宇宙となかよし

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Qと申します。読んで頂いた皆さんが笑顔になり、ますますパワーアップできるようなブログを目指しています。

「ありがとう」は水の結晶に・・・ 2009.7.21

 今年もまた天気が荒れる季節がやってきました。午前中はいい天気なのに、午後からゲリラ雷雨が連日のように降り、特に福岡は激しいようです。山登りも日の出前から出発する必要があるかもですね。明日は日食ですが、天気はどうなんでしょう。。。新月でもありますが、日食と新月が重なるって面白いですね。新月に月が見れる貴重な日。何かが始まりそうです。

 ところで、今日は思うところあって、ミクシィ日記に一連の記事を書きました。「裏側」にもそのまま転載しています。「心と科学」の6連発です。

心と科学1 
心と科学2 
心と科学3 
心と科学4 
心と科学5 
心と科学(追加) 

 ちょっと大切なことを申し上げたいと思います。2004年5月から「宇宙となかよし」(途中から改題)を書き続けてきました。このブログはその時々の体験や気づきを素直にありのまま綴ったものです。そしてこの5年間、私も成長し、いろなん変化を遂げてきました。人間関係ももちろん変わりましたし、状況も5年前とは全然違います。その上で申し上げますと、5年前の私と今の私が違うように、その考え方、趣味嗜好、スタンスも違う部分が多々あります。例えば以前は人生に悲観的な時期もあったのですが、今ではまったく逆でかなり楽観的です。以前はかなりお酒も飲めたのですが、今ではあまり飲めなくなっています。以前は苦労がお金になると思っていましたが、今では楽しいことがお金になると思っています。他にもいろいろ変化しています。

 その上で、この話をする時がやってきました。このブログを読んでいる方は、おそらく江本勝さんという方をご存じだと思います。水に「ありがとう」と言うと美しい結晶ができる、という本をいろいろお書きになっています。「水からの伝言」や「水は答えを知っている」などが代表的な著書です。

 私は以前、この一連の本や考え方、事実に非常に感銘を受けていました。水に「ありがとう」と言うと、それが反応して美しい結晶を作るなんて。これまで宗教や道徳といった漠然とした価値規範が、客観的な「科学」で証明される時代がきた。そして「ありがとう」は素晴らしい「波動」を持つことが科学的に実証された。ロマンやファンタジーではなく、まさにスピリチュアルとサイエンスが融合した。凄い時代に生きているぞ、と興奮したものです。

 しかしながら、それから間もなく、その話は基本的にしなくなりました。なぜか。「水からの伝言」に書かれていることが「科学」でないと知ったからです。詳しくは長くなりますが「心と科学」の6連発をお読み頂ければと思います。つまりそこで書かれている結晶は、ねつ造とまでは言わずとも、かなり恣意的につくられたポエムの一種に過ぎなかったのです。そして当の江本氏自身も、「水からの伝言」は「科学」でなく「ポエム・ファンタジー」であると述べています。

 つまり水に「ありがとう」と言っても、結晶が美しくなるという科学的な根拠及びデータは存在しないのです。江本氏の実験方法はかなり恣意的です。例えば「ありがとう」と声かけした水を一定の条件下で凍らせます。その際、50程度のサンプルを作成するのですが、そのすべてが結晶となるわけではありません。なるならないは技術的な問題ですが、いくつかは結晶をつくります。江本氏はその中から「ありがとう」に相応しいと思われる結晶を意図的に選び出し、それを掲載することにしました。

 もしもそれが「科学」であるならば、決してそんなことはしません。きちんとした科学のルールに基づいて実験を繰り返すところです。科学のルール及び「水伝」にまつわる全体的な話は「水からの伝言を信じないでください」を参照して頂きたいと思います。一応、これをしっかり読むと、「水伝」にまつわる騒動と問題点を理解できると思います。

 繰り返しになりますが、「科学のルール」では水に「ありがとう」と言っても美しい結晶は作りません。「ありがとう」の言霊の素晴らしさを伝えるために、そのイメージの結晶として掲載するのは問題ないのですが、「ありがとう=美しい結晶」と科学的に実証されたかのように掲載することは問題です。そもそもそれはウソだからです。

 では、「ありがとう」という言霊には固有のエネルギー(または波動)は存在しないのか、と言われると、「しない」とは結論付けできません。もちろんそのエネルギー(波動)の定義が必要にはなるのですが、「しない・ない」ことを論証するのは、「悪魔の証明」と言って検証が困難か不可能です。しかし、現代科学のルールの上では、とりあえず「しない」ことになっています。

 では、現代科学のルールではなく、将来的に科学がずっと発展した先には「ありがとう」のエネルギーを科学的に証明できる日が来るのではないか、と考える人もいるかもしれません。それも「ない」とは言えません。だからと言って将来の未知のことに対して「ある」とも言えません。例えば今目の前に「ボールペン」がありますが、そのボールペンに「意識」があるかと言えば、「ない」とも言えません。ただ、「ない」と言えないからと言って「ある」とも言えません。しかし、現代科学のルールでは「ない」という結論になりますし、同様に「ありがとう」が美しい結晶を作ることも「ない」のです。

 その上で私の個人的な考えを述べたいと思います。「心と科学(追加)」でも書いたのですが、水は言葉に影響を受けるか、言葉には固有のエネルギーがあるか、さらに物質には意識があるか。それらの問いに対して、私は「ある」と考えています。しかし、これは「科学」ではありません。私の人生における「思想」であり「哲学」です。

 そもそも日本には古来より「万物に精霊が宿る」というアミニズム的な伝統があり、それは動植物だけでなく、山や川、さらに人工物にさえ「精霊」つまり「魂」が宿ると考えられてきました。「もったいない」と言う言葉が世界的に有名になりましたが、それもまた日本人がモノを大切にするという美徳の表れであり、それは「万物に魂が宿る」という考えともあながち無関係でないかもしれません。

 「ドラえもん」の中で覚えているシーンがあります。ある女の子がおもちゃのお人形を粗末にして、最後に涙を流しながら「ごめんね、ごめんね」と謝っている話があったように思います。そのような感情が日本人特有のものだとは言えませんが、それはおそらく「万物には魂が宿る」ことをどこかで直感している普遍的な感情ではないと思うのです。大リーガーの松井選手やイチロー選手がバットやグローブを大切に扱っていて、周りのメジャーリーガーを感嘆させている、なんて話がどこかで紹介されていました。それは、おそらくバットやグローブに対する感謝の表れではないかと思います。そして彼らは結果を出しており、それが周囲にメジャーリーガーにもいい影響を与えているそうです。

 もしもイチローに「バットには意識があると思いますか?」とたずねると、おそらく「あると思います」と答えるんじゃないかと思います(誰かインタビューして欲しいです)。もしかすると一流のアスリートはみんなそう言う感情を持っているのではと思います。それは水が結晶を作るなんて唯物論的な話をはるかに超越した、本当の意味でのスピリチュアリティではないでしょうか。
  
 バットには魂が宿っている。言うまでもなくそれは「科学」ではありません。だからと言って科学者が否定することでもありません。むしろ素直に共感するのではと思います。同じようにモノにはすべて魂が宿っている。そのような考えの上で生活するのと、そうでないのとでは、どちらの方が人生が豊かになるでしょうか。私は「万物には魂が宿る」の方が、自分自身の人生を豊かで感動的なものにできると思っています。そしてそのことを私の口から伝えていきたいとも思っています。それは今の科学ではできません。科学を超越した、よりよく生きるための哲学なのですから。

 そのように考えると、倫理や道徳をすべて「水の結晶」に還元して考えることの稚拙さがおわかり頂けると思います(ウソであるにも関わらず)。そして「心」の問題を無理やり「科学」へと単純化することの恐ろしさもおわかり頂けると思います。基本的に「科学」は「モノの法則」を取り扱います。「心の法則」を取り扱うものではありません。「心」はそもそも複雑怪奇なものです。だから人は心で悩み、そして心で喜びを感じるのです。心ってなんだろう、、、思春期から青年期にかけて、多くの人が悩む問題です。人の心がわからない、自分の心もわからない。そのような悩みこそが、自らの心を成長させ、成熟させるのです。ダイヤがダイヤでしか磨けないように、心も心でしか磨けません。その複雑な心のありようを「波動」とか「水の結晶の美醜」に還元してしまうことは、ある種、楽かもしれませんが、心を磨くことには決してつながらないでしょう。

 「ありがとう」の美しさは誰もが認めるところ。結晶が綺麗だからその言葉が美しいのではありません。「ありがとう」を感じ受け取る「心」が美しいから美しいのです。そのような「心」の大切さを、単純化された事象しかもウソの科学に頼って説いていくような粗末なことは私にはできません。私は心をこめて、心から、心や言葉の尊さを叫んでいきたいと思っています。ありがとうございました。

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by katamich | 2009-07-21 23:39 | ■精神世界
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