 そんな感じで、私のたちの「願望」ってのは、「潜在意識」の欠乏感であったり、他には社会的・経験的条件付けによって生じたものが意外と多いのです。むしろそれがほとんど。そしてその奥にある「本当の願望」にはなかなか気が付かない。それを私は「超意識」の願望と呼んでおり、それがまさに「本当の願望」なわけです。そして人間が生まれてきた意味もここにある。つまり「本当の願望」を実現すること。

 それを私は「好き勝手」と表現しているのです。では、例えば私がインドに行きたがる願望はどっから来ているのでしょうか。実際、行ってみてわかったのですが、それは決して「欠乏感」を埋めるものではありませんでした。そのシグナルがまさに「ワクワク感」です。

 例えばレディーボーデンを食べることを考えてもワクワクはしません。ただ、いいお店でいい仲間といいお酒を飲むことにはワクワクしますが、一人で何かを紛らわすために飲もうとは思いません。しばしばそのような状況で飲んでいる人(例えばアル中など)は、決してお酒を飲むことにワクワクしてるわけじゃないと思います。それは習慣だったり、ドーパミンの欠如だったり、でもその根底には何か満たされない部分があって飲んでいる。

 つまり「本当の願望」とそうでない願望の違いは「ワクワク感」にあり、その「ワクワク」こそが超意識から来た願望。だからよく言われるように「ワクワクしたものは成功する」のです。なぜなら「ワクワク」こそが「超意識」であり、宇宙からの使命であるとすれば、宇宙がそれをサポートしないはずがないから。

 そう言えば話コロコロ変わりますが、ずっと前に「夢○陸」なる会社が主催する講演会に行ったことがあります。完全にスピ系の講演なのですが、その会社の社長が詐欺で使ったようですね。ニュースを見ると投資目的で67億ものお金を騙し取って、そのうち8億は貴金属に消えていたそうです。特にシャネルに。ま、その会社の講演会でも、そのうち日本は破たんするとか言って煽ってました。思い出した。フォトンベルトの講演会でした。2012年には世界経済がガタガタになって日本は破たんする。預金もすべて国有化され北朝鮮のようになる。だから私が守ってあげるから預けなさい、、、って話になったのでしょうね。胡散臭さにあふれてますが、スピリチュアルリテラシーのない人はすぐに騙されてしまうんでしょう。そう言えば以前見に行った「○○先生と語る会」もそうでしたね。

 話がそれましたが、おそらくその会社の女社長も幼少期の欠乏感が満たされることなく、シャネルなどブランドで身を固め、それでも飽き足らずに億単位のお金を詐取に走ったのでしょう。潜在意識の欠乏感ってのは、そうやって時として身を滅ぼすこともある。でも、潜在意識の意図としては、自分が可愛いからそうしてるってのを忘れてはなりません。

 何度も言うように、「本当の自分」を知る以上に大切なことは人生にはありません。そして「本当の願望」を実現する以上に大切なこともありません。そのためには「ワクワク」のシグナルに敏感になること。ただ、世の中には「潜在意識」のコントロールがあまりにも強くなりすぎて「ワクワク」のシグナルがわからない人も多いのが現実。夢○陸の女社長などもそうでしょう。きっと彼女もどんなにブランドを身にまとっても、心から満たされることはなかったんだと思います。なぜ満たされないかを、それが「本当の願望」でないことに気づくのではなく、単に「足りないから」と思って、人を騙してでも大金をせしめようとする。

 先ほども言ったように、恋愛中毒も同じですよね。誰しも恋愛の初めはかなりの高揚感を得てワクワクした状況になります。しかし、限界効用逓減の法則に見るように、時が経つにつれそのワクワク感(高揚感)が減少してきて、新たな恋を求めてしまうのです。つまり「愛」そのものを本来の「質」ではなく「量」に求めてしまう。「質」は「量」で満たされると思ってしまうのです。

 では、「潜在意識」のコントロールから解放された「本当の願望」とは何か。それは決して欠乏感によるものではなく、究極の姿が「~のために」なのです。それは「無償の愛」と言っていいでしょう。しばしばスピリチュアルでは「与えれば得られる」とか言われます。「たらいの水の法則」などもそうですよね。たらいの中で水を押し与えると自分に返ってくるって原理。確かにそうかもしれませんが、それは結局、「得んがために与える」ってことで、心根にあるのは欠乏感です。そうではなく何の見返りもなく本当の与えること。キリスト教ではそれを「アガペー」と言ってますよね。世界の人々がもし、そのような「愛」に目覚めることができれば、それは至福以外の何ものでもありません。

 ま、だからと言って最初から「~のために」を意識するのもウソ臭い話です。まずはやっぱり本当の意味での「ワクワク感」に敏感になって「好き勝手」に生きるようにすればいい。それ以前に、それが「本当の願望」かそうでないかを最初から考えるのもなく、「やりたい」と思ったらやってみる。その結果、それは砂漠に水をまくようなもので、どんなにやって満たされないぞ、、、ってのに気がつけば、それはそれで貴重な気づきですから。

 そう言う意味で、「好き勝手」ってのはその語感はともかく、ある意味、「宇宙」につながった生き方ではないかと思うのですが、いががでしょうか?
 
 てなところで、これからも好き勝手に生かせて頂きます。よかったらご一緒に好き勝手いかがですか? ありがとうございました。

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by katamich | 2011-01-17 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)