「本当の自分」の見つけ方 2009.10.6

 5時から「早朝談話室」でトーク。それから滝行に行き、宝満山にも登ってきました。家に帰るとまだ午後を回ったところ。それからちょっと昼寝して、図書館に行ってきました。本の執筆も進めます。とにかく書きたいことはたくさんあるのですが、それを一冊の本で表現するのが難しいところ。最後はライターさんが体裁を整えるのでしょうが、自分の言いたいことが損なわれないよう、私としては極力完成形にしたいところです。

 ところで正月から配信していたe-BOOK「宇宙となかよし」ですが、この2~3日、ダウンロード件数が増えていました。今月10日で配信をストップするからもあるのでしょうが、他にも理由があるようです。実はあの山川紘矢さんから、私のブログをご自身のミクシィ日記でご紹介頂いたのです。山川さんと言うと、スピリチュアル系の本を日本に何冊も翻訳紹介されてきた、あの方です。そしてこの度、山川紘矢さんご自身のご本も上梓されました。
 
 正直、スピリチュアル系には本にしても人にしても、胡散臭いのが少なくないです。その点、山川さんが翻訳される本はどれも安心して読むことできますし、新刊で書かれていることも、とても腑に落ちます。そして山川さんからご自身の日記で、このように言って頂けました。

「阿部さんや、石田さんやら、みなさん、若い人 がいろいろ覚醒のための情報を流しているのですね」

 とても光栄です。阿部さんとは、言うまでもなく阿部敏郎さんのこと。そもそもこのブログは昔も今も、私の単なる「日記」です。日々のことをいろいろ書いていただけ。それがいつの間にか、たくさんの方に読んで頂き、そして共感頂くことも多くなってきました。不思議な話です。

 自分自身、「覚醒のための情報」という自覚はさほどないのですが、もしもそのような性質があるのであれば、それはそれでお役目かもしれません。今日、ディーパック・チョプラの「富と成功をもたらす7つの法則」を何気なく読んでいました。その第七章に「人生の目的の法則」とあります。

 そこには3つの要素があり、一つ目が「スピリチュアルな存在であること」、二つ目が「独自な才能を表現すること」、三つ目は「人類への奉仕」ということ。ここで言う「人生の目的」とは、言い換えると、生まれながらに与えられた「天命」のことであり、魂に刻印されたお役目のことなのでしょう。
 
 一つ目の「スピリチュアルな存在」とはまさに「魂」としての存在。物質的表現を取るものの、魂はいつでも自分の役目を果たそうと願っているのです。一つ飛んで三つ目の「人類の奉仕」とは、自分がやっていることが人の役に立つこと、それこそが「天命」であるという認識です。

 そして二つ目の「独自な才能」とは何か、ということ。しばしば「私の天命」ってなんでしょうか?と聞く人がいます。自分じゃわからないから、占い師やチャネラーさんに聞くこともあります。しかし、チョプラ博士によると「独自な才能」とは「この惑星に存在する誰ももっていないこと」とされます。つまりは、今、地球上に70億人近く存在していますが、他の誰にもない、自分だけの「独自な才能」があることを意味します。

 この点で言うと、地球上にたった一つしかない「才能」について、どんなに能力がある人でも、それを言い当てることはできません。漠然とは言えても、最終的には自分で気がつくしかないのです。そして「独自な才能」とは他ならぬ「本当の自分」という意味です。

 「本当の自分」に気がつけば、問題はたちどころに解決し、本当の意味での豊かな人生が実現されます。願ったことも完璧に叶います。しかしそれは、あくまで「自分」の中にしかないもので、今より豊かになれる方法が外側にあると思ったら大間違い。外側には絶対にありません。しかし、その方法(豊になれる方法)は今も「自分」の中にあります。そして今も、その才能は自分の役目を果たそうと願っているのです。

「本当の自分」の見つけ方 2009.10.6_b0002156_16215576.jpg もう一度言いますが、人には誰しも「独自の才能」があり、「本当の自分」があります。その「本当の自分」とはまさに「魂」に刻印され、今か今かと出てこようと願っています。しかし、それを抑圧しているのもまた自分自身なのです。今まで何度も書いてきたように、人の意識レベルは「4段階」あります。一番表にあるのが、人間独自の「意識」です。その次に、単純反応として「無意識(狭義)」があり、次にその反応を生み出すプログラム、つまり「潜在意識」があります。

 とにかく「潜在意識」の力を思いのほか強く、「意識」がどんなに頑張っても太刀打ちできません。例えば「成功したい」と「意識」で思ったとしましょう。しかし「潜在意識」が「成功できない」をプログラミングしていたら、それはまず実現しません。そして人はそんな自分に嫌気が出てきます。

 つまり「したいのにできない」と言う状態。そのギャップこそが人を苦しめる元凶。しかし「したい」の力がどんなに強くとも、通常の条件下では「できない」の力もそれに伴って大きくなり、「したい」と「できない」のギャップがますます広がって行きます。ではどうすればそのギャップを縮めることができるのでしょうか。

 その答えはまさしくそのギャップを縮めることなのです。と言うと、何のことかわからないと思いますが、それしかないのです。わかりやすく言うと、「したい」の力を弱めること。「したい」と思っている以上、「(でも)できない」がどうしてもセットになってきます。そこで裏ワザ。最初から言えよ、、、と言われるかもしれませんが、今、降りてきたのだから仕方ないです。

 それは何かと言うと、「したい」を「できる」に変えるのです。めちゃくちゃ簡単です。「成功したい」を「成功できる」に変えるだけ。すると成功します。「結婚したい」を「結婚できる」に変えるだけ。すると結婚します。別のいい方をすれば、成功なら成功に対する許可をするだけなのです。

 そしてこのように許可します。

「私は成功できます。そのために今できることがあります。そしてそれをします」

 逆を言えば、

「私は成功したいです。でもできません。だから何もしません」

 さあ、どっちを選んでいるでしょうか。「成功」に対して許可するかしないか。それを決めるための選択肢が今まさにここにあります。結局のところ、先日も書いたと思いますが、「今できること」をすることが一番手っ取り早いのです。

 私はどんなに頑張っても大リーガーの150キロの豪速球を打ち返すことはできません。ジャニーズ事務所に入って6人目のスマップになることもできません。しかし、毎日ブログを書くことはできます。だから書いています。するとなぜかそれが広がり、出版の機会を頂くこともあれば、山川さんのような方から好意的な言葉を頂くこともあります。

 私は単に自分ができることをしているだけ。すると「したい」ではなく「できる」が「意識」にインプットされ、「潜在意識」もそれを受け入れようとします。そして「意識」と「潜在意識」のギャップが埋まります。もう一度言いますが単なる「したい」だけだと、それは「できない」を意味します。

 その結果、「私はできない、私はできない」と自分を痛めつけるだけ。「潜在意識」は必死に自分を守ろうとしているのに、「お前なんかバカだ、バカだ」と言ってるようなもの。そんなんで「潜在意識」が味方になるはずありません。また「潜在意識」のことを「インナーチャイルド」と言うことがあります。

 私達は表向きは大人です。しかし、昔は自我のない赤ちゃんでした。私達は「赤ちゃん」から「大人」に変身するのではありません。自我(意識・前頭葉の働き)を発達させて、「赤ちゃん」の外側に「大人」の衣服を重ねていくだけ。つまりどんな大人にも、その内側にはまだ「赤ちゃん」がいるのです。それをインナーチャイルド(内なる子ども)と言います。

 そしてインナーチャイルドは今も一生懸命に自分を守ろうとしています。全力を尽くしています。そのインナーチャイルドを我が子と思ってみてください。私には4か月になる子ども(ちびQ)がいますが、今、必死に成長しています。最近、「足」の存在を認識し、それを手で確認する動作をよくします。そんな我が子を見て、私は「すごい!ちびQは足がわかった!天才だ!」と思いっきり親バカになります。

 一方で、自分自身のインナーチャイルド(潜在意識)を痛めつけるということは、我が子に対して「足がわかったくらいでいい気になるな!言葉をしゃべれ!自分でトイレに行け!自分で飯を食え!」と無理難題に言っているのに等しいのです。それでは子どもは育ちません。子どもは子どもなりに一所懸命に全力を尽くしているのです。

 それは私たち大人における「インナーチャイルド(潜在意識)」も同じこと。今も一所懸命に全力を尽くしています。そんな我が子のようなインナーチャイルドに「ダメだ、ダメだ」となぜ言えるのでしょうか。なぜそんな「愛」のないことができるのでしょうか。自分を卑下することと、謙遜することは違います。謙遜とはあくまで自分を認めた上で、自分をもっと向上させるための姿勢のこと。卑下とは単に見下すこと。それでは成長できません。

 「したい、けどできない」などと言って、自分を卑下する、インナーチャイルドを痛めつけるようなことはどうかやめましょう。そんな「愛」のないことはどうかやめましょう。ホ・オポノポノの中の「あいしてる」はそう言う意味です。単なる呪文じゃありません。自らのインナーチャイルド(潜在意識)に「愛」を降り注ぐこと。そしてどんなことであれ、それを許し、感謝する。これがホ・オポノポノの本質です。
 
 話を戻しますが「したい」を「できる」に変えること。変えられなければ足すこと。「したい」を「したいしできる」に足すこと。すると「意識」と「潜在意識」が寄り添い、そのギャップが埋まります。つまり「潜在意識」の抵抗が薄れるのです。その先には何があるのか。それが図で言う「超意識」であり、別のいい方をすれば「魂」であり、そして「本当の自分」なのです。

 私たちはもっともっと親バカになるべきです。それは我が子に対してはもちろんですが、まずは自分自身に対して親バカになること。我が子に対して「お前は所詮こんなもんだから止めておけ」なんて言えないでしょう。子どもが野球したいと言えば、運動音痴の私から生まれた子どもであれ、バットやグローブを買ってあげるでしょう。それが親の子に対する「愛」です。

 同じように自分自身の「可能性」を見下すことはやめましょう。できないことをしろと言うのではありません。もしも夢や目標があるのであれば、それは叶うからそのような夢や目標ができたのです。そのためにすることがあります。それが「今できること」です。

 とにかくどんなことであれ「今できること」をする。他人と比較しても仕方ありません。自分にはこの惑星において、70億の人類の中で自分だけの「独自の才能」があるのです。まずはそれを信じて、そして「今できること」をする。その先には必ず「本当の自分」が見つかります。断言します。例外なし。ありがとうございました。

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Commented by thanksboy at 2009-10-07 18:22 x
はじめまして。
いつも楽しみにしています。
Qさんの記事を読むようになってから、
自分が変化しています。
チョプラ氏の本、読んでみますね。
Commented by Fam at 2009-10-07 22:49 x
(*^-^*)イイ!
私は最近、「したいな~」「いや、できる!」と、したいを否定して出来る!にするクセがツイテいます。
まあ、「東京に台風が来なきゃいいな~」「いや、来ない!」と想っているんですが、さてさて?
叶えてみますか。ほほほ(=^▽^=)

を!変換してて気付いたのですが、
「叶えて・敵えて・適えて」
どれも「かなえて」なのですねえ。
少し面白いかも。
楽しくなってきた~♪
適切に叶えようっっと!!
Commented at 2009-10-08 23:20 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by katamich at 2009-10-10 20:15
■ thanksboy さん!
コメントありがとうございます。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
Commented by katamich at 2009-10-10 20:16
■Famさん!
面白いですね!どんどんかなえていきましょう!
Commented by katamich at 2009-10-10 20:17
■非公開コメントさん!
自分が好きになれないって、本当は贅沢な悩みかもしれませんね。
by katamich | 2009-10-06 23:39 | ■人生哲学 | Comments(6)