目覚めのツール 2011.1.15

 実は諸事情により、滝行に入る日程が延期となりました。1月19日からのスタートとなります。それにしても今、めちゃくちゃ寒いですね。2004年8月から開始した滝行も、今年で7回目の冬となりますが、どんなにやっても慣れるってことはなく、いつでも初心に戻らせてくれるのが滝行です。それだけに毎回毎回が真剣。私は幸い、車で20分のところに本格的な滝場があるので、その辺は気楽に修行ができるのですが、過酷なことには変わりません。今年も楽しく冬を越したいと思います。

 ところで2月から4月まで「70日間で人生が変わる願望実現NLPセミナー」ってシリーズを福岡で開催することになりました。2年前にやっていたイブニングセミナーのシリーズ化で、その時は単発でもOKでしたが、今回はやっぱり通しでご参加頂くことを原則とします。ある程度の継続した参加によって初めて見られる「変化」もあるわけだし、同時に仲間意識も芽生えやすい。ただし、私としてはNLPのスキルを学ぶだけでなく、最終的には「本当の自分」や「本当の願望」を見いだすところを着地点としたい。ですので、通常のNLPより一歩進めて、よりスピリチュアルな内容になると思われます。リーズナブルな値段設定にしていますが、このシリーズは福岡でしかやりませんので、お近くの方はぜひこの機会をお見逃すことなく。

 それにしても「本当の自分」を見つけるってのは、今さら言い古された言葉ではありますが、やっぱりそれ以上に大切なことはないってのが結論です。あまりこんな言い方はしたくないのですが、世の中には自らを苦しめて生きている人が本当に多いと感じています。だからこそ「スピリチュアル」がいつの時代でも流行るのでしょうが、「本当の自分」とつながらない限りは、何をやっても堂々巡りのような気がしています。

 では「本当の自分」って何かって話ですが、その前に逆の「偽りの自分」って定義をした方がいいと思います。今まで何度もその話はしてきたと思いますが、それは「条件付けされた自分」のこと。それは過去の経験・体験によってプログラムされた部分ですが、例えば昔、それも記憶にない時代に、知らない人から嫌がらせを受けるなど不快な経験をしたとします。するとその経験が「知らない人=危険」ってプログラムを落とし込み、それが大人になっても働き続けるために、例えば「人見知り」って性格が生まれるわけです。

 もちろん生まれ持っての性格やプログラムもあるでしょうが、多くは生後の「経験・体験」によってプログラミングされており、人はほとんどの時間をそのプログラムに支配されながら生きています。逆にもしも、プログラムの原因となる一時的な経験がなければ、、、きっとそのような性格や行動スタイルにはなってなかったはずです。つまりプログラムと言っても、その程度のものなのです。

 ただし、プログラミングには二通りのプロセスがあり、一つが「インパクト」で、もう一つが「繰り返し」です。またはその融合。例えば両親から毎日褒められ育った人は「繰り返し」によってセルフイメージの高いプログラムが落とし込まれます。そしてその逆も然り。しかし一回でも壮絶な「インパクト」のある経験をしてしまえば、それがプログラミングされます。そしてプログラミングの多くは0歳から14歳までにほとんど完了すると言われています。
 
 何が言いたいのかと言うと、つまりはそうやって外的経験からくるプログラムによって支配されている「自分」が本当に「自分」かってこと。もちろん違いますよね。しかしほとんどの人がそうやってプログラムに支配されている「偽りの自分」と、プログラムの支配から解放された「本当の自分」との区別ができないで生きています。

 もちろんプログラム自体はとても重要。もしもそれがなかったらいつも危険にさらされます。そもそもプログラムの意図は「安心・安全」に守ることにあったのですから。しかしプログラム自体には有効期限があり、小さい頃は役に立っていても、大人になるとそうでないケースがあります。にもかかわらず、そのプログラムを保持し続け、それに支配されているのが多くの大人たちなのです。

 ですので、重要なことはプログラムを消すことではなく、まずは自分を支配してるのが有効期限の切れたプログラムであることを認識する、その上でプログラム自体に「感謝」すること。許すことです。そしてそこからさらに、プログラム(つまり潜在意識)の奥にある「超意識」に出会うこと。それを「本当の自分」と呼んでいます。

 では、どうすれば「超意識」に出会うことができるのか。その最も伝統的・古典的な方法が「瞑想」です。または「瞑想」に準じる行為、「瞑想」的な行為です。前に「瞑想とは死をモデリングすることである」と書いたことがあります。「死」とは肉体的な死を意味するのですが、そうやって初めて潜在意識のプログラムが解除されるのですが、私たちは普通それを望んでいません。そこで「瞑想」という行為は生きながらにしてプログラムの解除を働きかける行為となるのです。

 ただ、一言に「瞑想」と言っても、とらえ方はいろいろあるし、単に座っているだけでも決してありません。「瞑想」にもコツがあるし、ある程度の習慣は大切だと思います。そして実は、、、「超意識」につながるにはいわゆる「瞑想」だけに限らないのも事実。その一つが「音楽」です。先日のモノリスワークに参加して改めてそう思いました。「音楽」は時として直接的な表現として私たちを「高次元(超意識)」に誘ってくれるものだと。同じことを苫米地英人氏も本に書いてましたね。

 何度も書いてきたと思いますが、私は高校時代、モーツァルトにめちゃくちゃハマってました。同年代がロックや歌謡曲を聞いていながら、私だけはいつもモーツァルトばかり聞いていました。そしてある日のこと。寮生活をしていた私はいつものように11時の消灯後、布団の中で30分間だけモーツァルトを聞くことが日課となっており、その日は交響曲第41番ハ長調K511の終楽章をウォークマンにセットしました。そしてその最後の方で、、、完全に「宇宙」を見てしまったのです。この話は何度もしてきた通り。その後、作曲家のR・シュトラウスも私がイッてしまったか所を「天国」だと形容していることを知りました。

 37年間生きてきた私のアイコンとして、モーツァルト、ジャズ、インド、滝行、スピリチュアル、NLPなどがありますが、それらはやはり一本の「糸(意図)」でつながっていたと改めて思うのです。その最終的な到達点が「悟り」であり、「本当の自分」を知ることだとすれば、そのためのツールを私のガイド(?)が常に与え続けてきた。まさか高校時代のモーツァルト体験と、滝行での体験と、インド(ラダック)での体験が、まったく同じものだったとは。

 もちろん「超意識につながるにはモーツァルトを聴くことですよ」とは単純に言うことはしませんが、それでもモーツァルトの音楽がその手段として有効であることは間違いないと思っています。そんなわけで、ここ一週間ほど、モーツァルトの研究(と言うほどでもありませんが)を始めたところ。実にいろんなことがわかってきました。ですので、今後のセミナーの中でもモーツァルトの音楽を有効活用していきたいと考えています。月末の「超意識基礎セミナー」でももちろん登場します。

 ま、そんなわけですが、いろいろなツールを活用しながらも、私の目的はあくまで人々を「超意識」へと誘うこと。そのためにNLPも活用するし、モーツァルトも、時にはヘミシンクも、さらにはインドを始めとした各種ツアーも。そうやっていろなんきっかけを提供しながら、たくさんの人が目覚めていければな~と願っています。

 そんなところで今日はこれまでも復習のような記事になってしまいましたがこの辺で。ではまた明日。ありがとうごいました。

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【東京】1月28日(金):超意識統合のための基礎セミナー in 東京

【熱海】1月29日(土)・30日(日):ガイドさんと行く異次元探索ツアー2011 in 熱海(満員御礼)

【福岡】2月~4月:70日間で人生が変わる願望実現NLPセミナー


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by katamich | 2011-01-15 23:39 | ■精神世界 | Comments(0)