宇宙となかよし

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沈黙は力なり! 2009.5.17

 今日は日曜日。当初、何名かで宝満山に行く予定であったのですが、雨で中止。その代りに急きょ、午前中にお試しコーチングが入りました。宝満山の中止が決まってからの決定だったのですが、いずれにしても突然のこと。突然メールが来て、最初は対面でのコーチングを希望されたのですが、原則としてお試しでは対面コーチングをやっていないので電話で行うことになりました。

 最初に断わっておきますが、私はコーチングの内容等について、本人の了解なくして他人に漏らすことはありません。守秘義務は徹底しています。しかし、今回は非常に特殊なケースであり、日々の気づきとしてシェアしたいと思います。何が特殊かと言うと、まず、コーチングはお試しにおいても前払いを原則としているのですが、今回は昨日の今日の話で突然の日にち指定でその原則を守れなかったこと。もう一つは私のコーチングの条件に合わなかったこと、などです。

 どのようなセッションだったかと言うと、最初はイントロダクションから入っていき、いろいろと情報を提示して頂きます。そして15分ほどたった時、突然、会話がストップしてしまいました。ここで私の直感が降りてきました。絶対に自分から沈黙を破ってはならない、と。最後に言葉を発したのは私であり、私のその言葉に対するレスポンスを待つ側になります。それから約20分間、電話は切られないままに、沈黙の状態が続きました。そして相手から電話が切られて終了。

 通常はこんなことは絶対にありません。沈黙になったとしても、私の方から「もしもし聞こえますか?」など言って沈黙を破りますから。それがスムーズなコミュニケーションだと言えます。しかし、今回は絶対に私の方から沈黙を破ってはならないと感じ、受話器を耳に付けたまま、ずっと沈黙を守っていました。相手から何らかのレスポンスがあるまで。

 聞くところによると、そのお相手の方は、過去の体験・経験の中で「対人」を恐れるプログラミングがなされており、とりわけ他人から発せられる「音」に過剰な反応をしてしまうのだそうです。ちょっと気になったので聞いてみると、やはり通院・投薬中であったそうです。基本的にはコーチングの対象にはならないのですが、とりあえず今この瞬間において最善を尽くそうと思いました。

 そしてすぐに直観したのですが、その方には「相手からのアクションを常に待つ」というプログラムがあったのです。他人とのコミュニケーションが苦手、特に相手の言葉や音に過剰に反応してしまうということは、逆説的ですが、何よりも「相手からの音(アクション)」を求めてしまうのです。ここに「意識」と「無意識」のギャップが生じてしまい、それがゆえに苦しくなるのです。

 例えば会社の上司が苦手で、出勤前にいつもブルーになる人がいたとします。理屈的には、そんなに嫌ならば上司のことを考えなければいいのに、なぜか出勤時には毎日その上司のことを考えてしまいます。「意識」では遠ざけようと思うのに、「無意識」では常にその上司のことが頭に浮かんできます。これは別の言い方をすれば、「無意識」が上司を求めていることに他なりません。さらに言えばその上司からのハラスメントを「無意識」が求めているのです。

 言うまでもなく「無意識」には否定形がありません。「交通事故のことを考えないでください」という言葉を聞いた瞬間、それが否定形であろうと、一番に浮かんでくるのは「交通事故」のことです。そして場合によっては「交通事故」を引き寄せてしまうこともあります。車内の交通安全のお守りの数と事故確率は比例するなんて話もあります(小林正観など)。また、禁煙中の人に対して「タバコのことを考えないでください」なんて言うと、余計にタバコが吸いたくなります。これらは確かに「意識」では否定しようとしているのですが、「無意識」ではそれを求めていることになるのです。

 私は意識的にも無意識的にもタバコを欲しいとは思いません。ですので、一日のうちにタバコのことを考えることはほとんどありません。お酒も同様。日常的に欲しいとは思わないのです。これはまさに「意識」と「無意識」が同じ方向を向いていることに他なりません。

 セッションの話に戻りますが、他人からの「音」が苦手ということは、確かに「意識」では避けたいと思っていても、「無意識(潜在意識)」ではそれを求めているのです。別の言い方をすれば、その「音」とは人からの「関心」のこと。人間にはまず「安心・安全」の欲求がベースにありますが、それが満たされた時、次に来るのが他人からの「関心」への欲求です。

 これは学校や会社での「いじめ」も同じことです。私が高校の時、傍目には明らかにいじめられてるっぽい同級生(Aとします)がいました。私は寮生活をしていたのですが、ある日、Aとその仲間が私の部屋に入ってきました。その仲間の一人は私と同室でしたので。ちなみにその仲間のグループはいわゆるヤンキー系でも暴力系でもなく、いたって普通の奴らでした。その時、仲間の一人がAに「忍者ハットリくんの歌を歌え」と命令しました。するとそのAは歌い始めたのです。ですが、何かと言いがかりをつけられては、仲間から軽くしばかれ始めます。さすがにエゲツナイと思い、「ちょっとやり過ぎちゃうか」と止めたのですが、彼らの中ではその関係こそが仲間意識であり、Aもそれで了解していると言うのです。そして後から同室の奴に聞いてみたところ、その関係が仲間の中ではちょうどよくAもそれを求めている、と言われたので、私もそれ以上は何も言いませんでした。

 そこで思ったのが、Aはそのようにして仲間からの「関心」を集めていたのです。「無意識」の欲求をシンプルに表すと、一番のベースが「安心・安全」であり、次に「関心」がきます。とりあえずAとその仲間の中では「安心・安全(つまり最低限のラポール)」が築かれており、その上で、Aが求めるのは「関心」でした。Aは仲間の中でそのような役割を演じることで「関心」を満たすことができ、例えそれが「いじめ」のように見えたとしても、そこには「関心」という「肯定的意図」が備わっていたのです。しかし、それがエスカレートすると、ベースとなる「安心・安全」が脅かされることにもつながり、そこで問題が表面化するものです。

 セッションの話に戻りますが、「他人からの音」が苦手と言っても、その人の「無意識」はその「音」を何よりも求めており、それによって「関心」という「肯定的意図」が満たされているのです。本来ではあれば、そのようなネガティブなコミュニケーションによって「関心」を満たすのではなく、より積極的な関係が求められるのは言うまでもありません。しかし、「無意識」には良い悪いの区別がつかないので、何であれ「関心」と言う欲求を満たすには、「他人からの音」を待つしかないのです。そこにプログラムができているのです。

 ではなぜ、私は沈黙を守ったのか。それはどんな方法であるにせよ、その方の「相手からのアクション(音)を常に待つ」というプログラムを崩したかったのです。おそらくその方は幼い頃から大人しくていい子だったと思います。自分からアクションを起こすのではなく、親や友達からのアクションをずっと待ちながら育ってきたのだと直感しました。普通であれば、会話の中で「沈黙」が生じてしまえば、どちらかが必ずその「沈黙」を破ろうとします。「もしもし、電話の調子はどうですか?」などと言って。いつもの私ならそうです。しかし、今日の方は意図せずして「沈黙」を20分も守り続けました。それは並大抵ことではありません。私はあえて「沈黙」を守っていたのですが、その相手の方は、自分からそれを破るのではなく、20分間待ち続けていたのです。そう、待ち続けていたのです。それが無意識にプログラミングされたパターンだったのです。

 沈黙から20分後、相手の方からようやく電話が切られました。私から切ったのではありません。相手から切ったのです。つまりその方がご自分の意志で電話を切るというアクションに出たのです。待つだけのプログラムを崩すことができたのです。それが例え相手の心証を害したとしても、まずは自分からその口火を切ること。ちょっとずつちょっとずつ、自分からのアクションの数を増やしていくこと。それでしか「無意識」のプログラムを変えることはできません。私のコーチングポリシーとして、通院・投薬中の方はまずは専門医にお任せするとして、コーチングを受け付けることはしないのですが、本当に自分を取り戻す、言い換えると「無意識」のプログラミングから「自由」になるには、できるところからちょっとずつちょっとずつ変えていくしかないのです。

今日、私が沈黙を守り電話を切るまで待てたのは、今日の私ができる最善のセッションだったと思っています。おそらくコーチング料の振込みはないと思いますが、それでも私ができる最善のことができたので、私は満足です。そして、その方がどこかの段階で、自分自身のプログラムの正体に気が付き、本当の意味での「治癒」ができるとことを願わずにはいられません。ありがとうございました。

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愛と感謝:51日目】

<愛>
・私ができる最善のセッションをさせて頂くことができました。
<感謝>
・松本人志が結婚しました。
by katamich | 2009-05-17 23:56 | ■NLP・コーチング
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