数字は宇宙からのメッセージ(8、9、10) 2010.12.11

 続きいきます。

「8」

 この辺からいよいよ佳境に入ります。まず音霊から説明しますと、8度とは言わずに、8番目の音としてはCをルートとした時のC#/D♭とみなします(つまり9♭)。この音自体はジャズなどではテンションノートと言って、頻繁に使われるものの、モーツァルトの時代はまずあり得ませんでした。半音(短二度)をぶつけるのは、まともに不協和音となりますので。しかし逆にこの音が用いられることで、ハーモニーに新たな可能性が生まれました。まさに「無限」の可能性です。

 そして言うまでもなく「8」と言う数字を横向きにすると「∞(無限)」となります。つまり「8」は可能性が「無限」であることを意味し、まさに宇宙を象徴する数字でもあります。ただし、その可能性は不協和音のごとく未知数な「乱調」として現れることもあり、調和と乱調はそれぞれ「表裏」の可能性として現れます。

 「∞」はメビウスの輪の形状であることから、表と裏、表裏一体を意味する数字でもあります。したがって「8」の意味は次のようになります。

<無限> <乱調> <表裏>


 この数字をひいた場合、もしかしたら現在、調子がどこか乱れている状況かもしれません。しかし、その裏側には調和や解決、発展の可能性があり、それも今まで考えたこともない、自ら可能性を広げる状況が待っているかもしれません。

 何か一つ変えるだけで、その裏側に行き、人生が大きく展開する可能性を秘めています。




「9」

 「9」は0から始まる10進法の最後の数字であることから「終焉」を意味します。そして「9」は形状的に「6」と対をなしており(陰陽太極図)、これは「陽」を意味する「6」に対する「陰」の数字であると言えます。「6」が精神世界的な「誕生」の意味であったのに対し、「9」も同じく精神世界的な意味での「終焉」を意味するわけです。

 ただし、「誕生」は何かの終焉を意味し、同時に「終焉」は何かの誕生を意味するものでもあります。まさに陰陽の表裏一体ではありますが、「9」は同時に「休息」のニュアンスが強いと言えるでしょう(9息?)。

 音霊的に見ると12音階の9番目に置くD♯/E♭は短三度でもあり、そのまま短調を決定する音となります。つまり「陽(長調)」に対する「陰(短調)」としての性格と一致し、上昇に対する「下降」の意味もあります。したがって「9」の意味は次のようになります。

<終焉> <休息> <下降>


 この数字をひいた場合、新たなスタートに向けて何かを終わらす必要があるか、またはしばしの休息が求められています。「下降」についても、それは決して悪い意味ではなく、トーンを下げる、落ち着く、リラックスするなど、冷静にクールダウンして、自己を見つめ直すきっかけを持つことが求められていると言えるでしょう。




「10」

 この数は「大地」や「金銭」を意味する「5」の2倍であり、両手の指と同数となります。音霊としては、10番目のF#/G♭(増四度≒減五度)に相当し、完全な不協和音であるにも関わらず、ブルースやジャズでは頻繁に用いられることから、より人間臭い響きを想起させます。それはとらえどころのない、人間のコアな部分、地球のマグマに相当する「情動」そして「中心」を意味するのです。
 
 また「10」は字のごとく「1」と「0」が合わさった数字であり、3次元世界の構成要素である「1」と、次元を超えた宇宙の本質でもある「0」の両面を持っています。これは「色即是空」で言うところの「1=色」、「0=空」と同義です。まさに「幻想・現象(1=色)」と「現実・本質(0=空)」を合わせ持つ、人間そのものを示す数字だと言えるでしょう。それはまさにこの宇宙を二つの概念(二進法)で表す「情報」そのものだと言えます。したがって「10」の意味は次のようになります。

<情動> <中心> <情報>


 この数字をひいた場合、まずは心身を中心に起き(センタリング)、情動(感情)に流されることなく、「今、ここ」のリアルな世界へと目を向ける必要があります。目の前に現れた現象はあくまで一つの情報であり、達観したメタな視点を持つことが求められます。




「11」

 「10」という数が人間の最もコアな情動や中心を表すのに対し、「12」は後で述べるように、宇宙的な意味での合理性を象徴する数字であることから、それらに挟まれる「11」はまさに人間と宇宙の架け橋であると言えるでしょう。

 また「1」と「1」が対置していることから、人と人とのつながり、つまり「関係」を意味する数字でもあります。つまり人間と宇宙の関係、人間と人間の関係、意識と無意識の関係など、つながり、ラポールなどの意味合いが想起されます。したがって「11」の意味は次のようになります。

<関係> <邂逅> <霊感>


 この数字をひいた場合、最初に考えるべきは対人関係について。コミュニケーションの質を高め、良好な人間関係を築くことが求められています。また、新しい人、長らく会っていなかった人との出会い(邂逅)が大切であり、人と人との「つながり」や「絆」を特に重視すると良いでしょう。

 また、この数字は対人関係だけでなく、人と宇宙、意識と無意識の関係をも意味するため、宇宙及び無意識からインスピレーション(霊感)への信頼を強くすることが重要です。それはもちろん人間関係においても生かされ、言葉よりはむしろ無意識的、非言語的なコミュニケーションを重視し、できる限り意識や言葉の働きを鎮めることが求められます。

 ですので、静かな時間を持つ、自然と触れ合う、瞑想するなどの機会を増やし、人間や自然、宇宙との対話を深めていくことが重要となってきます。


by katamich | 2010-12-11 23:30 | ■精神世界