無意識を自由に操るための真髄! 2009.5.8

 今日はNLPセミナーの第五回目。このセミナーではNLPを題材にある程度私の好き勝手やらせてもらっています。ですが、一通りの主要スキルはこれで学べてしまいます。内容的にはプラクティショナーコースにプラスアルファってとこ。ただ、取り上げる題材が松本人志だったり、加賀田晃だったり、島耕作だったり、かなり身近な題材をNLP的に用いるところが一工夫です。このセミナーの長所としては、第一に低価格でNLPの主要スキルを一通り学ぶことができること。そして私がやっていること。一方の短所としては、短時間に様々な情報を詰め込んでいくため、じっくりとワークをする時間が取れないこと。だからこそ、こうやって復習のレポートを書いているのですが、NLPでも何でも、繰り返し復習することが重要です。つまり「無意識(潜在意識)」にきちんとインプットするには、何度も繰り返すか、ものすごいインパクトを体験するか。ですので、セミナーの参加者の皆さんは、ぜひ学んだことを何度も繰り返し復習してくださいね。

 と言うわけで、今回のレポート。テーマは「無意識を自由に操る真髄!」ってことで、ここでは特に「自由」に注目。人は多かれ少なかれ「無意識」に翻弄されています。例えば雨が降っているとブルーな気持ちになる。これは雨という現象に対して「無意識」が反応しているだけ。逆に天気になるとテンションが上がるのも無意識の反応。これらの本質はいずれも反応は無意識に起こるということ。いい悪いは別として、これって本当に「自由」と言えるでしょうか? もちろん楽しいことに楽しく反応すること、楽しくないことにそうでない反応をすることは、いずれも人間として当然の「反応」ですし、すべにて無反応でいるよりは100倍マシです。

 ですが、周囲の環境の変化によって「一喜一憂」する人がいたとして、その人は本当に自分の人生を生きていると言えるでしょうか? 自分に人生に対して、本当に「自由」であると言えるでしょうか? 雨が降った時にブルーになるなと言うわけではありません。しかし無意識に翻弄されてブルーになるのと、自分で意図してブルーになるのとでは意味が180度違います。「雨が降ったらブルーになる」をポリシーとしている人は、人生に対して自由です。しかし、勝手にブルーにさせられるのは、決して「自由」とは言えませんし、本当の意味で自分の人生を生きているとは言えません。

 今回のセミナーでは無意識の「反応」をいかにして「意識」化して、「無意識・反応」から「自由」になるかをテーマとして扱いました。そのための基本的にスキル、考え方を一つ。それは「アソシエーション」「デソシエーション」という概念です。「アソシエーション」とはその状況にどっぷり浸かっている状態。「デソシエーション」とはその状況にある自分を外から客観的に見ている状態です。

 そしていわゆる「幸せな人」と「不幸な人」の特徴をお伝えしました。「幸せな人」とは「いい状況」にアソシエートしているの対し、「よくない状況」にはデソシエートしている人を言います。そして「不幸な人」はその逆を演じています。つまり、「幸せな人」は楽しいことをそのままどっぷりと楽しんでいるのですが、叱られたり失敗したりなど楽しくないことについては、冷静、客観的に自分を見ています。一方、「不幸な人」は楽しくないことについて、自分のが不幸の中心であるかのように、そこにどっぷりとつかっているのに対し、楽しいことが起こると、「こんなことは長くは続かない」などと独りごちたりして、なぜか冷めてしまっています。

 そのような傾向を理解した上で、セミナーでは実際のワークに入ってもらいました。実に簡単です。例えば楽しくない状況に置かれているとして、その状況をいったんはどっぷりと感じてもらいます。その瞬間、いろんな反応が出てきます。そこで、その場から一度離れて、もともと自分がいた場所に対して、さも自分がまだそこにいるかのように客観的に見てみるのです。すると元の楽しくない反応が消えていくのを感じるでしょう。

 次はある意味NLP的な概念であると言える「代表システム」に移ります。「反応」や「状態」を形成するのは、この「代表システム」である、それはV(視覚)、A(聴覚)、K(体感覚)の3つの成分からできています。そして人は「利き腕」があるように、3つの感覚に対しても「利き感覚」なるものがあります。そこである方法によってそれぞれの参加者の「利き感覚」をテストしてみました。多くの人は通常、上位2つの「優位感覚」によって世界を認識します(もちろん残りの一つを使わないわけではありませんが)。そしてそれぞれの「利き感覚」については、いろんな傾向があります。NLPでは相手の「利き感覚」を瞬時に察知し、それに見合ったコミュニケーションをとることを可能とします。しかし、今日の段階では、「利き感覚」の傾向を解説し、納得してもらうに留まり、具体的にコミュニケーションについては後日のテーマとしたいと思っています。

 そのような「利き感覚」を理解してもらった次は、やや上級なスキルを学んでもらいます。野球選手のイチローは、ベンチからバッターボックスに入るまで、ある特定のプロセスを取ります。例えば先日のWBCの大一番では、イチローはバッターボックスに入る前、自らその状況を「実況中継」していたと後のインタビューで語っています。そのことをNLPでは「メタ認知」とも言うのですが、ここでイチローは実況中継という「声」によって、自らの世界を創っていました。それはVAKで言うと「A:聴覚」です。その後、バッターボックスに入ると、お決まりの振り子のような運動を繰り返し(K:体感覚)、バットを垂直に立ててピッチャーとバックスクリーンを見ます(V:視覚)。つまり、イチローはヒットを打てる状態を「A→K→V」というパターンで創っていたと言えます(ただし、この例はセミナーのために簡略化した説明であり、実際にはもっと複雑なパターンを取っています)。

 この例を参考に、参加者にも「うまくいくパターン」を代表システムのマッピングいて頂きました。ワークの手順としては「3枚の白紙」を用意し、その中にVAKの内容をなるべく詳しく記入してもらい、「うまくいくパターン」のプロセス通りに紙を地面に置き、その「感覚」を「無意識」にインストールするように何度か繰り返し味わってもらいます。この辺りは、ある意味、最もNLPらしいワークだと言えるかもしれません。これによってどんなことにチャレンジする場合でも、「うまくいくパターン」が無意識にインプットされているため、たいていの場合はうまくいくとなるのです。ただし、これもやっぱり繰り返しが重要。無意識にどんどんインストールしていきましょう。

 ちなみに100発100中(一発必中)の伝説の営業マン「加賀田晃」氏は、完全に「うまくいくパターン」を知っており、毎回の訪問でそのパターン通りの営業をします。そして初対面でも難なく契約していきます。さらに加賀田氏の凄いところは、そのパターンを人に教えることができるという点です。加賀田先生はNLPを知らないのですが、非常にNLP的なプロセスを体現していることがわかります。

 あ、それから今回のセミナーはやること盛りだくさんであるにも関わらず、つい雑談にも走ってしまいました。「なぜ、お札を揃えるといいのか(なぜ、部屋が片付いているといいのか)?」、「投資(株やFX)で成功する人の特徴を一目で判断する話」、「ワンポイント手相講座(金運を観る)」などなど。ま、私のNLPセミナーは「使える」をモットーとているので、この話は聞いた瞬間から使えます。ちなみに私は「投資」には向いてないようですので、それを専門にしないで正解。また、手相的にはまあまあ金運はあるようです。ただ、手相は変わりますし、書くことも効果的。ある線を数ミリほど延ばすと金運に恵まれます。

 そして最後は「天才」のモデリングとして「共感覚」について。これは通常のプラクティショナーではあまり扱いませんが、とても重要な概念だと思っています。ロバート・ディルツによると、モーツァルトはVAKの感覚の連動によって作曲のプロセスを進めていました。プロのピアニストは、所見の楽譜を「文字情報」ではなく、「画像(V)」として処理し、それを音(A)として表現します。確かに人には「利き感覚」がありますが、「天才」とはすべての「感覚」を磨き、それを連動させて用いることに長けています。

 その連動性のことを「共感覚」と言うのですが、苫米地英人氏によると、願望実現においても「共感覚」によってリアルな臨場感を強くすることが重要であるとされます。実際の苫米地氏のセミナーでも「共感覚」を鍛えるワークがあるようですが、実際の「共感覚」とは誰もが生まれながら持っていながら、成長とともに失っていきます。その結果、強い「共感覚」を持つ人(共感覚者)は10万人に一人とも言われます。なぜ、成長とともに失うのかと言うと、その方が世界を認識する際に混乱がないからです。強い共感覚は色を見て何らかの味覚を感じたり、匂いを嗅いで何らかの音が聞こえることがあるようです。また、数字や文字に対して色を感じたりなど、本当にそのような共感覚があれば、世の中、鬱陶しくてたまりません。だからこそ、もともと未分化だった感覚(代表システム)が、成長とともに、世界を認識するプロセスとともに代表システムが分化し、的確に世の中を判断することができるようになるのです。 

b0002156_7112720.jpg しかしながら、それでも「共感覚」は多くの人の「感覚」に臨場感を伴って刺激します。成長した今では一種のメタファーとなりながらも、「共感覚」を日常生活に取り入れていくのは決してそんなことではありません。例えば松本人志です。彼は「共感覚」をお笑いの中に取り入れ、成功している代表であると言えます。例えば「寒い(サブい)」という言葉を面白くない動きやトークに対して用います。彼はそのような動き(V)やトーク(A)に対して、「寒い・サブい(K)」というリアルな感覚を通して認識していたのです。また、憂鬱な状態(K)をブルー(V)になるという言葉で用いたり、ぐだぐだやずるずる(K)などの擬態語を様々なシチュエーションで用いるのも彼の特徴です。その結果、松本人志の言葉は人口に膾炙し、日常語として定着していくのです。他にも「へこむ」「よごれ」「かむ」「かぶる」「すべる」などの言葉も松本人志が広めた言葉と言われています。

 松本人志の天才性はそこにあります。つまり多くの人の「感覚」に見事に当てはまる言葉を瞬時に発し、それがそのまま定着していくものなのです。そしてもしも松本人志をモデリングすることができれば、多くの人の心をつかむコミュニケーションが可能になるかもしれません。例えば「カスタードのような甘く滑らかな音」という表現はまさに「共感覚」的ですが、この言葉にとってどんな音かに対する興味が強く喚起されると思います。他にも「ティラミスのような色合い」「パステルアートのような音」など、いくつなの感覚(代表システム)を連動させることによって、相手の「感覚」を強く刺激することができるのです。

 セミナーではそのためのワークを実施したところ、参加者の「感覚」が確かな変化を経験したようです。今日のセミナーもいつものように盛りだくさんの内容となりましたが、参加者の皆さんは、ぜひ、資料を何度も見直しながら、「無意識」の今回の内容を繰り返しインプットしていくことを心がけて頂きたいと思います。そして「感覚」から「自由」になり、見事な「感覚使い」を実現していきましょう。次回は「はじめに言葉ありき!言葉は人生を創る!」をテーマとして、NLPの真骨頂でもある「メタモデル」などについて実践していきたいと思います。セミナー後はいつものように懇親会。とっても熱い話が展開され、私は帰りましたが、二次会に繰り出した方もいらっしゃいました。いい雰囲気です。ありがとうございました。

さあ、今日の順位は??
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〇<福岡NLP-Ⅱ>5月15日(金):第一回・無意識の本質に迫る!

〇5月23日(土)・24日(日):本当の自分に出会う「願望実現」特別セミナーin福岡

〇<福岡NLP-Ⅰ>5月29日(金):第六回・はじめに言葉ありき!言葉は人生を創る!


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愛と感謝:43日目】

<愛>
・今日もいいセミナーができました。
<感謝>
・セミナーでは懇親会も含めてとても楽しいひと時を過ごすことができました。
by katamich | 2009-05-08 23:58 | ■セミナー・研修・講演 | Comments(0)