シナリオ通り 2010.12.24

 今日は5時に自然と目が覚めてそのまま起床。やっぱ早起きはいいですね。それにしても何度も言いますが、2010年も残りわずかで、今年も早かったな~。今年は対外的には大きな動きはなかったものの、、、と書きながら、そうでもないことに気が付きましたが、それ以上に、自分自身の内面的な成長が著しい一年ではありました。2011年は開花するかな。

 とにかく動いていると、予期せぬことがいろいろ起るもんです。もちろん素晴らしいギフトと思う時もあれば、試練と思う時もある。ただ、振り返って見ると大きな試練さえもが素晴らしいギフトであると、つくづく実感されるわけですね。試練の次は成長ってことで、つくづく宇宙は完璧だと実感するのであります。ガンガン行きますよ!

 ところで、話は変わりますが、ちょっと時事的な話。今回の出張に出るその日、水嶋ヒロさんの「KAGEROU」がアマゾンから届いており、昨日ようやく読みました。いろいろと批判の的になっているようですが、そんなことも含めて話題の一冊。賞金2000万円の価値ある一冊です。話題性もあるので、とりあえず読んでみました。

 ま、早い話がテレビの「世にも奇妙な物語」、藤子不二雄Aの「笑ゥせぇるすまん」などの話に出てきそうで、小説としては筒井康隆や星新一のような感じ。ただ、読み終わった後、どうにも心に残らないってのが正直なところ。平たく言うと、贔屓目に見ても出版社があの小説に2000万円の価値を付けるとはやっぱり思えない。週刊ポストが「八百長」だと言い、ポプラ社は抗議したそうですが、冷静に見ても週刊ポストに分がある感じかな。あれならば古畑任三郎の方が面白い。

 古畑と言えば、、、夜、テレビを見ていたら面白かったので最後まで見てしまいました。古畑の物真似をするツートン青木の息子が金スマに登場していました。最近よく見るのですが、何より気になってしまったのが、お父さんのツートン青木さん。とにかく波乱万丈な人生。

 二人の子どもと奥さんの家族四人で過ごしていた矢先、奥さんから子ども連れて逃げられ離婚。しかし、子どもたちはお父さんの歌が好きで追いかけてきて、結局、自分で引き取ることに。家族を養うために昼はトラックの運転手で夜はスナックでバイト。働きづめでほとんど家にいなかったそうな。そんなある日、疲労がたまってかトラックで事故を起こし、幸い怪我などはなかったものの、事故の損害賠償にて1500万円近くの借金を抱えます。それでトラックの運転手を辞めて、歌一本に絞って転機が訪れます。物まねタレントとして目を付けられ抜擢。しかしそれもつかの間、自宅が火事で全焼してさらに借金を抱えてしまいます。

 もうこれでもかとばかりに不幸に見舞われるのですが、それでも男手ひとつで二人の子供を育て、今では長男も立派な物まねタレントとして活躍中ってことで今に至ります。それだけの話なんですがね、私も一応「父親」って立場は同じなので、いろいろ感情移入するところもあり、どこか勇気づけられる話でありました。

 番組の最後で親子対決ってのがあったのですが、息子の隆治は感極まって涙するシーンも。いろんなことが蘇ってきたのでしょうね。どうなんですかね。やっぱり「人生」って何らかの「シナリオ」があらかじめあって、その通りに進んでいるって本当のなのかもしれませんね。

 ただ、その「シナリオ」はそれこそ死んでからか、または死ぬ直前にしか読むことができなくって、今まさに、現在進行形でシナリオが進んでいる状態。今、こうやってブログを書いていて、そしてこれを読んでいる皆さんも、まさにこの瞬間からして、何らかの「シナリオ」があって進んでいる。いつどこで誰と出会ってどんな経験をするのか。そんなこともすべて決まっている。そう思うことが年々多くなってきました。

 2010年って一年も決まっていたのだし、きっと2011年も決まった通りのことが起こるのでしょうね。ただし、そのシナリオは、何度も言うように死ぬまで知ることができないので、要するに決まってないのと同じこと。でも、起ったことは必然だし、それを避けることができなかったのですから、それはそれであきらめるしかない。サレンダーするしかない。

 ツートン青木親子のシナリオをお茶の間で見ながら、きっと私の人生も何か決まってるんだろうな、、、と思った次第です。水嶋ヒロさんの人生もシナリオ通り。どの人の人生もシナリオ通り。そして人間ってのは面白いもので、そのシナリオで注目してしまうのは、たった二つのことだけ。

 それは「どん底」と「そこから這い上がる時」にのみ、人は注目するんです。それを人は「ドラマ」と言います。ツートン青木親子だって、普通の人生であれば金曜日のゴールデンタイムで放送されることもないのだし、その「ドラマ」に私たちは注目してしまう。そして私たち自身も今、まさにシナリオ通りのドラマを演じている。いい時もあればそうでない時もある。でも、それらはすべてシナリオ通りだし、貴重なドラマそのものなのです。

 そうやって今年一年も振り返ってみたら、確かにいろんなドラマがあったな~と思い出されます。そしてきっと来年も再来年もいろんなドラマが待ってるんだろうな。そう考えるととてもワクワクしますよね。実は今年もいろいろ人知れず悩んだこともありましたが、今振り返って見ると、その悩みなんてのはほとんど消滅していますし、悩みがあったからこそ内面的にも成長することができた。

 そこで言えるのは、つくづく「感謝」しかないよねって。私は妙なご縁で、こうやって毎日ブログを書かせて頂き、2000人近くの方に読んで頂いているわけですが、でも一番の読者は私自身。ブログを通して自分自身の「ドラマ」を読むことができ、そして今、こうやって「感謝」している自分がいる。

 やっぱり「大丈夫」だし、この世はすべて「愛」と「感謝」でできている。それが基本であり、そのことに心底気が付いたのが2005年の5月のインドでの出来事。本にも書いた通りですが。今年も残すところわずかですが、本当のいろんなギフトを頂くことができました。ありがとうございます。来年も楽しく、そしてドラマチックに過ごすことができれば、そんな嬉しいことはない。

 てなわけで、メリークリスマス!ありがとうございました。

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by katamich | 2010-12-24 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)