生き残るための唯一の方法 2009.8.8

 突然ですが、今日から「21日滝行」を開始しました。8月8日ってぞろ目でいい感じです。満行は8月29日。お盆をはさんで8月は完全に「滝行月間」となるのです。無理のない季節ですので、いろいろと挑戦してみたいと思います。前回の21日行は1月で、なぜかNHKの取材とオンエアがありました。その後、福岡と鹿児島でセミナーをして、さらに3月から福岡NLPセミナーを思いついて即実行。で、そのセミナーの中から滝行セミナーとかGSJが生まれたりしたので、いろいろとつながりがあるわけですね。
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 ところで、昨日、セミナーをさせてもらった会場ですが、普段はヒーラーの養成やスピリチュアルカウンセリングなどをされているオフィスです。その主催の方がたまたまご縁で私のセミナーに来られて、それからのお付き合い。先日のGSJにも参加され、今回、厚意でセミナールームを貸して頂いたのです。

 昨日も言いましたが、福岡で20階ってのはかなり高い方です。空港がほぼ街中にある関係で、高さ制限が敷かれて高層ビルが建てられないですよね。ですので100万都市にしては、高さがあまりなくってアットホームな雰囲気があるのが福岡・博多の特徴かもしれません。名古屋に行った時は、実はビックリしましたものね。駅前からめちゃくちゃ高いビルがあったりして。

 その会場ですが「スピリチュアルゲート」というオフィス内にあり、実に気持ちのいい空間です。正直、福岡で20階自体かなり珍しい体験。その主催の方なんですが、プライベートなことなのであまり書けませんが、かなり興味深い方です。不思議な経験もたくさんされており、実は生まれる前から不思議な縁に結ばれていたとか。まだ母親のお腹の中にいる時、ある人から・・・などと言われて生を受けました。そしてとにかく「直観」の働く方で、スピリチュアルに対する考え方も私と共鳴しています。たぶん導かれたんだと思います。ブログは「LSE★光の柱を建てる」です。世の中の仕組みについていろいろ考えさせられます。

 
 ところで昨日の話の続きです。酒井法子も出頭して、これから展開があるのかどうかもわかりませんが、見方によると芸能界のこの一連の騒ぎだとか、先月末の九州山口集中豪雨だとか、何かを象徴しているようにも思います。何度も言うように2009年8月が「境」という説があるのですが、具体的に何がどうとは知りません。少なくとも2012年12月23日なんかよりは、今月の方がずっと重要だと言う人もいます。

 ただですね、、、そんなこと言ってもどうしようもないんですよね。2012年のアセンション組の人たちは、自分たちだけは選ばれたと思いたがるのですが、選ばれたらどうなるか、、、ってのもよくわかりません。極端な話、みんなが死んで自分たちだけ生き残ったところで、それで幸せかは疑問ですし。そうでなければ、幸せかどうかが二極化されるって話もあります。ではどうすれば、「幸せ」の側に入れるかって話が重要。

 ですが、それがアセンションの儀式と関係あるとは思えません。そもそもアセンションの儀式ってのもよくわかりませんが、要するに他人に頼ってちゃダメってこと。今月が「境」かどうかはわかりませんが、最終的には「自分の人生は自分でかじ取りをする」ことがすべてです。そして自分自身の判断基準を持つこと。それは他人に依存することではありません。教祖や特定の人のことを信じることが自分の判断基準であってはならないということ。

 例えば、先日、「水からの伝言」の話をしましたが、確かにあの本は「印象」がいいし、言ってることも立派です。言葉に波動があるってのも、それが科学的かどうかは別にして心地のいい説明です。だからと言って「印象がいいから正しい」とは絶対にならないことを知っておくべき。多くの人の判断基準は、実は科学でも、法律でも、信仰でも、常識でもなく、「印象」なのです。そしてその「印象」が最も操作しやすいものであることを知っておくべきです。

 例えば今回の酒井法子の事件。酒井法子って、めちゃくちゃ「印象」がいいタレントでした。様々なイメージキャラクターに抜擢されていたことからもそれは明らか。しかし実際のところは、その「印象」は作られた印象でした。世の中には未だに酒井法子は無罪だと主張する人もいます。罪を身代りに、なんて言う人もいたそうです。「印象」ってのは、ここまで影響力があるものなのです。

 「水からの伝言」にしても、美しい写真に美しい言葉。すごく印象がいいです。だからと言って、それだけでその本の内容が正しいとは限りません。こんなこと書くと非難を浴びるかもしれませんが、あの本の生命線もまさに「印象」なのです。

 先日、長崎の超能力喫茶「あんでるせん」の話を書きましたが、実際、あの中で起こっていることは非常に「印象」がいいです。不思議な現象を目の前で見せられ、そしてためになる話をたくさん聞かせてくれます。だからと言って、マスターの言うことがすべて正しいわけでないことを、しっかりと肝に銘じておくべき。私の判断基準は、スピリチュアルな観点から絶対に人を恐怖に陥れないこと。占い師やチャネラー、そして「あんでるせん」のマスターも同じような類ですが、お客さんのことを何の根拠もなく「邪気がある」とか「難聴だ」と言った時点で、私は線引きをするしかないのです。全体の印象がどんなによくても、それが私の判断基準だからです。

 話がそれそうですが、これからの世の中で生きていける、本当の意味で幸せになれるのは、自分の人生を自分でかじ取りできる人、そして、自分の判断基準を持つ人だと思っています。確信しています。「あんでるせん」の話ばかりで恐縮ですが、世の中の「あんでるせん」ファンの人がこの文章を読んだら嫌な気分になろうかと思います。少なくとも全肯定しているわけではありませんから。しかし、マスターの言うことを本当に信奉してて、ショーの中に手品があったことを知ると、その人はめちゃめちゃ落ち込むわけです。なぜ落ち込むかと言うと、それは自分の判断基準を持っていないから。判断基準がマスターの言葉になってしまっているからなのです。

 それはスピリチュアル業界ではすごくよくあること。誰か特定の信奉者がいたとします。教祖だか超能力者だか、一見、超越した力を持っていそうな人のこと。私はそういう人と付き合うなと言っているわけではありません。その人たちからも、いろいろと学ぶところや、気づきもたくさんあるので、むしろ積極的に付き合うことに賛成です。ただし、あくまで自分の判断基準を持っての上で。例えばさっき言ったように、相手を恐怖に陥れない、法外な金額を請求しない、心地悪いことをしないなど。判断基準、つまり「軸」が絶対に自分の中にあり、他人にそれを預けないこと。

 それはスピリチュアル業界だけでなく、マスコミなんかも同じ。一般にニュースキャスターには印象のいい人を選びます。その方がニュースに説得力が出てくるから。しかし、そのキャスターが言ってるから正しい、では決してありません。もしも、そのキャスターにしても、教祖にしても、超能力者にしても、その人たちが酒井法子のように法に触れたり、裏があることがばれたりすると、自分のアイデンティティを失ったかのように落ち込んでしまうでしょう。それは「軸」が自分にないからです。

 自分の判断基準つまり「軸」の敵は「印象」です。「軸」対「印象」なのです。そして「印象」は一般的に作られたものです。しかし、多くの人は自分の軸を「印象」に預けてしまいます。その方が楽だから。チャネラーさんがいいことを言った、印象がいい、だからその人のことを信じよう、「軸」を預けちゃおう。これが人間の性です。

 私のブログなんかも、時々、こうやってある種の人にとっては毒のような文章を吐くことがあります。印象が悪いです。でもいいのです。印象をよくしようなんて気持ちはこれっぽっちもありませんから。印象が悪い。でも石田久二の言うことは、考えさせられる部分もある。一応、しばらくはブログも読んでみよう。それでいいのです。もちろん読んでくれなくってもいいです。読者の方に良い「印象」を与えて、それで正しいと思われるよりはずっといいです。時々、そんなこと言うと(書くと)、印象が悪くなりますと、と言われることがありますが、それで結構!

 私は私なりの表現で好きなように書くだけ。印象を良くする気なんて毛頭ありません。ですが、もしも願わくば、この文章が読者の方自身の「軸」について考えるきっかけになるのであれば、それ以上の望みはありません。アセンションはどうなるのか。将来の日本はどうなるのか。正直、そんなことは自分の人生にとって何の関係もありません。どうなろうが、なるようにしかならないのです。アセンションだから肉食べるのやめよう、、、なんてのは愚の骨頂。食べたければ食べればいいし、食べなくなければ食べなければいい。そんなのは自分で決めればいいのです。

 強引な結びつけかもしれませんが、今回の「酒井法子事件」ってのは、世の「印象」がどれだけ作られたものだったかを象徴する事件だったように思います。普通に考えれば「のりピーが覚せい剤なんかするわけない」ってなるのです。杉田かおるとか中澤裕子ならまだしも、、、ってな話(ファンの人ごめんなさい)。

 何度も言いますが、世の中は「印象」によって彩られています。もちろんそれは悪いわけではありません。よいものを作っている企業も「企業イメージ(印象)」が悪かったら売れませんし、その結果、よいものが消費者に渡らなくなりますから。でも逆もまたしかり。印象のいいものが、本当にいいものかは無関係。

 のりピー事件の今日的意味は「世の中は印象でできている」ことが明らかになったこと。では、私たちはどうすればいいのか。それが「軸」を持つことなのです。「印象」に左右されない自分だけの「軸」を。それは頑固であれと言ってるのではありません。人のことを聞くなと言ってるのではありません。むしろいろんな人と接して、そしていろんな意見、軸と交流し合うことで、自分の「軸」を強化していくのです。「軸」を鍛えるのもまた、人の「軸」と接することなのですから。

 この8月はぜひ自分自身の「軸」について再考する月間になれればな~と思っています。21日行の意味もそこにあるのかも。では、これから21日間、雨にも負けず、風にも負けず、でもあまり無理せずに楽しくやっていこうと思います。ありがとうございました。

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Commented by かたやん@宮崎 at 2009-08-11 01:54 x
何度も失礼します。うーん。是打たれてるのかたやんですか?頂いてホームページに使って良いんでしょうか?自分の姿見れないので、是が自分なら何か思ったより良い感じですねぇー。自画自賛。それにしても導師と先達何喋ってるんでしょうね。気になりますねー。笑
Commented by katamich at 2009-08-11 23:44
■かたやん@宮崎!
滝の方ですが、失礼ながら、どなたか確証がございません・・・
一応、顔が特定できない範囲で掲載させて頂くようにしていますが、
こちらの写真でよかったらご自由にお使いください。
by katamich | 2009-08-08 23:39 | ■人生哲学 | Comments(2)