苦しい滝 2010.2.24

 なんだか大阪にいたのが遥か昔のような気がしています。今月中に某出版社に原稿を提出する約束したのですが、アイデアは煮詰まっているもの、筆の方はあまり進んでいません。ただ、前著もそうだったように、私は書き始めると猛烈に早いので、その経験に頼っている自分がいたりして。。。

 ところで今日は温かかったですね。花粉さんも飛んでいますが、本格的に春の足音を聞いた気分です。まだ寒くなる日は来るでしょうが、いずれにせよ春はもうすぐ。そして7日滝行は今日で5日目。。。ただ、今日の滝はなぜか辛かったです。とても。

 いつものメニューでは、滝に入ってから、禊の祓い、般若心経、観音経、ご真言からを組んで出るのですが、般若心経を唱えている時、呼吸が苦しくなって途中で出てしまいました。こんなことは珍しい。とにかく息ができないのです。花粉症で鼻が詰まっていることも原因だとは思いますが、そんなのは例年のこと。2006年には今の時期に100日滝行も満行したはずだし。

 この苦しさについて考えてみたところ、心に「垢(あか)」がたくさんたまっているように感じました。ミクシィ日記でも独白をしたのですが、この1~2か月、いろんなことがあって、何となく「自分」を見失っている感がありました。特に人間関係がどんどん変わっていくのはステージ上昇において必然である一方、寂しい感じがあるのも事実。そんな状況において、私自身がどのような立ち位置を取るべきなのか、、、そんなことを考えるこの1~2か月でした。

b0002156_1328405.jpg 「本当の自分」を生きることは人生における最大のテーマです。「ありのまま」を生きるとも言えます。じゃあ、そもそも「本当の自分」とか「ありのまま」ってどういうことなのでしょう。これについては、今まで何度も書いてきたと思いますが、私が言う「本当の自分(ありのまま)」とは右図における「超意識」で生きること。そこにつながること。

 人は生まれながらに「白紙」ではなく、それぞれが掛け替えのないユニークさを持って生まれています。個性とも言えるし、さらには天命とか使命と言うこともできます。しかし、生きる過程において、中心にある「超意識」の周辺に、様々な「条件」が付与されます。それが「潜在意識」です。

 講演会でもお話したと思いますが、例えばちびQはお風呂が大好きで、服を脱がすとニコニコして手足をバタバタさせます。ただ、私が服を脱ぐときには、お風呂の前の小さな台に座布団を敷いて、その上にちびQをスタンバイさせるのですが、そこでバタバタすると足がはみ出て台に足をぶつけてしまいます。ニコニコしてたのが、一瞬にしてこわばった顔になるのは見てて滑稽なんですが、2~3回と足をぶつけると、いつの間にかお風呂の台の上ではバタバタしなくなりました。きちんと学習できていることで喜ばしいのですが、ちびQにはこの時「お風呂の前の台ではバタバタしてはならない」という「条件」が植え付けられたことになります。

 断っておきますが「条件付け」は決して悪いことではありません。それがなければ身の危険にさらされることだってありますし、そもそも社会生活ができなくなりますから。しかし、30年、40年と生きていると、正直、不必要な「条件」を残したままの場合も多々あります。「初対面は苦手だ」「人前でしゃべると緊張する」「試験は一度は落ちる」なんて「条件」はほとんどの人にとって生活上のプラスにはなりません。

 例えば「早起きができない人」がいるとします。本当は早起きした方が気持ちいいことはわかっているのですが、どうしても布団から出られません。それも一つの「条件付け」であって、布団から出られないことは、現実の厳しさから少しでも逃れたいという無意識の反応と考えられます。

 今日も起きれなかった、、、ダメだ、、、と思っている時、精神世界系の本なんかに「あなたはそのままでいい」なんて書かれてるのを読んじゃうと、一瞬、心が軽くなって、「明日も朝寝坊しよう」なんて自己正当化してしまうこともままあります。しかし、そこでもう一度自分に聞いてみるといいでしょう。本当に朝寝坊してハッピーですか、と。それで「YES」ならばどんどん朝寝坊していいと思いますが、どこかで違和感を抱いたり、単に本の中の「あなたはそのままでいい」の言葉に依存してる感があるならば、どこかで頑張って早起きすることも大切だと思うのです。

 何度も書いてきたと思いますが、私は「本当の自分」と「条件付けされた自分」は分けて考える必要があると思っています。小象の頃から足をつながれ、杭の周りでしか生活できなかった象が、成長して杭を抜くだけの力が十分にあるにも関わらず、杭の周りから出ることができない、なんて話をよく聞くことがありますが、これは「条件付け」のよい例です。長年の生活パターンが「条件」として「潜在意識」に入ってしまい、自分の行動範囲を自ら狭めてしまうのです。

 しかし、この象さんは、本当に「象」でしょうか。杭の周りをうろうろするだけしかできない象に対して、「あなたはそのままでいい」と言えるのでしょうか。多くの人は「かわいそうな象」だと感じるのではないでしょうか。同じように「早起きできない人」がもし「あなたはそのままでいい」と言われても、そのまま本当に受け入れることができるのでしょうか。その辺は人それぞれだと思うので、一概に「NO」とは言えないまでも、やっぱりできれば早起きしたい人が多いのではないでしょうか。

 人は「本当の自分(超意識)」とは別に「条件付けされた自分(潜在意識)」という2パターンの「自分」を有しています。しかし、日常の「現実」を作っているのは、残念ながら「条件付けされた自分(潜在意識)」の方です。私が大切にしたいのは、まさに「本当の自分」であって、様々な「条件」を外したところにある真の姿なのです。

 滝行の話に戻りますが、今日は本当に久しぶりに苦しい滝行でした。今までは雪が降ろうが氷が張ろうが平気な顔で滝に入っていたのに。前も書いたと思いますが、真冬の滝に入るにはコツがあります。それは「任せること」です。抗っても、テクニックに走っても、根本的には解決しません。やっぱり苦しいまま。しかし、ある時、すべてを滝に任せて力を思いっきり抜いてみたところ、不思議と滝が苦しくなくなったのです。真冬の滝なんて物理的には苦しくて当たり前。でもそんな滝に対して、すべてを委ねてしまうと、そこには「至福」があるだけでした。そして何があるわけでもない、そこに「滝」と「私」があるだけ。そんなシンプルな姿があるだけだったのです。

 では、なぜ今日の滝に限って苦しかったのか。理由ははっきりしています。要するに私は抗っていたのです。この1~2か月で状況の変化に戸惑っている自分がいて、様々な「条件」にしがみつこうとする自分がいました。「人間関係は崩してはならない」「謙虚でなければならない」「常に感謝していなければならない」そして「成功しなければならない」など、、、まるで昔の自分に戻っていたのです。それが本を出版したことをきっかけにとは思いたくないのですが、タイミング的には重なります。

 そんな状況であったからこそ、「滝」が苦しく感じられたのかもしれません。満行まで残り3日です。実はこのまま終わるのがもったいない気がしています。納得していないという言葉は使いたくないですが、改めて「本当の自分」につながるまで、もうちょっと滝行をやってみたいと思うのです。したがって、7日行を21日行に延長します。満行日は3月13日、、、沖縄講演会の日です。正直に告白すると、つらい1~2か月でした。常に何かを考えている。考えているから身体が動かない。身体が動かないことを必死で正当化しようとしている。でも、そんな自分に対して、今日の苦しい滝は大きな気づきをもたらすものだったと感じています。

 お釈迦様だって35歳で悟った後も、いろんな悩み苦しみがあったように、私自身もどこかで「OK」と感じていながらも、実際は様々な環境や条件に振り回されることもまた現実。そんなわけで、もうちょっと「自分」を取り戻す時間が欲しいな~と思うのであります。ありがとうございました。

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by katamich | 2010-02-24 23:39 | ■精神世界