潜在意識のポジションを変える! 2009.5.25

 今日はセミナーに参加された方と、宝満山に登ってきました。11時頃から登り、12時には登頂。いい天気で気持ちよかったのですが、そろそろ暑くなってきました。今月はあと一回登れば、今年休んだ分の借金(?)がすべて返済されます。昨年は11回分休みましたので、それも一気に返済したい気持ちです。何にしても未完了事項は早く採算してスッキリしたいものですから。

 下山の後は近くでうどんを食べて、太宰府天満宮にも寄りました。ご一緒した方は遠方からのセミナー参加だったので、ご満喫されてよかったな~と思いました。ぶっちゃけ福岡ってのは観光スポットがほとんどなく、唯一、太宰府天満宮だけは韓国や中国からの旅行者が必ず立ち寄る場所。篠栗や宝満山ってのはマイナーな土地なんですが、でも、本当はマイナーなところの方が楽しかったりもします。博多に来ると屋台ラーメンを食べる人も多いと思いますが、ガイドブックに載っている屋台には、地元の人(私を含めて)はほとんど行きませんし。正直言って、太宰府天満宮よりも篠栗の南蔵院の方が楽しいし、いい気が流れています。そもそも太宰府天満宮は菅原道真の「祟り」を鎮めるために建立されたものですので、弘法大師のご利益に与る篠栗とは「氣」が違うのも当たり前かな。。。

 ところで今回初めて開催した「滝行セミナー」ですが、参加された皆さんが「また参加したい!」と言って頂けるほど、いい機会になったと思っています。今回は私のセミナーだけでなく、滝行や宿坊などが魅力なのですが、全体を通して一貫性のあるセミナーになったと思います。そのテーマとは「超意識」。こないだも書いたと思いますが、正確に言うと、「潜在意識」なるものは確かにパワフルではあるのですが、同時に「ブレーキ」にもなるものです。ですので「潜在意識」の立場に立てば、それは「善意」ではあるのですが、時としておせっかいなところもあります。本当は嫌な仕事を辞めて、自分の好きなように生きていきたいのに、なぜだかブレーキがかかってしまいます。これは「会社を辞めると生活できなくなる」という「思い込み(ビリーフ)」に拠るものですが、「潜在意識」の側からすると「あなたのためを思って・・・」というおせっかいな善意が働いているのです。

 しかし、もしも会社を辞めてしまうとどうなるでしょうか。2004年の私のように。すると人によっては「超意識」が働くことがあります。「潜在意識」のおせっかいを振り切って荒野に立たされると、そこで自分自身が本当に持っている「底力」みたいなものに目覚めることもあります。その「底力」こそが「超意識」なのです。私は会社を辞めてから4年間、まさに「超意識」の力でここまでやってこれたと思っています。「超意識」の力は「潜在意識」のブレーキを超越し、逆に「超意識」にアクセスできたことで「潜在意識」のブレーキがアクセルに変わることだってあるのです。

 「潜在意識」のプログラミングを書き換えるには、「大きなインパクト」と「繰り返し」が不可欠なのですが、正確に言うと、「大きなインパクト」を担当するのが「超意識」であり、「繰り返し」を担当するのが「潜在意識」となるかもしれません。例えば「お金がない」という「潜在意識」のプログラムを書き換えるには、ちょっとずつ繰り返してお金を作っていくことが求められます。例えばサラリーマンの方の多くは、自らの「労働力・労働時間」との引き換えに「お金」を頂くことが染み付いていると思います。働かなければお金は入らない、という。それがゆえに「会社を辞めると生活できなくなる」という「ビリーフ」が強化されるのです。

 ここで例えばヤフオクで要らない本を出品したとします。そして500円で落札されたとします。これは自分にとってはゴミ同然の本が500円という「お金」に変化したこと、つまり「労働力・労働時間」以外のものが「お金」になったことを実感する具体的な機会となるのです。ですので、サラリー以外でお金を手にする最も具体的な提案としてヤフオクを利用するのが一番手っ取り早いのですが、ここで「たった500円・・」と言ってはいけません。その人は、そう言いながらもその「たった500円」さえも稼ぐことができないのですから。

 それまでは「労働力・労働時間」のみが「お金」の対価となる生活だったのが、ヤフオクで自分にとってゴミ同然の不必要なものを500円で売ることは、大きなパラダイム転換であることをもっと強く認識するべきです。もしもヤフオクで一日一品を出品していくと、儲け単価が500円としても月に15,000円の利益になります。けっしてバカにできない額でしょう。それがもしも単価1,000円になれば30,000円。それを一日3品出品すれば90,000円になります。出品するものがなくなれば、ブックオフに行って仕入れることも可能です。それなりによさそうな本を見つけると、携帯でアマゾンの中古価格を確かめて見て、もしもその価格がブックオフ価格を上回っていれば、それは買いなのです。もちろん送料手数料を考える必要もありますが、今の時代はそうやってお金を生み出すことが可能なのです。
 
 そしてそうやってヤフオクでちょっとずつでも「繰り返し」を徹底すると、「労働力・労働時間」のみが「お金」の対価とは限らないことを「潜在意識」が覚え始めますので、徐々に「お金をもらう側(会社等から)」から「お金をつくる側」へとポジションを変えていくことができます。このことは例え500円とか1万円の利益しかないと言っても、それまでの給料20万円よりもはるかに大きな「価値」があることをおわかり頂けるでしょうか。金額ではなく「価値」が全然違うのです。そしてその立場(お金をつくる側)に立つことができれば、あとは質量を拡大していけばいいだけ。何でもそうですが、0を1にすることは困難ですが、1を100にすることはさほど難しくはありません。「繰り返し」が「潜在意識」のプログラミングを変えるとはこう言うことです。

 私のことで言えば、2005年の秋に無料コーチングを始めたのですが、その半年後から有料へと切り替えました。これは「無料から有料」へ切り替えるだけと思うかもしれませんが、これまた「価値」が全く違います。コーチングなどは商品を売る場合と違って、「私そのもの」を売るわけですから、そこには自分自身、強い抵抗がありました。「潜在意識」のブレーキがかかっていました。しかし無料を続けて行く上で、中には勝手にお金を振り込んで頂く方もでてきました。それが例え大金でなくとも、私の「潜在意識」を書き換えるには不可欠なきっかけだったのです。それもあって、私は意を決して有料化し、それからも徐々に値上げしながら今に至るわけです。セミナーも同様です。

 そして今回の「滝行セミナー」も私の「潜在意識」を書き換えるのに大きな意義がありました。ぶっちゃけて言うと、経費を除いて私はセミナー代として2万円を頂きました。しかし私はこの2万円は純粋なセミナー代として考えていたので、一方で滝行の付加価値でそれを頂くのはどうかという変な思いも正直ありました。もっと言うと、滝行を目的として来られる方にセミナー代を頂くのはフェアではないのかも、、、という気の小さい思いも正直にありました。しかし、今回、それは払しょくされました。

 それは私と言う「ブランド」をあまりにも過小評価していたのです。滝行であれ、宿坊であれ、今回のセミナーは全体を通して、これができるのはおそらく日本で私だけだと思っています。もちろん滝行体験などの企画はどっかであると思いますが、私でなければ出ない雰囲気だってあります。私にしかできない。これは私自身の価値はともかく、これだけでも大きな「ブランド」だと言えるのです。

 また、これは非常に言いにくいことなのですがこの際告白させて頂きます。昨年、2泊3日で「Q州ツアー」と言うのをやりました。滝行、宿坊、阿蘇、神社、ペンション、あんでるせん、など盛りだくさんのツアーであり、最後は別れを惜しんで涙を流すほどに感動的なツアーになりました。この時、私は参加費として1,000円を皆さんから徴収させて頂きました。15名の参加でしたので、私は15,000円を経費として頂きましたが、実はこれだけで宿泊代が飛んでいきます。それに加えて、レンタカーとガソリン代は割り勘。さらにこれはこちらのミスですが、ガソリン代の高騰分を考えてなかったので、最終的に赤字になりまくってしまいました。ただ、私も楽しかったし、それはそれでいいかと思ったのですが、正直、これでは続けられません。活動すればするほどに赤字になる状況では、いくら楽しいからと言っても、続けることはできません。

 ですので、今後、ツアーを行う際は、きちんとした対価を上乗せした上で、よりオープンな形でやっていこうと思っています。これまでは完全にクローズな感じで、言わば仲間うちでやっていたのですが、もともとは皆さんセミナーにご参加された方ばかり。ツアーに参加したくとも、この「仲間うち」に入れなければ参加できないのはフェアでありません。ですので、今後、フェアな形でツアーを行うには、セミナーを中に入れながらも、オープンな価格とアナウンスでやっていくことが重要となります。そして経費以上の上乗せ分は、私自身の「ブランド」としてとらえ、そのブランドに価値を感じる人から参加されるとよいと考えます。この考えに至ったのは、まさしく今回の「滝行セミナー」の成功を通してです。

 確かに私が参加する側で考えた場合、例えば五日市剛さんと行くセドナツアーなどがあれば、経費以上の対価を払ってでも十分に価値があると考えますから。不遜な言い方かもしれませんが、「私はブランド人である」という認識をし、そして実際に「ブランド人」として生きて行くには、一歩一歩具体的な形で書き換えて行くことが重要となります。3月末に道幸武久さんの講演会に行った時も、「私はブランド人である」という宣言をさせられました。私の今後の生き方、あり方を考えた場合、より価値ある「ブランド」を持つことが何より重要。それを具体的に形にするのが、今のところはセミナーであったり、コーチングであったり、そしてツアーであったりするのです。

 話がかなり脱線してしまいましたが、要するに「潜在意識」を書き換えるには、「繰り返し」によって「お金をもらう側」から「お金をつくる側」へと移行すること、さらに「非ブランド人」から「ブランド人」へと移行すること。これが重要です。今日は「潜在意識」の話で留まりましたが、長くなったので「超意識」については、また後日書きたいと思います。ありがとうございました。

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愛と感謝:58日目】

<愛>
・今日はセミナーに参加された方を宝満山・太宰府天満宮へとご案内させて頂きました。
<感謝>
・今日もべらべらしゃべって楽しい一日でした。
by katamich | 2009-05-25 23:27 | ■人生哲学 | Comments(0)