宇宙となかよし

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ラポールに始まりラポールに終わる!(その1) 2009.3.19

 さてさて、本日もセミナー。最近、毎週ですね。今日は第二回目の福岡NLPセミナーとなりました。テーマは「ラポールに始まりラポールに終わる(その1)」です。「ラポール(信頼関係)」はコミュニケーションの基本中の基本。この先、「催眠」などをテーマにすることも出てきますが、その際も「ラポール」なくして不可能です。コーチングにおいても「ラポール」が大前提。どんなに技法や理屈を学んだとしても、ラポールを取れない人は催眠もコーチングも機能しません。そして「ラポール」もまた、技法ではなく「あり方」そのものであるので、普段の習慣が大事ということですね。しかしその「習慣」をつけるためには「学び」が大切。そんな趣旨で今日もぶっ飛ばしました。

 セミナーする度に言われるのですが、時間があっという間に過ぎてしまった、と。実はこれも「ラポール」が関係してくるのです。実際、「時間」とは相対的な概念ですので、同じ一時間でもそれが5時間に感じる人もいれば、5分に感じる人もいます。例えば大好きな人と一緒にいる時間はすぐに過ぎ去ってしまうでしょうが、逆に大嫌いな人と一緒のいる時間は長く感じてしまいます。アンソニー・ロビンズが言ってるのですが、もしも火の中に手を突っ込むのであれば、例えそれが5秒であったとしても永遠の長さに感じるだろう、と。時間の長さを変えるというのも催眠の技法の一つにあるのですが、それもやっぱり前提はラポールです。ラポールを確立した上で、あとはしゃべりの技法。ラポールのない人の話は、どんなに巧みな話術であっても長く感じるものですから。

 ですので、私もセミナーでは最初にとにかくラポールを築くことに力を注ぎます。もっと言えば、セミナーが始まる前からそれは始まっています。策略的と思われるのは心外ですが、これは私の習慣にもなっているので言っていいでしょう。セミナーが始まる前、特に初対面の人には話しかけるようにしています。せっかくの時間、そこでラポール築かないのはもったいないです。と言うか、私の中では初対面の参加者には話しかけずにおられないのです。これが習慣であり「あり方」です。

 もう一つラポールを築くコツは相手の名前を真っ先に覚えること。相手が「え?!」と驚くくらいに覚えること。そして気楽に呼びかけること。これも私の習慣になっています。そして相手が女性であれば、下の名前も覚えるにこしたことはないでしょう。そう呼びかけるかどうかは別として、私が女性の下の名前を知っているかどうかで、お互いのキョリ感が変わってくるのです。男性でも同じかもしれませんが、それは女性の方が顕著です。

 名前の件で言えば、以前、私が参加したセミナーで、それは数日間の連続シリーズだったのですが、その時の講師が3回連続私にこう言いました。「すいません、お名前なんでしたっけ?」、と。一回ならまだしも、3回もそれをするのはセミナー講師の資質が問われます。名前を覚えるのが苦手なら、紙に書いて予習するなど、きちんと努力をするべき。私はそうしていましたし、今でもセミナー前は参加者の名簿とにらめっこです。やがてそれが習慣化するもの。そして今日はセミナー中、女性参加者の下の名前を突然一人一人言うパフォーマンスをしてみました。用意していたのではなく、話の流れでそうなったのです。残念ながら、ただひとりの参加者の名前は出てこなかったのですが、それ以外の方の名前はすべて言えました。自分でもびっくり。つまり習慣化してたんですね。そしてその思いだせなかった方の名前はもう一生忘れることはないでしょう。ラポールを築くにも、努力、そして習慣が大事なのです。

 てなわけで、前置きが長くなりましたが、セミナーのレポートに入りたいと思います。前回も割と細かくレポートしたのですが、参加者からは「書き過ぎ」と言われました。でも、言うまでもなく、ブログで書ける内容は100分の1もありません。私のセミナーは頭で理解するのではなく、五感で感じることに重きを置いていますので、参加しなければ絶対にわからないでしょう。正直、このレポートを100回読んでも、一回のセミナーには負けると思います。それは参加者の方が一番よく知っていることでしょう。

 今日はまず最初に前回の復習。「無意識」とは何ぞやの話。「無意識」とは「安心・安全」を求めるものでした。これはコミュニケーションでもまったく同じ。そしてラポールの前提もまた「安心・安全」なのです。もしも私が「北斗の拳」の悪役のような衣装で来たら、たぶん、セミナーは成立しないでしょう。私に対して「安心・安全」を感じることがなくなるので、絶対にラポールは築かれませんから。で、いろいろ小話も挟みながら、ラポールの要素である「理解」と「類似」について説明。そして「理解」の前提として、相手のことをよく「観察」が大切。

 そこで「キャリブレーション」というワークに入ります。「キャリブレーション」とは「観察」と言われますが、実際は「印をつける」という意味になります。最初のワークは「この絵を描いてみよう」です。ホワイトボードに二つの絵を描いてみます。一つは「○○○○○」で、もう一つは「○○○○○○○」です。そしてそれを覚えてもらってから、消します。そして描いてもらったのですが、最初の絵は皆さん正確に描けたのに、二つ目をかけたのは2人くらいしかいませんでした。実はこの二つ目の絵は深くって、この後、「メタモデル」でも登場する予定。しかし冷静にキャリブレーションできれば描けるのですね。

 次のワークは「どこが変わったか?」です。これは私がモニターとなり、ビフォーアフターの違いを当ててもります。5パターンでやったのですが、最初のパターンはメガネを逆さまに。これは皆さんわかりました。その後も、いろいろやってみるのですが、最後のパターンがわかればミルトン・エリクソン級の超高等キャリブレーションになります。まずは私を見てもらいます。そして一度目を瞑ってもらい、一か所を変えて、目を開けて当ててもらいます。さすがにこれを当てた人はいませんでした。しかし、私の中では大きく変えたのです。それはまた次回、取り上げたいと思います。

 そして次のワークは「好きな人嫌いな人」です。2人ほどモニターで出てもらい、私が「楽しかったこと」と「嫌だったこと」についていろいろ質問します。その時、答える側の表情などをキャリブレートしてもらい、次に私が後ろで合図をして「楽しかったこと」なのか「嫌だったこと」なのかを、表情やその他の動きで皆さんに当ててもらいます。結構わかりやすかったみたいで、正解率は高かったです。

 その次にちょっとした応用として、石井裕之さんのネタをちょっと拝借。「髪の分け目」や「主な視線」でその人のタイプを見分けるワーク。一人の人に前に座ってもらい、私がその人に近づくのですが、その際、「右側」と「左側」の両方から近づきます。そして「どちら側から近づく方が違和感ないですか?」と聞くと、その方は「左側」と答えました。私は最初からわかっていました。なぜならその人の「髪の分け目」が左分けだったからです。つまり、人は無意識のうちに、おでこを見せている方に安心感を示すのです。視線もそちらに行きがち。

 タイプとしては「右わけ」の人は「他人・未来」を指向し、「左分け」の人は「自分・過去」を指向する傾向があります。なぜこうなるかと言えば、時間軸を見れば左が過去で右が未来だから。そこでハロプロの例を出して説明。この写真を見てください(この辺はセミナー資料の補足です)。
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 名前を一人一人紹介はしませんが、上段と下段はタイプが違います。見てもらえばわかる通り、上段は髪が「左分け」であるのに対し、下段は「右分け」です。言うなれば上段が「自分・過去」指向、下段が「他人・未来」指向です。ハロプロで言えば、上段は「ソロ」向き、下段は「ユニット」向きとなります。その辺りの詳細は以前にブログで書きましたので、そっちを参考までに。

 こう言う話になると、結構、質問が来るのですが、私が言いたいのはタイプ分けのことではありません。確かに傾向として言えるとしても、絶対的な基準になるものではありません。重要なのは「相手を理解する姿勢を持つ」こと。漠然と理解するのではなく、何か目印があれば、そこから入っていけるわけです。例えば髪が「右分け」か「左分け」かで、その人のことを単純に分別するのではなく、相手を理解するきっかけにして欲しいのです。例えば髪は「左分け」でも、正確的に「他人・未来」指向の人だってたくさんいるのです。そんなとき、「もしかして左利きですか?」なんて質問して、それが当たったりすれば、そこでもラポールを築けるわけです。でなくてもいいです。「この人はタイプ分けからすると例外だ」と思うだけで、その分、深く相手を理解することにつながるのですから。

 実を言うと、私はいわゆる「タイプ分け」があまり好きでありません。血液型に始まり、コーチングでも4つに分けたり、エニアグラムとかいろいろありますが、それらはあくまで「目安」にはなっても、それが相手を「判断」するものではないと考えています。それが「目安」として有効に機能するのは、相手を「理解」することにおいてのみ。例外もたくさんあり、その例外を理解するのも相手に対する理解です。タイプに分類して、相手の性格を「判断」する材料では決してないと考えています。そして「キャリブレーション」つまり相手を「理解」するための「観察」においては、時にはこのようなステレオタイプ的な判断方法も役立つことがある。ただそれだけなのです。

 で、セミナーの話の続きですが、キャリブレーションの次は「ペーシング」。つまり相手に合わせることで、親近感を持ってもらうこと。それがラポールにつながります。そのためのスキルとして「ミラーリング」「バックトラッキング」「ペーシング」などの説明をして、ペアでいくつかワークをしてもらいました。話を聞くだけでなく、実際にやってみるとさらに腑に落ちたようです。最後にこの絵を紹介します。島耕作から。
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 左は課長時代、右は部長時代。島耕作は文系なのもあり、完全に「人間関係」だけで出世したタイプです。では、島耕作はどのようにして人間関係を構築していったのか。理由はいろいろありますが、今回のテーマに即して言えば、次のような感じ。左はタイに出張した時に世話になった運転手のソーチャムとの食事。最初、ソーチャムは島耕作に敵意を持っていました。それは祖父が日本兵に殺されたから。しかし耕作は徐々にソーチャムの心をつかんでいき、最後はソーチャムから窮地を救ってもらいます。そのお礼として食事に誘ったのですが、場所は高級ホテルのレストラン。耕作に続いて入ろうとするソーチャムを門番は阻止します。耕作はその門番を叱って、ソーチャムを中に入れます。こんな場所で食べたことないソーチャムはスープを音を立ててすするのですが、耕作は黙ってそれを真似します。

 右側のは部長時代で、相手は万亀社長。ソーチャムとは逆に社会的地位は高いです。ポートワインしか飲んだことない万亀社長は、耕作がフランスから持ってきた高級ワインを一気飲みするのですが、耕作は驚きながらも一緒に一気飲み。これがまさしくペーシング。ソーチャムの例では、ひょっとしたら耕作までマナーの知らない人間と思われるところですが、そんなことよりも相手(ソーチャム)との「ラポール」が大切なのです。そしてワインの件でも、高級ワインを一気飲みするのは確かに正しくはありません。しかし、正しい正しくないよりも、彼は相手(万亀社長)との「ラポール」を優先するのです。だから出世できるのです。彼の「あり方」が出世につながるのです。

 そんな話で締めくくったのですが、2時間半があっという間だったようです。そう言ってもらえると快感です(笑)。そしてアフターは近くで飲み会。前回と同じ店ですが、私のことを覚えて下さっていました。ラポール取られちゃいましたんで、次回も空いていたらそこを使いましょう。そして終電まで一気に行きます。今日は酒飲み率が100%でした。次回は4月3日(金)の18:30開場・18:45開始です。開始時間を15分早めてセミナー時間を延ばします。テーマは「ラポールに始まりラポールに終わる(その2)」で、さらにパワフルなスキルをご紹介します。もとい、スキルでなく「あり方」でした。ありがとうございました。

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〇<福岡NLP>4月3日(金):第三回・ラポールに始まりラポールに終わる!(その2)


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by katamich | 2009-03-19 15:04 | ■セミナー・研修・講演
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