愚直に生きる! 2009.12.26

 今日は「畑観音」での滝行。先週に比べると気温も高く、手足にも感覚があります。今年最後は「7日行」が「10日行」になってしまいましたが、それはそれで14週(98日)に3日を足して年間「101日」の滝行を満行したことになります。今年は本当によくやりました、オレ。

 昨日も書きましたが、今年の前半はいろいろ悩んだな~、人知れず。本を出版するという目標に、どうアプローチすればよいのやら。とにかくできることを一つ一つやるしかなくって、その積み重ねが突然のミラクルを生む。それを信じてやるしかなかったですからね。前にも書いたと思いますが、石井裕之さんの言葉を借りれば「潜在意識は複利で加速する」の通り、毎日毎日コツコツと積み上げると、「意識」では「足し算」に過ぎないのが、「潜在意識」では「掛け算」でどんどん膨らんでいて、ある瞬間、つまり沸点に達すると化学反応を起こして、突然、ミラクルへと結びつく。どう考えてもこれは事実です。

 このブログにしても、5年間毎日書き続けてきたからこそ、今、いろんなチャンスを手にできているのです。書き始めて一年目くらいの頃、つまり会社を辞めた直後の辺り、私の知り合いでもブログを開始した人が何人かいました。でも、そのほとんどが今はやっていないか、次々と違うブログを立ち上げては止めを繰り返しています。もしも2005年から私と同じように毎日ブログを書き続けていたならば、今頃は全然違った人生になっていることは間違いありません。

 今年の一月、滝行についてNHKから取材が来て全国放送されましたが、滝行も5年間続けていたからこそ、そのようなチャンスに恵まれるわけです。大人になってわかる真実。それが「継続は力なり」です。大リーガーのイチロー選手の座右の銘としても知られています。そして私自身の座右の銘でもあります。継続は力なり、石の上にも三年。イチローは天才かもしれませんが、凡人が何か事を成すにも努力と「継続」しかありません。

 しかし最も嫌われるのもまた「継続」なのです。だからこそ「継続(努力)しなくても実現できる」という本やブログが人気になるのです。確かに私もそのような情報を求めていた時期はありました。2005年から2006年くらいまでは。マントラ、月の儀式、印、グッズ、小手先の開運法など、いろいろ試しました。しかし即効性のあるものは何一つありませんでした。もちろんそれらも「継続」すればものになるのでしょうが、すぐに効果がでるものなどなし。結局、何一つものにしないで次々と新しいものを求めてしまうのです。

 2007年、ちょうど私がセミナーを開始しようとしていた時期、そのような「継続(努力)しなくても実現できる」という情報を一切捨て、できることを積み重ねるしかないことに気がつきます。そのような気づきをもたらしてくれたものの一つに石井裕之さんのダイナマイトモチベーションがあることは認めなければなりません。フォレスト出版から次々といろんな教材が発売されていますが、正直、あの教材だけですべて事足ります。石井さんのファンとか、教材が趣味という人はいいのですが、人生を変えたい、夢を叶えたいだけの人であれば、あの教材だけで十分です。ただし、徹底的にやりつくすこと。

 宣伝みたいになって恐縮ですが、その教材とて、言っていることは単純。あえてひと言で言うと「継続は力なり」しかありません。「継続は力なり」が最も普遍的で再現性の高い法則であることを知るためにある教材だとも言えるでしょう。
 
 クリスマスが終わり、2009年も秒読みです。私にとっての2009年は生涯で最も充実した一年、大満足の一年となりました。でも、2010年はさらに大満足になると思っています。皆さんも2010年こそは大満足、人によっては大逆転の一年にしたいと思いますよね。ちなみに3月20日は東京で栢野克己さんと「人生大逆転」というテーマでジョイントセミナーをやります。宣伝。それはともかく、今はちょうど節目の時期です。

 私がお勧めするのは、まずは2009年の振り返り。2009年はどんなことがあって、誰に会ったか。今日、年賀状を書きながら、改めて回想しました。そして私が毎年やっている今年の10大ニュースをまとめるもよし。反省すべきことは反省して、でもほめていいことは思いっきりほめる。

 そして2010年に入ったら、ぜひ、目標を立ててください。目標など立てなくてもいい、、、なんてスピ系の話は無視。年に一度くらいは目標を立ててください。一年の計は元旦にありと昔から言うように、元旦と言わずとも三箇日の間には、ぜひ、目標を立ててください。私は2005年から毎年、ブログ上で目標を公開しています。その年のうちに達成できなくとも、2~3年のちにはほとんど達成しています。でももしも目標を立てたなかったら、あり得ないことだと思っています。

 人は向いている方向にしか進めません。その向きを定めるのが「目標」です。仮に一年以内に達成できずとも、その方向さえ向いていればいつかは到着します。私はそのことを知っているので、いつも気が楽なのです。心配などほとんどないし、いつも自分のことが大好きでいられます。

 そして「目標」を立てたら、ぜひ、「継続」を心がけてください。でも何を継続すればいいのかわからない。それはご自身で考えてください。でももしも、一つだけおススメできることがあるとすれば、それは月並かもしれませんが「ブログ」です。ブログを公開しようがしまいかも自由。でも、できる限り毎日書き続けること。もしも元旦からスタートして、大晦日までの365日書き続けることができたらどうなるか。確実に今とは全く違った人生になっているでしょう。

 そもそもマイメディアであると同時に、セルフコーチでもあります。こうやって毎日書くことで、自分自身を客観的に見直し、その中で目標を立て、夢を語り。人に読まれなくてもいいのです。誰のためのブログか。第一は間違いなく自分のためです。人のために書くなど考える必要なし。それは後からの話で、まずは自分自身のために書くのです。

 しつこいですが、私は今年、大きな夢の一つであった「本の出版」を実現させました。もちろん商業出版なので、ハードルは決して低くはありません。そしてアマゾン総合一位という快挙を成し遂げました。なぜこのようなことが可能になったのか。本のプロフィールにも書いたように、20代後半はニートのフリーター。会社に入っても、契約社員で7掛けボーナスなしのワーキングプア。逃げるように会社を辞めた時も金なし客なし仕事なし。でも、ブログだけはありました。その頃、一年目を迎え、読者が100~200名ほどいました。あるとすればそれだけ。

 でも「それだけ」を継続したおかげで、いろんな出会いがあり、セミナーや講演をする機会も頂き、そして本まで出版させて頂きました。私のような凡人が形を残すには、やっぱり「継続」しかなかったのです。本の帯は五日市剛さんに書いて頂きましたが、そこにはこう書かれています。

「愚直なまでにひたむきな人生からうまれた」
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 念を押して言っておきますが、これは五日市さんご自身が書かれました。当たり前と思うかもしれませんが、出版業界はその限りではありません。多くの場合、推薦文を寄せる人は著名人で、そもそも本も読んでいません。出版社編集者著者がお金を払って推薦文を買う、または、そこまでなくとも推薦文を書くのは多くの場合編集者です。その上で推薦者に許可をもらうだけ。それが現実です。

 しかし今回の帯は五日市さんご自身が書かれたと、評言社社長から聞きました。そしてその推薦文の通り、凡人が形を残すには「愚直」しかないのです。「愚直」は確かにカッコ悪いです。でも、もともとカッコ悪い私のこと、カッコいい方法など思い付きません。とにかく一つのことをコツコツするしかないのです。それが私にとってブログであったり滝行であったりしたのですが。

 でも、そう言いながらも、「愚直」ほどカッコイイこともないと同時に思っています。私はちばあきおの「キャプテン」という漫画が大好きです。その主人公初代キャプテンの谷口タカオのことを尊敬しているアラフォー男子は多いと思いますが、私もその一人。才能がない自分が周囲の期待にこたえるためにはこうするするしかない!と思って続けていたのが、毎晩の神社での練習。その結果、谷口タカオは立派なキャプテンとして結果を残します。

 私の中にいつもあるのが、そのキャプテン谷口タカオの愚直さ。余談ですが、私が小学生の頃、月曜日の7時から「キャプテン」が放映されていたのですが、ある日、嫌いなご飯が食べられなかったか、宿題をしなかったかで、親から「キャプテン」を見させてくれないことがありました。兄と弟は見ているのですが、私は別室で泣きながら、テレビの音に聞き耳を立てるしかありませんでした。切なかった~。それはともかく、愚直なヒーローほどカッコイイ奴はいません。

 みんな分かっているのに、でも、自分はもっと楽にカッコよくやっていきたい。愚直にはなりたくない。そう思うのです。でも天才イチローだって「継続は力なり」と言っている通り、愚直になることが夢を実現する唯一の方法なのかもしれません。

 2009年も残りわずか。2009年は永遠に戻ってきません。でも、2010年はもうすぐ。そして「今」は常にあります。2010年は「今」を「愚直」に生きる年。そう言えば阿部敏郎さんの本が来年1月29日にダイヤモンド社から発売されますね。タイトルは「いまここ~すべてがうまく流れ出す宇宙の絶対ルール」でアマゾンで予約受付が始まってますね。でも、今はまだ予約しない方がいいと思います。キャンペーンをするかどうか知りませんが、ブログでのアナウンスが始まってからの方がよさそうですね。そのアマゾンの内容紹介に「心から幸福を感じて生きられる人生の秘訣は、今、この瞬間を精一杯生きること。それが運を開き、思い通りの人生を送るために不可欠であると、著者人の体験や身近なエピソードを引きつつ、誰にでもわかりやすく、優しい語り口で説いているスピリチュアル・ブック。」と書かれてありますが、うん、読みたくなります。そしてまさに「今、この瞬間を精一杯生きること」が大切。それを「愚直」と言い換えることもできます。

 2010年は私も新たに「目標」を立てます。本を3冊出すとか年収はいくらとかもありますが、それも実は「今、この瞬間を精一杯生きること」の方便に過ぎません。そう、実を言うと「目標」とは未来に思いをはせるためのものではなく、「今、この瞬間」を生きることへの方便なのです。2010年はそんな年になるのでしょう。いろいろ楽しくなってきました。

 2010年もいろんなことが考えて、いろんなことやっていきたいと思いますが、ブログはこれからも毎日書き続けます。またインドにも行きたいし、久々に東南アジアにも行ってきたいかな。ツレからは本が5万部売れたら行っていいと言われています。ま、それはともかく、2010年に早くもワクワクしています。そんな私と関わっていたら、みんなワクワクすること間違いなし。またノイローゼ発言がでましたが、それはそれでいいです。本気でそう思っているのですから。今日も5,000字近く書きました。ありがとうございました。

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Commented by モナカ寅次郎 at 2009-12-27 17:14 x
Qさん、こんにちは。
「継続は力なり」本当にそうですね。
私の考えでは、自分のミッションであれば継続できると思っています。そういった意味では、ブログを書くというのは重要なミッションの一部なのでしょうね。2010年。私も目標を立てます。がんばります。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
真夏のオーストラリアより
モナカ寅次郎
Commented by ひーこー。 at 2009-12-28 00:21 x
特に最近、Qさんのブログから影響を受けまくっています。
そして「本当にそうだな」という出来事を実体験しています。

感謝しかありません。ありがとうございます。
Commented by ベンチャー大学の栢野/かやの at 2009-12-28 10:46 x
お世辞抜きで、石田さんは才能有る文章を書きますね。
硬派スピリチャルでイケますね。意外に、他にいない。
「滝行」の継続。しかもまだ若い。他に追随ない。同年代で。
注意すべきは、小林性感のようにならないことでしょう。笑
Commented by katamich at 2009-12-29 12:27
■モナカ寅次郎 さん!
真夏がうらやましいです(^^)
2010年、お互いさらに飛躍しましょう!
Commented by katamich at 2009-12-29 12:27
■ひーこーさん!
ありがとうございます!
お互い頑張りましょう!
Commented by katamich at 2009-12-29 12:29
■栢野さん!
小林性感・・・なりたくてもなれません!
自分を偽って生きることができない性分でして(^^)
by katamich | 2009-12-26 23:39 | ■人生哲学 | Comments(6)