50TAの戦略(インドの牛乳屋さん) 2009.2.5

e-BOOK「宇宙となかよし~天命につながる幸せ法則~」(無料配信中)

 今年はちょっと早いのでしょうか。花粉の香りがしています。昨年は2月に「行」に入っていて、満行の日に大量の花粉に襲われたのを覚えています。満行は月末で。そうそう、3月に沖縄でセミナーすることになりました。なぜ3月かは、一時的に花粉から逃げるためもあります。そして今日、会場を確保したので、あとは飛行機のチケットを取ります。詳細は近々アナウンスしますが、日時は3月14日。テーマは「宇宙となかよし」で行こうと思っていますが、時間は10時から17時までの一日。いつも時間が足りなくなるので、今回はより深く、そしてきちんとワークもやりたいと思っています。
 
 ところで、今日も「50TA(フィフティーエー)」が頭から離れません。もしかして「はまった」状態なのかも。「50TA」ってのは、「ロンハー」で狩野英孝をどっきりで仕掛ける企画の中の、狩野のアーティスト名です。ウィキペディアから概要を紹介します。


テレビ朝日の放送50周年企画として、2009年2月3日に放送した「50年に1度のカン違い男SP」では、「50TA(フィフティーエー)」のアーティスト名[5]で狩野の歌をCD化するという大型のドッキリを仕掛けられた。しかし狩野は、企画自体がドッキリ番組である事を知らないままナルシストぶりを発揮。ネタばらしの舞台であるコンサートでは、前回のドッキリで生まれた「涙~アルバムVer~」や仕掛人達からの注文に応え自身が作詞・作曲をした「インドの牛乳屋さん」「Perfect Love」「GO TO HEAVEN」「50TAラップ~東京寄り道メロディー~」を1000人の観衆(全員が仕掛人)の前で熱唱。挙句「お笑いを捨てて音楽一本でやっていく」というビッグマウス発言で淳ら出演者を含めた全員を驚愕させた。ちなみに「狩野をこれ以上調子に乗らせない」ため、実際のCD化は当初からしないことになっていた(ただしロンドンハーツ公式モバイルサイトでライブ動画と着うたをダウンロード可能)。また、前回のマジックメール同様CDを出すというオファーが来たとき、「エッ」、「来たか↑」、「来ると思っていた」という言葉を発言している。


 そして昨日も言ったように、今、ネット上でお祭り騒ぎになっており、「50TA」のCD化を応援するサイトなんてのも出てきました。さらにモバイルのダウンロードが2日で10万を突破したとか。今ももちろん数字を伸ばしているところでしょう。とにかく私も、50TAの歌が頭から離れず、ちょっと困っています。そして思わずユーチューブを見てしまうのですが、誰かがアップしては朝日放送がそれを消すというイタチゴッコが繰り返されており、見てる途中から消えてしまうこともあります。それだけ反響が大きいということ。やっぱりテレビの力は凄いな~と思います。

 この企画はあくまでドッキリではあるのですが、正直言います。おそらく狩野は早い段階で騙されていることを気づいていた、いや、むしろ最初からすべてデキレースで企画されていたと思われます。そしてテレビ局サイドも、これだけの反響が出てくることは、最初から想定済みなんだと思います。でないと、いろいろと辻褄が合わないことがあります。例えば狩野が気づいている前提でなければ、大友康平との対談は、あのような形では済まされないでしょう。いくら狩野が勘違い野郎だとしても、大友康平を相手にあのような口のきき方はできないはず。アーティストとして、狩野とは雲泥の差どころか、比べることが不可能な段階にいるのが現実。

 大友から「世界狙えば」と言われて、すぐに「狙います」なんてのは、CDもライブもまだ何もしてない段階で、しかも大御所を前にして言えるはずがありませんし、大友から「才能分けてよ」と言われて、ふんぞり返って「分けられればですね」なんて台詞は、台本がなければ言えないでしょう。もともと狩野は舞台裏ではめちゃくちゃ謙虚な人柄だそうです。例えばウィキペディアに紹介されているエピソードから、


トーク番組などでネタを披露しない際も、いちいち自身はイケメンと強調して周りにつっこまれるといったキャラクターを演じている。『人生が変わる1分間の深イイ話』出演の際に室井佑月から「楽屋では礼儀正しい好青年だったのに」と素顔を暴露され「それは言わないで下さい」と苦笑していたことがある。


とあるように、狩野のキャラはあくまでテレビ用に作ったキャラであることは明白。昔、志村けんは楽屋では無口だと聞かされた時、ちょっとショックを受けましたが、そんなもんです。ナイナイの岡村も、普段は物静かな性格なのはよく知られています。カメラの前でないとテンションが上がらないのです。

 それから狩野の歌にしても、番組ではテーマを与えられて即興で作ったことになっていますが、あのようなあえて「笑える歌」をその場で作れるとは、ちょっと思えません。狩野がいくら才能があったとしても、事前の打ち合わせがあったことは普通に推測できます。また、2時間の番組で数か月も撮り続け、ステージやその他、莫大な費用をかけることも、その後の「利益」を見越してでないと、おそらくは予算が下りないでしょう。おそらくCD化もカラオケ化も実現し、今年の流行語にも選ばれ、狩野は紅白にも出るでしょう。

 民間の企業が、利益になる部分をあえて見捨てることは考えられません。50TAがCD化されれば、おそらく10万枚は売れるだろうし、特に「perfect love」などは、カラオケでぶっちぎりの一位になることは明白です。テレビ局にもスポンサーがいるわけだし、確実に利益が出るネタをみすみす逃すことは経済常識から言っても考えられません。そしておそらくは「反響がすごかったのでCD化した」と言って出すでしょうが、最初から出すつもりで企画を持ちこんだのです。

 つまりすべては「戦略」なのです。確かに個人レベルでは「偶然売れた」もあるでしょう。私が知る限りでは五日市剛さんの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」と、片山恭一さんの「世界の中心で、愛をさけぶ」なんかは典型です。五日市さんの場合は、本当に偶然であり、最初から戦略など一つもありませんでした。本人いわく、「こんなに広がるんだったら、最初からハンドルネームにしておけばよかった」、と。そして片山さんの場合は、彼は福岡在住で私の知り合いの知り合い、それも結構近しいところにいて知っているのですが、「セカチュー」は最初は違うタイトルだったそうです。そして本人も駄作だと思っていたところ、小学館の営業マンが売り込んで、たまたまヒットしただけ。柴咲コウの「泣きながら一気に読みました」の帯がさらに拍車をかけました。

 これらは確実に「偶然」の産物ではあるでしょうが、ヒット作のほとんどは「戦略」的に作り出されたものです。でないと、お金をかける理由にはなりません。今回の「50TA」の場合も、おそらくは「戦略」でしょう。今後は先ほど言ったように、ちょっと盛り上がりが冷め始めた段階で、CD化のニュースが告げられ、ブームは再発。そこから一気に売り込みの攻勢が始まります。そして今年の最後、紅白歌合戦に狩野は出ます。ただし、50TAかどうかは微妙なところ。なぜなら50TAの意味は「ゴートップアーティスト」ではなく、「50周年テレビ朝日」なので、NHKがその名前を受け入れるかどうか。でも話題性が勝って、そもそも民間企業ではないNHKは50TAを許可するのではと思います。

 このような覚めた見方をするのは、本当はいけないのかもしれません。騙されるならば、とことん騙されている方が幸せな場合もあるから。しかし、それであってもやっぱり「50TA」のCD化は私も期待したいところです。一つは単純に面白いから。もう一つは「戦略」から学びたいから。ランチェスター的に言えば、マスコミを使って空爆的にやるのは「強者の戦略」であり、私のような「弱者」が真似できるものではありません。しかし「弱者」であっても、何かのきっかけで急に逆転できることもあります。それはインターネットの力をうまく活用することです。

 最近、ある人から「悪魔の戦略」について話を聞きました。「悪魔の戦略」とは私が付けた名前ですが、実は私もそのような戦略をちょっとは思いついていながら、実行にはなかなか移せませんでした。なぜなら「怖い」から。勝負に出てうまく行けばいいのですが、ちょっとだけリスクがあります。しかし、私がうすうす考えていた戦略を、実際に実行していた人がいて、そして今はめちゃめちゃ売れている人がいます。現実に。それを聞くと、私もやってやろうかと思ったりするのですが、文字通り「悪魔」の手を借りることになるので、ちょっと躊躇するのも事実。ただし、これは法的にも倫理的にも何の問題もありません。そして誰一人にも迷惑はかかりません。天使ではなく「悪魔」のちょっと手を借りるだけ。言い換えると、「悪魔」と言うより、人間の心の「悪魔」の部分をうまく利用するのです。しかし、私はたぶんのこの戦略を採用することはないと思います。確実に売れることがわかっていても、やっぱり躊躇してしまうのです。やっぱり私は「天使」の力を借りたいと思うのです。

 その「戦略」については、ブログに書ける内容ではないので、ちょっと控えますが、これまた直接ならば教えることはできます。しかし、「売る」ためには、もしかしたら「天使」と「悪魔」のバランスが重要なのかもしれません。となると、私が言う「悪魔の戦略」をそのまま使わないまでも、何かしら戦略的に参考にする部分はあります。

 それはともかく、50TAの今後の展開が楽しみです。狩野英孝はこれで確実に「一発屋」から離脱することができたでしょう。狩野と小島よしおの最大の違いは、狩野のコンテンツがキャラそのものであるの対し、小島は一発ギャグというキャラ以外のものであること。正直、小島のキャラは全然笑えませんが、「そんなの関係ない!」というギャグだけは、真似しやすさとリズムの良さだけで、一時的に心をつかむことはできます。

 島田紳助が「紳竜の研究」の中で言っているのですが、B&Bの島田洋七の漫才は確かに面白いけど、大きな欠点がある、と。それはB&Bは洋七が面白いのではなく、ネタが面白いだけということ。芸人でも誰でも、ギャグやネタに頼っているうちは、まだまだ安全圏には入れませんが、その人のキャラが確立すれば、それが受け入れられている限り、そのまま安全圏に入れます。間寛平などは、一見、ギャグ先行型のように見えますが、それ以前に強烈なキャラがあるからこそ生き残っているのです。大昔にパイレーツという女2人組がいましたが、彼女らが面白いのではなく、「だっちゅーの」が流行っただけ。消えて当たり前なのです。

 その意味で、狩野英孝は「ラーメン、つけ麺、ぼくイケメン」や「すたっふ~」のギャグに頼るのではなく、完全にある種のキャラを確立したと思います。狩野のこれからが楽しみです。

一緒に狩野英孝を応援しましょう!!
 ↓   ↓

人気blogランキング

〇 2月14日(土)東京:望月マリア・バレンタインコンサートwithQ

〇 2月15日(日)東京:願望実現・目標達成トークライブ

○オフィシャルサイトはこちらです!メルマガ登録もできます!
ミクシィにも「マイミク限定日記」を書いてますので、読者の皆さんのマイミク、大歓迎です♪
by katamich | 2009-02-05 23:27 | ■時事問題 | Comments(0)